青柳翔「たたら侍」引っ提げ、AKIRA・小林直己らとハリウッドへ 全米公開も決定


【青柳翔/モデルプレス=5月10日】EXILE HIROが初プロデュースを手掛け、劇団EXILEの青柳翔が主演を務める映画「たたら侍」(5月20日公開)のハリウッドプレミアが現地時間8日、米ハリウッドのエジプシャンシアターで行われ、青柳、AKIRA、小林直己、田畑智子、笹野高史、でんでん、甲本雅裕、音尾琢真、刀匠・吉原義人、EXILE HIRO、錦織良成監督の総勢11名が参加した。

青柳翔「たたら侍」引っ提げ、AKIRA・小林直己らとハリウッドへ 全米公開も決定(写真提供:LDH)
青柳翔「たたら侍」引っ提げ、AKIRA・小林直己らとハリウッドへ 全米公開も決定(写真提供:LDH)
同劇場は1922年に設立され、映画の街「ハリウッド」のなかでも最も古い歴史を持つ老舗劇場。ハリウッドで最初のプレミア上映およびレッドカーペットが開催され、マリリン・モンローやチャールズ・チャップリンなど往年の大スターも訪れた歴史的劇場として知られている。

これまで「たたら侍」は、第40回モントリオール世界映画祭の最優秀芸術賞をはじめ、世界各国で19個の賞を受賞するなど、海外から高い評価を得ている。この日も会場には、30媒体以上の現地メディアと、満員となる600名の観客が駆け付けた。

劇場(写真提供:LDH)
劇場(写真提供:LDH)
◆青柳翔・AKIRA・小林直己が喜び語る

今作の主演を務めた青柳は「日本公開を前に、このような素敵な場所で上映していただけて、嬉しいですし光栄です」と想いを語り、エグゼクティブ・プロデューサーのHIROも「ハリウッドの皆さんの前で、このたたら侍を公開できることを本当に嬉しく思っています。今作は時代劇ではありますが、現代の僕らの思いに通ずるものがあると思いますので、本当の強さとは何か、本物の強さとは何なのか、というのを感じていただけたら嬉しいです」と続いた。

(左から)錦織良成監督、小林直己、青柳翔、AKIRA、HIRO(写真提供:LDH)
(左から)錦織良成監督、小林直己、青柳翔、AKIRA、HIRO(写真提供:LDH)
上映前に行われた舞台挨拶ではAKIRAと小林が流暢な英語でスピーチ。所属するLDHのグローバル展開をきっかけに本格的に英語を学んだ小林が「侍とは何か。侍は仕事ではない。侍は戦士でもない。侍とは精神、武士道の精神です」と観衆にアピールすると絶賛の拍手を浴びた。

(左から)笹野高史、田畑智子、甲本雅裕、でんでん、音尾琢真(写真提供:LDH)
(左から)笹野高史、田畑智子、甲本雅裕、でんでん、音尾琢真(写真提供:LDH)
◆全米公開も決定

上映終了後には、スタンディングオベーションが起こり歓声と拍手が。観衆の反応に「エンディングのほうになるにつれてどきどきした」と明かしながらも「日本の文化だけじゃなく、錦織監督が作り出す世界観をすごく楽しんで、興味を持っていただいた感じがして、その一部になれてうれしい」と小林が喜びを語ると、AKIRAも「日本人持つ繊細さや、こまやかな部分を受け入れてくださって、みなさんなりに解釈していただいて、興味をもってくださって、本当にうれしいことですし、1つ海を越えて自分たちの作品が届いたということを肌で感じられた」と手応えを口にした。

またこの日、6月2日から全米9つの州での公開も発表。HIROは「新しい僕らのエンターテインメントの道が開けたと言うか、これからがスタートで、いまスタートラインに立てたと思うので、もちろん活動の拠点は日本になりますが、このたたら侍をきっかけに、今後どんどん色んなことにも挑戦していきたい」と意気込みながらも「変に力まず、作品重視でテーマをしっかりと伝えていけるように形にしてけたら幸せだと思います」と今後を見据えた。

イベントの様子(写真提供:LDH)
イベントの様子(写真提供:LDH)
◆映画「たたら侍」

今作は、戦国時代中世の奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた青柳演じる青年・伍介が、葛藤や挫折を通して真の「侍」へと成長していく姿を描いた本格時代劇。この日発表されたアメリカのほか、5月19日から台湾での公開も決定している。(modelpress編集部)

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