2017年春ドラマ、何を観る?<あらすじ&見どころまとめ>


【ドラマ/モデルプレス】4月に突入し、2017年春クールのドラマもスタート。今回は、モデルプレスが注目するドラマの見どころを一挙紹介。

2017年春ドラマに出演する(左から)波瑠、綾野剛、武井咲、桐谷美玲(C)モデルプレス
2017年春ドラマに出演する(左から)波瑠、綾野剛、武井咲、桐谷美玲(C)モデルプレス

■月曜日

◆「貴族探偵」

(左から)井川遥、生瀬勝久、武井咲、松重豊、中山美穂、滝藤賢一/新月9ドラマ「貴族探偵」会見より(C)モデルプレス
(左から)井川遥、生瀬勝久、武井咲、松重豊、中山美穂、滝藤賢一/新月9ドラマ「貴族探偵」会見より(C)モデルプレス
放送日:4月17日スタート/毎週月曜よる9時(フジテレビ系)
出演者:相葉雅紀(嵐)、武井咲、生瀬勝久、仲間由紀恵ほか

1987年4月よりスタートした枠として30周年を迎える記念すべき“月9”の主演は、嵐の相葉雅紀。今作は、麻耶雄嵩氏による本格推理小説「貴族探偵」と続編の「貴族探偵対女探偵」(いずれも集英社文庫刊)が原作。相葉演じる主人公は探偵を趣味としている貴族で、年齢、家族、学歴、住所、本名までも不明。さらには、まさか一切の推理を「雑事」と言い放ち、召使いに任せながら優雅に謎を解くという、探偵という存在の既成概念を打ち砕く前代未聞のミステリーとなっている。

<あらすじ>
そこは、とある探偵事務所。スマ-トフォンの秘書アプリに天気模様などを聞きながら、高徳愛香(武井咲)がいそいそと動き回っている。そんな愛香を尻目に、朝っぱらからワイングラスを傾けているのは喜多見切子(井川遥)。愛香が師匠と仰ぐ女探偵だ。駆け出しの新米探偵である愛香は、クライアントで日本有数の財閥令嬢・玉村依子(木南晴夏)からパーティーに招かれており、その準備に慌ただしい。鞄に白手袋や証拠袋など、愛用の探偵道具を詰める愛香。「パーティーにそんなの要らなくない?」と茶々を入れる切子に「持って行かないと落ち着かないので」と振り返った愛香の前には、もう切子の幻影は消えていた―。

■火曜日

◆「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」

(左から)野間口徹、田中哲司、小栗旬、西島秀俊、新木優子、長塚京三(C)/「CRISIS」制作発表会見よりモデルプレス
(左から)野間口徹、田中哲司、小栗旬、西島秀俊、新木優子、長塚京三(C)/「CRISIS」制作発表会見よりモデルプレス
放送日:4月11日スタート/毎週火曜よる9時(フジテレビ・関西テレビ系)
出演者:小栗旬、西島秀俊、田中哲司、長塚京三ほか

今作は、直木賞作家・金城一紀氏が手掛ける骨太なアクションエンターテインメント。家を揺るがす規格外の事件に立ち向かう、規格外の男たちの活躍を描く。5年前から構想を練ってきた作品で、主演の小栗旬にとって2014年10月期の「信長協奏曲」以来2年半ぶりのテレビドラマ主演作となる。

<あらすじ>
稲見朗(小栗旬)や田丸三郎(西島秀俊)が所属する公安機動捜査隊特捜班は、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊。常識では計れない事件に脅かされる現代で、高度な政治的案件を扱うとともに、時には国家の「汚れ仕事」もこなす組織。国家転覆をたくらむテロリストや新興宗教団体、軍事スパイ、麻薬密売組織、そして本来国民を守るべき政治家たちも時として彼らの敵に…。うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に、規格外の男たちが立ち向かっていく。

