【モデルプレス】女優の吉高由里子が、自身初の挑戦を試みる。

俳優の北村一輝が主演をつとめる舞台「大逆走」で、初舞台を踏むことが決定。同作は演出家・赤堀雅秋氏が手がけるエネルギッシュな喜劇で、世間を席巻する資本主義・拝金主義の気分から、主義なくドロップアウトした3人の男たちがヤクザに追われるといった逃走劇を描く。吉高は、男たちが発見する道端に倒れている不思議なOL役を演じる。

物語のキーパーソンとなるOL・佐々木役の吉高は、赤堀氏について「とても真摯で誠実で温かいけれど鋭い思考の方だなという印象を受けました」と明かし、「たったの2時間で私の舞台への先入観を粉砕してくださったんです」とコメント。初舞台に向けて「結果はどうなるかわかりませんが、赤堀さんに出会ってしまったからには、悔いの残らないよう尽力して取り組み、素敵な作品として残すことができたらと思っております」と意気込み、「なんだかドキドキします。新しい事」と胸を膨らませている。

◆5年ぶりの舞台　主演・北村一輝が意気込み

舞台は5年ぶりとなる、だらしなくも懸命に生きる男・望月役の北村は「約5年振りの舞台出演となり、秀でた役者の方々に囲まれ身の引きしまる思いです」とコメント。「初参加となる赤堀演出作品に覚悟と忍耐で挑みたいと思います」と気合十分だ。

ほか、同作には大倉孝二、池田成志、峯村リエ、趣里、濱田マリ、大鷹明良、秋山菜津子といった実力派が集結。

10月9日から10月25日まで、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて上演され、その後大阪でも上演される。（modelpress編集部）