浅田真央、涙と笑顔の引退会見「新たな目標を見つけたい」


【浅田真央/モデルプレス=4月12日】女子フィギュアスケートで世界選手権を3度制し、2010年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した浅田真央(26)が10日、現役引退を発表。12日、都内にて会見を行った。

会見した浅田真央(C)モデルプレス
会見した浅田真央(C)モデルプレス
全ての質疑応答を終えると「皆さん今日は本当にどうもありがとうございました」と浅田から最後の挨拶が始まった。

カメラに背を向け涙を拭う浅田真央(C)モデルプレス
カメラに背を向け涙を拭う浅田真央(C)モデルプレス
「(引退を)発表してから、この2日間あたたかい言葉をいただいて、私も本当に晴れやかな気持ちでむかえることができました。えー…」と無数のフラッシュを浴びながら言葉をつまらせ、にっこり微笑んでカメラに背を向け涙を拭った。前に向き直り、「スケート人生で経験したことを忘れずに、これから新たな目標を見つけて、笑顔で…前に進んでいきたいと思っています!皆さん応援どうもありがとうございました」と深々と頭を下げた。

会見は大勢の報道陣が詰めかけ、受付時間が30分ほど前倒しになる異例の対応でスタート。約430名の報道陣が参加した。

◆浅田真央「私のフィギュアスケート人生に悔いはありません」

浅田真央(C)モデルプレス
浅田真央(C)モデルプレス

浅田は10日、自身のブログにて現役引退を発表。2014年のソチ五輪では6位となり、1年の休養を経て昨シーズンに復帰したが、結果はふるわず。

浅田真央(2014年ソチ五輪フリースケーティングより)/写真:Getty Images
浅田真央(2014年ソチ五輪フリースケーティングより)/写真:Getty Images
「このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。これは、自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の1つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています」とつづり、「皆様、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました」とファンへの感謝を語っている。(modelpress編集部)

情報:浅田真央オフィシャルサイト

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