◆「あなたのことはそれほど」

「あなたのことはそれほど」に出演する(左から)鈴木伸之、波瑠、東出昌大、仲里依紗(画像提供:TBS)
「あなたのことはそれほど」に出演する(左から)鈴木伸之、波瑠、東出昌大、仲里依紗(画像提供:TBS)
放送日:4月18日スタート/毎週火曜よる10時(TBS系)
出演者:波瑠、東出昌大、仲里依紗、鈴木伸之ほか

漫画家・いくえみ綾氏の人気コミック「あなたのことはそれほど」(祥伝社 「FEEL YOUNG」連載中)を、女優の波瑠主演で実写化。2組の夫婦のマリッジライフと四者四様に揺れる恋愛模様を、予測不能な展開で繰り広げていく今作。“2番目に好きな人”と結婚した主人公・渡辺美都(波瑠)が、ずっと想い続けていた中学時代の同級生と偶然再会したことからすべてが始まる、大人のいびつなラブストーリーとなっている。

<あらすじ>
眼科クリニックで医療事務として働く美都(波瑠)は、患者として来ていた涼太(東出昌大)に交際を申し込まれる。涼太は穏やかで優しい人。食事の趣味も合い、なにより美都を一番に考えてくれる。これまで付き合ってきた明るく面白いいわゆるモテ系男子とは全く違うが、結婚相手≒生活をともにする人としては申し分ない。条件もいい。でも、一番好きなのは…美都の脳裏に中学の頃好きだった有島光軌(鈴木伸之)が蘇る。

■水曜日

◆「母になる」

放送日:4月12日スタート/毎週水曜よる10時(日本テレビ系)
出演者:沢尻エリカ、藤木直人、板谷由夏、小池栄子ほか

今作は、誘拐事件に直面した家族を通して、沢尻エリカ・小池栄子・板谷由夏の3人が演じる女性たちが傷つきながらも「母になる」までの物語。3歳の春に誘拐されてた息子が、9年の月日を経て姿を現した時、空白の時間を埋められるのか、1度壊れた家族をもう1度取り戻せるのか、母親になるとは、家族になるとはどういうことなのか…「母になる…ってどういうこと?」をテーマに描かれる。

<あらすじ>

柏崎結衣(沢尻エリカ)は、北海道から19歳で上京。息子が3歳の春、誘拐され9年が経った。今は、後夫と別れ、1人でひっそりと暮らしている。そんなある日、13歳になった息子が現れた。空白の9年間を埋められるのだろうか?一度壊れた家族をもう一度取り戻せるのだろうか?母親になるとは?家族になるとはどういうことなのか…?

■木曜日

◆「緊急取調室」

(左から)でんでん、大杉漣、小日向文世、天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二/「緊急取調室」会見より(C)モデルプレス
(左から)でんでん、大杉漣、小日向文世、天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二/「緊急取調室」会見より(C)モデルプレス
放送日:4月20日スタート/毎週木曜よる9時(テレビ朝日系)
出演者:天海祐希、田中哲司、速水もこみち、小日向文世ほか

2014年1~3月に連続ドラマとして第1弾が放送された「緊急取調室」の第2シーズン。天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を展開される。

<あらすじ>
宅配便の配達車の中から、28歳の配達員・小牧修介(石田卓也)の遺体が見つかった。死因は薬物による中毒死。だが、遺体には奇妙な点があった。どういうわけか小牧は運転席で、必要ないはずの傘を差したまま死んでいたのだ! そんな中、地味で年老いた天涯孤独の未亡人・白河民子(三田佳子)が自首してくる。ところが困ったことに、民子は数時間と経たないうちに、自首した記憶さえ曖昧な状態に…。しかも畳みかけるように、事件の謎を深める要素が浮上。事件は重要案件に指定され、真壁有希子(天海祐希)ら緊急事案対応取調班(通称・キントリ)が取り調べを担当することになる。

