亀梨和也は「男らしくて逞しい」リリー・フランキーが絶賛 明大生に“野心”語る


【亀梨和也/モデルプレス=5月24日】KAT-TUNの亀梨和也が24日、明治大学駿河台キャンパスにて行われた映画『美しい星』(5月26日公開)の特別授業に、主演のリリー・フランキー、吉田大八監督とともにサプライズ登場した。

リリー・フランキー(C)モデルプレス
リリー・フランキー(C)モデルプレス
明治大学文学部文芸メディア専攻准教授・伊藤氏貴先生による後期授業として、三島由紀夫氏を題材に学ぶ学生たちの前に、スペシャルゲストとして登場した亀梨ら。どよめきが起こる中、亀梨は「僕は大学に行ってないので、大学の授業を受けたことがなくて…こんな感じなんですね。全員男子だと思ってたら、女の子もいるとさっき聞いて…緊張します(笑)」と挨拶した。

授業では、学生からの質問に答える一幕も。「この映画と今出ているドラマで、不器用だけど野心家という部分が似ていると感じたのですが、実際の亀梨さんも野心家なんですか?」とストレートな質問が飛ぶと、「芸能界に入って、最初は何100人の中で、1番前に立っている人を見て『あぁいう衣装を着たい』『マイクを持ちたい』と思ってお仕事をさせてもらっていて、それは今でも『こういう作品に出たい』『こういう監督とお仕事できたらいいな』という気持ちで変わらずに、どういう自分でありたいかを常に頭の中で考えている」と亀梨。

するとリリーは「亀梨くんは野心家というより、男らしい。野心っていうといやらしい気持ちがあるけど、逞しいです」と絶賛。“野心”という表現について「難しいですよね。がっついてるわけではないし、他人を蹴落としてまで…ということではない」と亀梨が思いを語ると、リリーは「亀梨くんのように実力のある人が持つ野心は当たり前。実力がない人が持つ野心は射幸心と言って、“まぐれ”を目指してる。だから僕は常に射幸心を目指してる、資産家のジジイがうずくまってないかなって下ばっかり見て歩いてる」と自身と比較して、笑わせた。

◆三島由紀夫氏のSF小説を映画化

吉田大八監督、リリー・フランキー(C)モデルプレス
吉田大八監督、リリー・フランキー(C)モデルプレス
今作は、三島氏の異色SF小説「美しい星」を現代設定に大胆脚色し、映画化。舞台を現代にアップデートし、ある日突然覚醒した宇宙人視点で、鋭く世界(いま)を切り取っている。亀梨はリリーの長男で、水星人に覚醒する一雄役として出演する。

今回の役づくりについて、亀梨は「監督に身を委ねたということが自分の中で大きい。(水星人に)覚醒した後は、目の動き、セリフのボリューム、発音など、監督の脳みそにある映像をしっかり体現することを意識した」と明かした。(modelpress編集部)



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