山崎賢人×広瀬アリスW主演「氷菓」小島藤子・岡山天音の出演発表 制服姿の4ショットも公開<コメント到着>


【小島藤子・岡山天音/モデルプレス=6月10日】俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)と女優の広瀬アリスがW主演を務める映画「氷菓」(2017年秋)に、小島藤子、岡山天音が出演することが分かった。合わせて新劇中スチールも公開された。

映画「氷菓」の新キャスト発表 (C)2017「氷菓」製作委員会
映画「氷菓」の新キャスト発表 (C)2017「氷菓」製作委員会

◆映画「氷菓」とは?

人気ミステリー作家・米澤穂信氏のデビュー作である青春学園ミステリー『氷菓』が原作。

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする主人公の高校一年生・折木奉太郎役に山崎、それに反して「わたし、気になります!」となると誰にも止められない好奇心のかたまりのようなヒロイン・千反田える役に広瀬。廃部寸前の古典部で出会った2人が、33年前に発行された古典部文集<氷菓>と、歴史ある学園祭に秘められた真実を解き明かすべく、その謎に挑んでいく。

(左から)山崎賢人、広瀬アリス、岡山天音、小島藤子 (C)2017「氷菓」製作委員会
(左から)山崎賢人、広瀬アリス、岡山天音、小島藤子 (C)2017「氷菓」製作委員会
◆小島藤子&岡山天音の役柄は?

今回出演が明かされた小島と岡山は、奉太郎・えると共に学園の謎に迫る古典部員役。

奉太郎の旧友で、自らを「データベース」と称すほどの知識量を誇るが、興味があるものにしか反応しないタイプの自由人・福部里志を岡山、童顔で可愛らしい容姿をしているが即死級の毒舌を有し、里志を追って古典部に入部した伊原摩耶花を小島が演じる。

(左から)小島藤子、岡山天音 (C)2017「氷菓」製作委員会
(左から)小島藤子、岡山天音 (C)2017「氷菓」製作委員会
◆キャスティング理由

2人のキャスティングについて、安里麻里監督は「小島さんは以前にも私の作品に出演して頂いたことがあるのですが、本当に素敵な役者さんで、また配役したいと願っていました。小島さんに演じていただいた摩耶花役はマンガを描くのが大好きなオタク少女で、実際の小島さんもかなりの映画マンガオタクだと思い(笑)、役にも合っているかと思います」、「以前から岡山さんのことはかなり気になっており、自分の作品に配役してみたいと思ってきたのですが、今回の『氷菓』の里志役にピッタリだと感じ、オファーすることができました」とそれぞれ紹介。

小林剛プロデューサーも「原作の摩耶花の持つ、恐ろしく毒舌で、でも圧倒的にかわいらしいという二律性と小悪魔的なところが小島さんにぴったりではないかと思いました」、「岡山さんは独特な佇まいを持っていて、データベースを信条とする一風変わった学生・里志をよりオリジナルに演じていただけるのではないかと、お願いをしました」と経緯を説明した。(modelpress編集部)

◆小島藤子コメント

― 本作のオファーを受けてのご感想。
小島:驚きと不安が大きかったです。なにより摩耶花を私がやって大丈夫かと思いましたが、安里監督含めスタッフの方々の『氷菓』への熱い思いを知りこの作品に参加できることを光栄に思いました。

― 原作「氷菓」について。
小島:青春ミステリーです。青春と付いているのでなんとなく読んでいると読み終わった後にどうしようもない気持ちになります。曖昧で焦れったくて少しだけ十代の自分を思い出して苦い気持ちになる。それなのに色々忘れてしまった時にまた読みたくなる不思議なお話です。

― 役作りについて。
小島:難しいことは考えず気持ちのままに。十代で小柄な摩耶花とは、年齢や見た目は私とは違う所ばかりですが、撮影中は「私が伊原摩耶花です」という感じで伊原摩耶花になりきり毎日演じました。

― 同年代のキャストが勢揃いしましたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?ご共演者について等含めおきかせください。
小島:心地よい緊張感でお芝居も自由にできました。折木、ちーちゃん、ふくちゃんはとてもお茶目で愉快な人達です。おかげですごく和やかな現場でした。