◆「人は見た目が100パーセント」

(左から)水川あさみ、桐谷美玲、ブルゾンちえみ/「人は見た目が100パーセント」会見より(C)モデルプレス
(左から)水川あさみ、桐谷美玲、ブルゾンちえみ/「人は見た目が100パーセント」会見より(C)モデルプレス
放送日:4月13日スタート/毎週木曜よる10時(フジテレビ系)
出演者:桐谷美玲、水川あさみ、ブルゾンちえみ、成田凌ほか

現代女性のリアルな心情を描いてきた大久保ヒロミ氏が手がける同名コミックをドラマ化する今作。製紙会社の真面目で見た目はさえない研究員、桐谷美玲演じる城之内純と水川あさみ演じる前田満子、ブルゾンちえみ演じる佐藤聖良の「女子力ゼロの理系女子(リケジョ)」3人が、あることをきっかけに「女子力」を磨くべく、メーク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めるというストーリー。キャリアウーマンネタでブレイク中のブルゾンが、女優デビューを果たすことでも話題を集めている。

<あらすじ>
城之内純は、製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない研究員。研究に没頭するあまり、「女子力」や「美」に背を向け生きてきたため、おしゃれ偏差値が最底辺になってしまっていた理系女子。しかし、仕事の都合から、自分は「女子」ではなく「女子モドキ」なのかもしれないということに気がつく。そして、研究室の同僚女子、前田満子と佐藤聖良と流行のメーク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めることになり…。

■金曜日

◆「リバース」

(左から)藤原竜也、戸田恵梨香/「リバース」トークショーより(C)モデルプレス
(左から)藤原竜也、戸田恵梨香/「リバース」トークショーより(C)モデルプレス
放送日:4月14日スタート/毎週金曜よる10時(TBS系)
出演者:藤原竜也、戸田恵梨香、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、市原隼人ほか

原作は今年デビュー10周年を迎え、数々の賞に輝いた人気ベストセラー作家・湊かなえ氏の同名小説。彼女の作品は女性が主人公の物語が多いが、本作では男性が主人公。“イヤミス(=読んで嫌な気分になるミステリー)の女王”が描く友情、贖罪、美しき愛の物語で、ミステリーとともにそれぞれの人間模様が描かれている。

<あらすじ>
深瀬和久(藤原竜也)、32歳。有名大学を卒業しながらも地味で、つまらない程、普通の人生を送ってきた。そんなある日、恋人・越智美穂子(戸田恵梨香)のもとに「深瀬和久は人殺しだ」という告発文が届く。そのとき、深瀬は心の奥底にずっと封印していた親友・広沢由樹(小池徹平)の死と向き合うときが来たと直感するのだった。10年前の冬、大学のゼミ仲間・谷原康生(市原隼人)、浅見康介(玉森裕太)、村井隆明(三浦貴大)と、村井の妹・明日香(門脇麦)で行ったスノボ旅行中に不審な事故死を遂げた広沢。しかし、この事故には隠された大きな“秘密”があった。

■土曜日

◆「ボク、運命の人です。」

放送日:4月15日スタート/毎週土曜よる10時(日本テレビ系)
出演者:亀梨和也(KAT-TUN)、木村文乃、菜々緒、山下智久ほか

主演・亀梨和也、ヒロイン・木村文乃、共演・山下智久でお送りするラブコメディー。頑なに運命を信じる主人公・正木誠(亀梨)、それを頑なに拒否する湖月晴子(木村)の2人が、「自称・神」と名乗る謎の男(山下)から、「あなたたちは絶対に恋をしなければならない『運命の二人』だと」と言われたことで始まる「運命」の物語を描き出す。

<あらすじ>
この4月、都内の会社に異動してくることとなった正木誠(亀梨和也)。彼は女運がなく、なぜか付き合う女性たちには大きな難があり、挙句に別れを告げられるような恋愛を重ねていた。そんなある日、誠の目の前に自らを“神”と名乗る謎の男(山下智久)が現れる。彼は突然、誠が“運命の人”と信じる現在交際中の女性について「残念ながら君は騙されている」と言い放ち…?

