KinKi Kids「LOVE LOVE あいしてる」時代の裏話、吉田拓郎が明かす「間違いなくあった抵抗感が消えて行った」


【KinKi Kids・吉田拓郎/モデルプレス=5月17日】KinKi Kidsとシンガーソングライターの吉田拓郎がメーンMCを務め、1996年10月から2001年3月まで続いた伝説の音楽バラエティー番組『LOVE LOVE あいしてる』が、7月21日にスペシャル番組として16年ぶりに復活する。吉田は16日、自身のブログで復活に対する思いと、当時のKinKi Kidsとの思い出をつづった。

吉田拓郎 (C)モデルプレス
吉田拓郎 (C)モデルプレス
◆「番組は無茶」出演を断っていた過去

放送が開始された約20年前の収録現場について、「番組の本番収録が始まる30分前になると KinKi Kidsや僕の控え室の前の廊下が 毎回突然騒々しくなるのだ シノハラが『プリプリプリティ』を始めるから 一帯が笑い声や叫び声で騒然となる 僕は毎回その度に1人つぶやいていた『早く番組を降りるべきかも知れない』と(笑)」と冗談交じりに回顧した吉田。

当時まだ10代だったKinKi KidsとのMCとあり、番組開始前には「若すぎる2人と俺では無理がある、番組は無茶だよ」と出演を断っていたという。

そんな吉田にとって「大いなる賭け」だったそうだが、放送がスタートすると、「若者達が次第に僕の視界に素直に入って来るようになる 時間とともに、僕の中に間違いなくあった抵抗感が消えて行くのがわかった」と心境に変化。「KinKi Kidsの2人は『彼等でないとあり得ない』爽やかな情熱で番組に音楽に僕に接してきた 僕は2人の若者に心を開いた瞬間を覚えている そしてシノハラが大切な存在となる こうして番組は愛にあふれた稀少なものとなる」と吉田にとって特別な番組となっていったことを語った。

◆『懐かしさ』よりも『これだよね』

スペシャル番組の収録は14日に行われたそうで、「不思議なことに『懐かしさ』よりも『これだよね』的な気持ちが特番収録現場に共通の感情として広がる」と現場の空気を伝え、「久しぶりに当時と同じように作られたセットでKinKi Kidsと僕はきっと『嬉しかったんだ』そんな気がする1日だった」と感慨深くつづった。

◆「LOVE LOVE あいしてる」16年ぶり復活

KinKi Kidsが拓郎からギターを教わったり、番組のテーマ曲作りに挑戦したり、番組オリジナル・バンドを結成したりと、開始当初まだ10代だったKinKi Kidsの2人に多大なる影響を及ぼし、その音楽性を大きく飛躍させたと言われた、まさにKinKi Kidsの原点ともいうべき「LOVE LOVE あいしてる」。

今回の貴重な復活に際し、篠原のほか、坂崎幸之助(THE ALFEE)といった個性豊かな懐かしのレギュラー共演者も参戦する。

番組のオープニングは、番組を象徴するテーマソング「全部だきしめて」でスタート。サビの“全部だきしめて~”で、ゲストとして菅田将暉が登場する。トークでは、菅田が服の手作りにはまっていることや、父親の影響で拓郎の大ファンであることを告白。拓郎本人から楽曲の裏話などを聞き出す。(modelpress編集部)

情報:吉田拓郎、フジテレビ

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