舞台版「ドラえもん」の再現度がすごい “のび太”小越勇輝&“しずかちゃん”乃木坂46樋口日奈ら意気込み<劇中シーン公開>


【小越勇輝・樋口日奈/モデルプレス=3月26日】26日より、舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星(プラネット)』(3月26日~4月2日、サンシャイン劇場)が東京・サンシャイン劇場にて上演開始する。本公演に先駆けてプレスコール及び囲み取材が行われ、ドラえもん、のび太役の小越勇輝、しずかちゃん役の樋口日奈(乃木坂46)、ジャイアン役の皇希、スネ夫役の陳内将、チッポ役の佃井皆美、脚本・演出の鴻上尚史氏が出席した。

樋口日奈、小越勇輝 (C)モデルプレス
樋口日奈、小越勇輝 (C)モデルプレス
◆舞台版ドラえもん

本公演は、「こんなときに、隣にドラえもんがいてくれたらな」と心の底で、未来から来たドラえもんに合ってみたい!」とひそかに願ったり、「もし、目の前にドラえもんが現れたら?」という祈りを心に秘めた世界中の子供たち、そしてドラえもんに出会えないまま大人になってしまった元・子供たちに向けて、ひとときの夢を提供したいという思いから企画され、2008年に舞台化。

原作は、『大長編ドラえもん のび太とアニマル惑星(プラネット)』(1989年 月刊コロコロコミック掲載)。ドラえもん大長編シリーズのなかでも、環境問題をクローズアップするなど、メッセージ性の強いストーリー、そして登場人物が動物に変身するなど身体的な面白さを演劇的に追求できる可能性を秘めた作品で、初演と同じく脚本・演出を務める鴻上氏による演劇ならではの表現・新演出にも注目だ。

◆キャラクターを完全再現!

舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星(プラネット)』 (C)モデルプレス
舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星(プラネット)』 (C)モデルプレス
プレスコールでは、冒頭ののび太が夢の中で逢ったという喋る動物たちについて話すシーンと1幕目の終盤、アニマル惑星にて探検に行きたくないとしぶるジャイアンを見て、ドラえもんが探検セットを紹介するシーンなどを上演。

テレビアニメのオープニングテーマとしても知られる『夢をかなえてドラえもん』と再演からの新曲となる『これで安心!探検セット』の2曲を披露した。

樋口日奈 (C)モデルプレス
樋口日奈 (C)モデルプレス
役衣装を身につけた姿を公開するのはこれが初。1シーン目ではランドセルを背負い、原作から飛び出してきたかのようにキャラクターになりきり、2シーン目ではそれぞれ動物の耳をつけアニマル惑星の世界観に入り込んだ。

◆本番直前の心境は

小越勇輝 (C)モデルプレス
小越勇輝 (C)モデルプレス
本番を控え、小越は「照明や音響などいろんなものに助けられて作品がさらに濃くなったと感じているので、この作品がどう受け入れてもらえるか楽しみ。今日から始まりまして27公演。1公演1公演、満足せずに何か求め続けながらお客さんと一緒に成長していきたい」と、樋口は「ドキドキしか無いので皆さんにも一緒にドラえもんの世界を楽しんで頂けたら」とそれぞれコメント。

皇希は「小さい頃からジャイアンのようないじめっ子ではなかったのでやらせて抱けるのがすごい嬉しくて。衣装着て一番テンション上がっているのはぼくたち」と声を弾ませると、「精一杯のび太をいじめたい」と続け、笑いを誘った。

◆スネ夫の髪型はどうなった?

稽古場公開の際にスネ夫の特徴的な“髪型”について「髪型はどうなるのか問題がある」と話していた陳内は「これが舞台版スネ夫です!!」と前後左右にヘアスタイルを報道陣に見せ、「素晴らしい髪型を作ってくださった」とビジュアルの仕上がりに自信たっぷりに、「後は僕たちが全力で出し切るだけ」と意気込み。

アニマル惑星の犬の少年・チッポを演じる佃井は「惑星のみんながすごいんですよ!本当に沢山の動物が出てくるのでその見た目だけでも楽しんで頂けると思います」と笑顔で話した。

◆キャスト陣の役作りを絶賛

舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星(プラネット)』 (C)モデルプレス
舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星(プラネット)』 (C)モデルプレス
約9年ぶりの再演に「キャストが若くフレッシュになりました」と紹介した鴻上氏は、「若いですがそれぞれベテランなので真面目に取り組むし、すごい役作りをしてくれている」とキャスト陣を評価。「ドラえもんを舞台にするって軽いものかなって思われたりするんですけどドラマとして真面目に取り組んでいるので早くお客さんにみせたい」と心境を吐露。

樋口はストーリーについて「子どもがみても大人がみても今の社会に大事なメッセージが込められていると思う。タケコプターとかのシーンも好きなので舞台で道具をどうやって表しているかにも注目して欲しい」とアピールした。(modelpress編集部)

■舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星』
舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星(プラネット)』(c)Fujiko-Pro
舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星(プラネット)』(c)Fujiko-Pro
原作:藤子・F・不二雄
脚本・演出:鴻上尚史
作詞・音楽プロデュース:森雪之丞
出演:小越勇輝、樋口日奈、皇希、陳内将、佃井皆美、嶋村太一、澤田育子 ほか

【東京公演】
公演日程:2017年3月26日(日)~4月2日(日)  
会場:サンシャイン劇場

【地方公演】
福岡公演:2017年4月7日(金)~9日(日)会場:キャナルシティ劇場
愛知公演:2017年4月14日(金)~16日(日)会場:刈谷市総合文化センター 大ホール
宮城公演:2017年4月21日(金)~23日(日)会場:多賀城市民会館 大ホール
大阪公演:2017年4月29日(土)~30日(日)会場:森ノ宮ピロティホール

<あらすじ>
ある夜、のび太はピンクのもやをくぐって見知らぬ森にもぐりこむ。そこは、なんと動物が人間の言葉を話すアニマル惑星だった!のび太とドラえもんは、チッポというイヌの少年に出会い、友だちになる。しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫も誘い、みんなでアニマル惑星の新年を祝う。楽しい時間をすごして地球に戻ったのび太たちに、チッポからのSOSのメッセージが届く。再びアニマル惑星に到着したのび太たちが見たのは、廃墟と化した街だった。のび太たちはアニマル惑星を守るために、チッポたちとともに空から来た悪魔たちに立ち向かう!

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