■日曜日

◆「小さな巨人」

(左から)芳根京子、安田顕、長谷川博己、岡田将生、春風亭昇太、香川照之/「小さな巨人」会見より(C)モデルプレス
(左から)芳根京子、安田顕、長谷川博己、岡田将生、春風亭昇太、香川照之/「小さな巨人」会見より(C)モデルプレス
放送日:4月16日スタート/毎週日曜よる9時(TBS系)
出演者:長谷川博己、岡田将生、芳根京子、香川照之ほか

今作は、謎解きを重視した本来の警察ドラマとは一線を画した“今までにないドラマ”。警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いという“リアルな警察の姿”そして“人”を描く。昨年、主演映画「シン・ゴジラ」が興行収入80億円を突破し、「第40回日本アカデミー賞」で優秀主演男優賞に選出された長谷川博己が、日曜劇場の主演を初めてつとめる。

<あらすじ>
警視庁捜査一課強行班1係長の香坂(長谷川博己)は、今年三度目の捜査本部事件を解決する活躍をみせていた。その祝勝会と称して、前捜査一課長で今は所轄の署長をしている三笠(春風亭昇太)と料亭で会食していると、どこで聞きつけたのか現捜査一課長・小野田(香川照之)が現れる。会食を終えた香坂は、料亭の前で中小企業の社長・中田隆一の飲酒運転を疑い取り調べた際、偶然、隆一の車を傷付けてしまう。すると翌朝、大手ニュースサイト・ゴーンバンクの見出しに“飲酒状態の刑事、車を破損”と記事が掲載され…。

◆「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」に出演する(左から)高嶋政宏、観月ありさ、上川隆也、新川優愛(画像提供:フジテレビ)
「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」に出演する(左から)高嶋政宏、観月ありさ、上川隆也、新川優愛(画像提供:フジテレビ)
放送日:4月23日スタート/毎週日曜よる9時(フジテレビ系)
出演者:観月ありさ、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、高嶋政宏(※「高」は正式には「はしごだか」)、新川優愛ほか

今作は、2012年に小説投稿サイトに掲載された同名WEB小説が原作。骨好きの“変人”九条櫻子が、目の前の死体や事件現場をくまなく観察分析し、真実を1つひとつあぶり出していく謎解きエンターテインメント。主演の観月ありさにとって、26年連続で連続ドラマ主演、ならびに連ドラ主演30作品目となる。

<あらすじ>
九条櫻子(観月ありさ)は、日本に数名しかいない骨格標本を組み立てるプロの「標本士」。博物館や研究・教育機関からの依頼を受け、日々動物の骨格標本の組み立てを行っている。そんな櫻子が家政婦のばあやと暮らす邸宅を、博物館の技術補佐員・館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)が訪れる。館長に命じられるままにやってきた正太郎は、ずんどう鍋をかき混ぜる初対面の櫻子にあいさつするが、スルーされてしまい…。

◆「フランケンシュタインの恋」

放送日:4月23日スタート/毎週日曜よる10時30分
出演者:綾野剛、二階堂ふみ、柳楽優弥、川栄李奈ほか

誰もが知るフランシュタインの物語を、現代の日本を舞台に置き換えオリジナルラブストーリーとしてドラマ化。ドラマでは、100年前に起きたある事件をきっかけに生み出された“怪物”が、ある出来事をきかっけに人間と出会い恋に落ちていくが、人間とは触れ合うことができないという秘密があり葛藤する姿が描かれる。主演の綾野剛は、年齢100歳で永遠の命をもつ“怪物”を演じる。

<あらすじ>
怪物として生を受けた男(綾野剛)。 その体は、ある秘密を抱えた、危険な肉体。怪物は、人間とは一緒に生きてはゆけないと、姿を消した。それから約100年後。2017年の日本。怪物は、森の奥でひっそりと、静かに息をひそめ孤独に生きていた。無理なことを分かっていながら、「人間」として暮らせる日を夢見ながら。そんなある日、若い女性・津軽さん(二階堂ふみ)と出会い…?

(modelpress編集部)

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