エレカシ、ライブ中“手拍子禁止”のキッカケ回顧 笑福亭鶴瓶「優しい」


【エレファントカシマシ/モデルプレス=6月17日】ロックバンド・エレファントカシマシ(以下:エレカシ)が、16日放送のTBS系トーク番組「A-Studio」(毎週金曜よる11時~)に出演した。

結成30周年を迎え、初の全都道府県ツアーを敢行中のエレカシ。「今またお客さんが、若くなってるでしょ?」とMCの笑福亭鶴瓶から質問されたボーカルの宮本浩次は、観客の年齢層の幅が広くなったと驚きを明かし、「鹿児島で思ったんですけど、多分80(歳)前後の人とかが踊ってくれててすごく良くって。ああ、長くやってるってこういうことなのかと…」とさまざまなお客さんが自分たちの音楽を愛してくれることに感動しきり。

また、ライブ中の手拍子を禁止にしたというエピソードに触れ、「アマチュアの時、幾つかのバンドが集まってコンサートを開いたんです。その時、他のバンドのファンが自分たちの演奏中に手拍子をしてくれてて『いや、いいよ!』って」と最初は申し訳なさから断ったことを明かし、「それが段々極端になって『手拍子しなくていいよ!』っていうふうになって…。それで、それをスタイルとしてやっていくふうになって」と説明。

その胸中を、「何ていうんだろうな…神経質なんですよね」と説明しようとした宮本に対し、鶴瓶が「いや、神経質とかじゃなくって人に対して優しいねん」と助け舟を出すと、宮本は「ものは言い様ですね、ありがとうございます。優しいって言われちゃうと恥ずかしくなっちゃうんですけど…」と照れていた。

◆40年ぶりに歌う「みんなのうた」

また、49枚目のシングル『風と共に』(7月26日発売)は、NHK「みんなのうた」(2017年6~7月)に起用されたが、宮本が『みんなのうた』で歌うのは2回目。40年前、NHK東京児童合唱団に所属していた宮本が、1人で歌った『はじめての僕デス』が、はじめての『みんなのうた』だったという。

スタジオで可愛らしいくも抜群の歌唱力だった当時の歌声が紹介されると、鶴瓶も「ええなぁこれ」と癒された様子。宮本は自身の歌声に照れくさそうに笑っていたが、「実はすごい、結構僕は嬉しいんですね」と興奮気味。「結構これ…!」と思いを説明しようとしたものの、うまく言葉にできなかったのか「もう、何がなんだか本当にわかんないですね」と自分にツッコミを入れていた。

◆ライブも披露

そして、「歌を丁寧に伝えていこうっていうふうにやってたら、ちゃんと丁寧に伝わってて」とコンサートに来てくれるお客さんたちへの感謝を語った宮本。

トーク後には、デビュー後契約を打ち切られてしまった時代に作ったという名曲『悲しみの果て』と『今宵の月のように』を披露した。(modelpress編集部)

情報:TBS

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