山本舞香、瑛太と“14歳差”夫婦に 自身初の挑戦に意気込み


【モデルプレス】今季の「JR SKI SKI」のイメージガールとしても話題の女優・山本舞香が、俳優の阿部サダヲが主演を務める映画「殿、利息でござる!」(2016年5月14日公開)で時代劇映画に初挑戦。俳優の瑛太と“14歳差”の夫婦を演じることが明らかになり、7日、劇中カットが公開された。

山本舞香、瑛太と“14歳差”夫婦に 自身初の挑戦に意気込み(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
山本舞香、瑛太と“14歳差”夫婦に 自身初の挑戦に意気込み(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
◆注目の作家と監督がタッグ

同作は2010年に映画化されたベストセラー「武士の家計簿」などの著作で知られ“平成の司馬遼太郎”との呼び声も高い磯田道史氏の近著「無私の日本人」(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を、「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」「残穢」など、今最も注目を集める中村義洋監督が映画化。

今から250年前の江戸中期、仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、一世一代の“金貸し”事業で疲弊する宿場町を救った実在の町人たちの物語を描く。

◆瑛太と14歳差夫婦に

山本舞香(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
山本舞香(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
山本が演じるのは、瑛太演じる町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治(すがわらや・とくへいじ)の新妻・なつ。「町一番の“自称”キレ者」として宿場町の救済に励もうとする14歳年上の夫を叱咤激励し、しっかりと支える若妻という役どころだ。

山本は「こんなに緊張感のある現場は初めてで、今回とても貴重な経験をさせて頂きました」と撮影を回顧。「今回なつを演じるにあたっては、衣装合わせの時に中村監督から『篤平治となつは、実際に同じお墓に入るくらい仲がよかったんだよ』と聞きました。夫婦で同じお墓にはいるということが、当時は珍しかったと聞いて驚きましたが、すごく仲がよかった夫婦と伝わるように心がけて演じました」と語っている。

◆「とんでもなくかわいい奥さん」を体現 キャスティングの理由

山本舞香(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
山本舞香(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
中村監督は「舞香ちゃんの演じた『なつ』の役も実在の記録に散見できて、お墓も残っています。瑛太くん演じる茶師・菅原屋篤平治の年の離れた奥様で、どうやら気が強く、頭脳明晰な篤平治も頭が上がらなかったらしい。きっと、とんでもなくかわいい奥さんなんだろうな、と思って舞香ちゃんをキャスティングしました」と起用の理由を説明。

「現場では、あまりにかわいいもんですから『オッケー!』の代わりに『うん! かわいい!』を連発してたら旦那役の瑛太に変な目で見られて困りました」とジョーク交じりに明かしつつ、「しかし、いい女優さんというのはかわいいだけじゃ勿論ダメなわけで、舞香ちゃんの魅力といえば、周りを飲み込むパワーを持つ明るさでしょうか。これはもう、本人も気づいてない『パワー』としか言いようのないものです。とにかく、いろんな意味で、強い。ちなみに空手が黒帯だそうで、試しに手のひらに正拳突きをお願いしたら、肘が2、3日おかしくなりました」と山本の将来性を絶賛している。(modelpress編集部)

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