【スマホ通信規制／モデルプレス＝12月31日】年が明ける瞬間を狙って、一斉に送られる「あけましておめでとう」LINE・メール。それによって、スマホがつながりづらくなったり、メールの遅延が発生してしまう騒動が毎年話題に上がっている。

大晦日から元日の午前0時前後の約30分間は、スマホなどが繋がりにくくなり、メールにいたっては約1時間ほど配信遅延が発生する可能性があるとのこと。今年は以下のように発表されている。

◆NTTドコモ・au（KDDI）・ソフトバンク・ワイモバイル

一般社団法人 電気通信事業者協会は12月27日に「電気通信事業者協会（TCA）、NTTドコモ・au（KDDI）・ソフトバンク・ワイモバイルからお知らせ」として発表。

大晦日から元旦にかけて「あけましておめでとうメール」が殺到し、スマホがつながりにくくなったり、メールの配信遅延が発生することが予測されるため、「お客さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、大晦日から元日にかけての時間帯でのご利用をなるべく控えて頂くようお願い申し上げます」としている。

◆LINE

年々利用者が増加しているLINEは公式ブログで「大みそかから元日の午前0時前後から約30分間（最大数時間）は、電話やメール・SNSで『あけましておめでとう』の送受信が集中するため、通信キャリアの回線が混み合ってつながりづらくなる場合があります」とコメント。

「通信キャリア側の負担を軽減するために、スマートフォンの通信回線（4G／3G／LTE回線）の利用はなるべく控えて、無線LAN（Wi-Fi）をご利用ください。ご自宅で契約しているWi-Fiや公共の場で提供されている公衆Wi-Fiサービスが利用できる方は、Wi-Fi設定をオンにしてインターネットに接続し、LINEをご利用いただくようお願い致します」と呼びかけている。

もうまもなく迎える2017年。混雑が予想されるため、「あけおメール」を送る際は事前に通信規制について把握しておこう。（modelpress編集部）