TDL新エリア大規模投資でチケット値上げの可能性は?オリエンタルランド社長が回答


【ディズニー/モデルプレス=4月5日】株式会社オリエンタルランドは5日、東京ディズニーリゾートエリア内にて「東京ディズニーランド大規模開発エリア」起工式を行った。

(左から)ミニーマウス、ビル・アーネスト氏、加賀見俊夫氏、上西京一郎氏、ミッキーマウス/起工式より(C)モデルプレス(C)Disney
(左から)ミニーマウス、ビル・アーネスト氏、加賀見俊夫氏、上西京一郎氏、ミッキーマウス/起工式より(C)モデルプレス(C)Disney
◆チケット値上げの可能性は?

起工式後にはマスコミ向けに囲み取材が行われ、オリエンタルランド代表取締役社長兼COOの上西京一郎氏が登壇。

『ベイマックス』をテーマにしたアトラクション※イメージ(C)Disney
『ベイマックス』をテーマにしたアトラクション※イメージ(C)Disney
開発エリアには、「『ベイマックス』をテーマにした新アトラクション(名称未定)」のほか、「美女と野獣エリア(仮称)」、「ライブエンターテイメントシアター(名称未定)」、「ミニーマウスの新キャラクターグリーティング施設」などを導入し、投資額は2パーク開園以来最大規模の750億円レベル、総面積約4万7千平方メートル(約4.7ヘクタール)という大規模投資となるが、それに伴い「チケット価格の値上げを考えているのか?」と質問を受けると、「現在何も決定しておりません」と回答。

上西京一郎氏(C)モデルプレス
上西京一郎氏(C)モデルプレス
今後、値上げのタイミングや可能性については、「今まで通り、パークの価値が上がったと、私共が確信を持てること、ゲストの方々がチケットの価格を受け入れていただけるかどうか調査など、そういうものをしっかりと勘案しながら、チケット価格につきましては、決定をしてまいりたいと思います」と言及した。

◆来場者数4年連続3000万人超え

また、3日に東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの2016年度入園者数が3000万人と前年比0.6%減、2年連続減少傾向にあったことを発表したが、その点に関しては「前年に比べると少し少なかったというのは事実でございますが、4年連続3000万人を超えるゲストの方々に来ていただいているということにつきましては、大変ありがたいことだと思っております」とコメント。

「10年間をかけて、満足度をもった3000万人を超える方々を迎えることを目標にしておりました。現在、3000万人を超える方々に来ていただいてるということで、今回のプロジェクト(=新エリア開発)をしっかり完成させることで、その満足度を固めることができると思っております」と新エリアオープンの影響を踏まえつつも、「何人を目標にするという所は、現時点でお話をすることは避けさせていただきたいと思います」と具体的な数字は明言しなかった。

◆ミッキー&ミニーも駆けつける

(左から)ビル・アーネスト氏、ミニーマウス、金花芳則氏、山内隆司氏、ミッキーマウス、加賀見俊夫氏、上西京一郎氏/起工式より(C)モデルプレス
(左から)ビル・アーネスト氏、ミニーマウス、金花芳則氏、山内隆司氏、ミッキーマウス、加賀見俊夫氏、上西京一郎氏/起工式より(C)モデルプレス
このほか起工式には、ウォルト・ディズニー・パークス・アンド・リゾーツ・アジアのビル・アーネスト氏、オリエンタルランド代表取締役会長兼CEOの加賀見俊夫氏、東京ディズニーリゾート・アンバサダーに福本望さん、大成建設株式会社・代表取締役会長の山内隆司氏、川崎重工業株式会社・代表取締役会長の金花芳則氏が登壇し、ミッキーマウスとミニーマウスも参加。

初公開となる「美女と野獣エリア(仮称)」のレストラン※イメージ(C)Disney
初公開となる「美女と野獣エリア(仮称)」のレストラン※イメージ(C)Disney
初公開となるポップコーンの専門ショップの内観※イメージ(C)Disney
初公開となるポップコーンの専門ショップの内観※イメージ(C)Disney
さらに、起工式の開催に伴い、今回新たに「美女と野獣エリア(仮称)」の街並み、ショップの内観、レストランの内観、「『ベイマックス』をテーマにした新アトラクション(名称未定)」の横に建設予定の東京ディズニーリゾート初のポップコーン専門店の外観と内観のイメージ画も公開された。

なお、新エリアのオープンは2020年春を予定。(modelpress編集部)

※各名称はプレス資料参考。今後変更または正式名称が決定する可能性あり。

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