【モデルプレス】女優の戸田恵梨香が、過酷な状況の中で感じたという「命の危機」について明かした。

16日、都内で行われた映画「駆込み女と駆出し男」初日舞台あいさつに女優の満島ひかり、原田眞人監督らとともに出席。戸田は印象的なシーンを聞かれると、「本当に印象に残る毎日だったんですが、命の危機といえば、インして間もないときに、ひかりちゃんをおぶって階段を登っているシーン」と明かし、「足元がおぼつかない中、1人でも歩くのが大変な中、人の命を預かるってこういうことなんだって、かなり緊張したんです」と撮影を振り返った。

「絶対離さないぞっておぶってたんですけど、本番では足元がおぼつかなかった」といい、「監督のカットが遅くて、まだかよ、まだかよって思いながらやってました（笑）」と告白。原田監督は「もう一歩、もう一歩。あと少しで主演女優賞って思ってた」そうで、戸田は「なるほど」と納得した様子を見せた。

◆男と女のもつれた愛の糸を解きほぐす

同作は、江戸時代の幕府公認の縁切寺を舞台に、離縁調停人が奇抜なアイディアと戦術で男と女のもつれた愛の糸を解きほぐし、ワケあり女たちの人生再出発を手助けする笑いと涙の人情エンターテインメント作品。舞台あいさつにはこのほか大泉洋、キムラ緑子、内山理名、武田真治が登壇した。（modelpress編集部）