加藤綾子、音楽教師を目指した過去を回顧


【加藤綾子/モデルプレス=1月11日】フリーアナウンサーの加藤綾子が11日、都内で行われた映画「天使にショパンの歌声を」(1月14日より全国公開)のトークイベントに出席した。

加藤綾子、音楽教師を目指した過去を回顧 (C)モデルプレス
加藤綾子、音楽教師を目指した過去を回顧 (C)モデルプレス
加藤綾子 (C)モデルプレス
加藤綾子 (C)モデルプレス
フリーアナウンサーになって約7か月が経っての心境を聞かれると「そんなに変わらないなと思っているんですけど、ただそれまでは朝の番組をやっていたので、これまでよりも少し多く眠れるようになったなという感じですね(笑)」と笑顔を見せ、「『めざましテレビ』をやっているときは家族に会いに行くということだったので、眠くてもみんながいるから頑張れましたし、お仕事が終わってアナウンス室に戻ると、みんなおしゃべり好きなので、今日あった出来事とか、やってしまった失敗談などを笑いながらおしゃべりするんですけど、今はお仕事が終わったらそのまま帰るという流れなので、仲間が近くにいるというのと、いないという違いはありますね。最初はちょっと寂しくなりました」と吐露した。

また、次なる目標を聞かれると「お仕事も頑張りたいですけど、プライベートのほうも頑張りたいなと思っています」といい、「いつかは母みたいなお母さんになりたいなと思っています。全然いつになるか分からないですけど」と結婚に意欲。「子どものためとか、誰かのために自分の時間を費やせるような人になりたいなと思っています」と理想像を語り、すでに婚活を行っているか聞かれると「何もないです(笑)」と笑って「自然と巡り合えるといいですね」と目を輝かせた。

加藤綾子 (C)モデルプレス
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◆音大時代のエピソード

同作は、カナダを代表する女性監督レア・プールが、時代に翻弄されながらも音楽の力を信じて明るく生きる女性たちを描いた感動作で、ショパン「別れの曲」、リスト「愛の巣」などのピアノ曲から、モーツアルトやヴィヴァルディの合唱曲まで、クラシックの名曲が物語を彩る。

国立音楽大学の音楽教育学科を卒業し、かつて音楽教師を目指して教員免許も取得した経歴を持つ加藤は、同作を見た感想を聞かれると「静かな中にも沸々と湧いてくるような情熱があって、すごく感動しました」と伝え「思春期ならではの葛藤と向き合いながらも音楽に支えられていて、音楽で人との結びつきが深くなっていくのがすごく分かりましたし、学生時代のことを思い出しましたね」と熱弁。

また、どんな学生生活を送っていたのか聞かれると「(ピアノと声楽の)レッスンが毎週あるので、それに向けての準備という感じになるので、音大時代は家と大学の行き来しかほぼしていませんでした」と明かし、「そこに教育のカリキュラムが入ってくるので、みっちり授業が埋まって家に帰ってという生活でした。単位は落としませんでした」と回顧した。

加藤綾子 (C)モデルプレス
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◆教員免許取得もアナウンサーの道へ

中高の音楽教師の教員免許を持つ加藤は「私の祖父も学校の先生で、先生に対する憧れも強く、幼稚園から大学に入るまで(ピアノを)習っていた先生にも憧れていましたし、大学で出会った先生のことも大好きだったので、先生というものになりたいという気持ちは強かったです」と話し、もし先生になっていたらどんな先生になっていたと思うか聞かれると「おちゃらけた先生だったかもしれないですね(笑)」と照れ笑い。

そこから周りの勧めでアナウンサーへの道を選んだ加藤は「まったく違うお仕事だと思っていたんですけど、先生だったら生徒に伝える、アナウンサーも人に情報を伝えるという意味では同じだなと思いました」と持論を述べ、「人と向き合っているお仕事ですし、共通する部分があったので、アナウンサー試験を受けているときに、アナウンサーになりたいなと思うようになりました」と振り返った。

なお、学部の後輩らも所属する国立音楽大学室内合唱団カンマーコールが応援に駆けつけ合唱を披露する一幕もあり、合唱を聞いた加藤は「本当に感動しましたし、大学時代のことを思い出しました。学校の中からいろんな人の歌声や楽器の音が聞こえてくる環境だったので、そのときのことを思い出しました」としみじみと語った。(modelpress編集部)

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