― 完成した本編をご覧になって。
小島:原作である小説の氷菓ではなく、映画として氷菓という物語がちゃんと生まれたんじゃないかなと感じました。映画で初めて氷菓を知る方々にはこれをきっかけに原作、アニメ、漫画の氷菓にも興味を持っていただければいいなと思います。

― 公開を待つファンの皆さんへメッセージをお願い致します。
小島:映画を観た時に氷菓を、摩耶花をさらに好きになってもらえるように愛を込めましたので、ご覧になっていただけると嬉しいです。

◆岡山天音コメント

― 本作のオファーを受けてのご感想。
岡山:学生服を着る機会が少なくなってきた中で、氷菓のような青春映画の出演が決まった事はとても嬉しかったですし、制服は最後かもしれないと思いました。そして、十代の頃からずっと一緒に居た賢人と親友役として共演できる事がとてもとても嬉しかったです。監督の安里さんとも以前オーディションでお会いした事があったので、とにかくご縁を感じ、これは自分にとって特別な作品になると思いました。

― 原作「氷菓」について。
岡山:元々気になっていた原作でしたが、出演が決まって読んで、結果、古典部シリーズのファンになってしまいました。
小さな世界で起きる大きな事件、そこに向き合う4人それぞれの対峙の仕方と関係性、古典部シリーズからしか垣間見られない世界観に夢中になって読み進めたのを覚えています。あと、里志が大好きになりました。

― 役作りについて。
岡山:原作も読んだ上で僕が里志に抱いた印象は、表面的にはいつも飄々とそこに居るように見えて、その奥に抱える葛藤と真剣味をもっているという二面性だったので、そこの意識を持ちつつ演じました。

― 同年代のキャストが勢揃いしましたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?ご共演者について等含めおきかせください。
岡山:仲が良すぎて現場ではしゃぎすぎてしまいました。その位、今回のメンバーは仲が良かったです。

― 完成した本編をご覧になって。
岡山:台本と原作を読んだ時から感じていた事ですが、この氷菓という作品はほかのミステリー作品とは少し違い、大きな事象そのものではなくその「隙間」を縫って進み、最後に一つの巨大な到達点に至る作品だと思います。観た人の虚を衝く一味違った作品になっていると思います。

― 公開を待つファンの皆さんへメッセージをお願いします。
ミステリー作品の一つではありますが、氷菓の世界でしか味わえない魅力の詰まった映画だと思います。日常の荒波にもまれ、息継ぎもしにくい誰かの孤独に寄り添えればと思います。

◆安里麻里監督コメント

― 小島のキャスティング経緯
小島さんは以前にも私の作品に出演して頂いたことがあるのですが、本当に素敵な役者さんで、また配役したいと願っていました。小島さんに演じていただいた摩耶花役はマンガを描くのが大好きなオタク少女で、実際の小島さんもかなりの映画マンガオタクだと思い(笑)、役にも合っているかと思います。小島さんはもともと『氷菓』の小説もアニメもファンだったようで、氷菓の独特な世界観を最初から掴んでおり、さすがだと感じました。

― 小島の印象
普段の彼女はとても愛らしい普通の女の子なんですが、芝居への入り込みが尋常じゃない。そのギャップが大好きです。大好きなものに夢中になる子供のようなところ、でも繊細でいろんなことに気がついていて気遣いをするところ、たまらなくかわいいです。

― 岡山のキャスティング経緯
以前から岡山さんのことはかなり気になっており、自分の作品に配役してみたいと思ってきたのですが、今回の『氷菓』の里志役にピッタリだと感じ、オファーすることができました。岡山さんに演じていただいた里志は山崎くん演じる主人公奉太郎に謎解きのヒントを与えるデータベース役で、飄々とした中にも知的さがある。岡山くんの醸し出す雰囲気がそれを実現させてくれました。

― 岡山の印象
すごく真面目な役者さんです。役作りについてどうあるべきか色んな方向を模索し、自分自身の演技プラン(特に所作)をたてて芝居に臨んでいました。山崎君とプライベートでも仲がいいようで、ふたりのツーカー感が作品に反映されていると思います。まるで中学生の男子のように仲のいいふたりで、現場のふたりを見るのが楽しかったです。

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