西島秀俊、“戦友”長谷川博己に驚嘆「感動しちゃった」


【モデルプレス】俳優の西島秀俊が長谷川博己に驚嘆した。

西島秀俊(左)が、長谷川博己に驚嘆【モデルプレス】
西島秀俊(左)が、長谷川博己に驚嘆【モデルプレス】
18日、都内で行われた「劇場版 MOZU」の大ヒット御礼舞台挨拶に羽住英一郎監督と出席。西島演じる倉木尚武に異常な関心を示す東和夫を演じた長谷川が、開口一番「チャオ!」と東の決め台詞で会場を沸かせると、西島は「いきなり“生チャオ”聞けると思わなかった。感動しちゃったよ」と笑顔を見せた。

西島は、劇中で長谷川が仮面を外すシーンがお気に入りのようで、「飛行機が遅れたから、なにがなんだかわからないまま、着いてすぐにあの演技をやったんだから『こいつ、すげーな』って」と笑いながら回顧。さらに、スタントなしの撮影を振り返り、「本番はめちゃくちゃ危ないのに、よくあんなふざけた演技ができるなって(笑)。すごいな」と感心する西島に、長谷川が「ふざけてたわけじゃないですよ。結果、ふざけているように見えるだけ」とつっこむと、会場から笑いが起こった。

西島秀俊
西島秀俊
長谷川博己
長谷川博己
◆決め台詞誕生のキッカケは?

ストーリーが進むほど、その狂気が研ぎ澄まされていく東を、「監督が楽しんで演出してくれたおかげで、萎縮してたものが開放されすぎました」と思い切って演技できたことを告白した長谷川。東の異常さを物語るセリフ「チャオ!」について、「『東の狂気を見せてくれ』って監督に言われて、『何を言えばいいんだ』って思っていたら、イタリア車マセラティが目に入ってので『チャオ!』って…」と名台詞の誕生秘話を明かした。

(左から)羽住英一郎監督、西島秀俊、長谷川博己
(左から)羽住英一郎監督、西島秀俊、長谷川博己
◆身体を張って演じた主演の想い

同作は、ハードボイルド作家・逢坂剛氏の代表作で累計240万部を超える警察小説「百舌(もず)シリーズ」が原作。2014年にTBSとWOWOWが連続ドラマ化し、今年11月末に受賞の発表を控える“テレビ界のアカデミー賞”と言われる第43回国際エミー賞の連続ドラマ部門にノミネートされている。

最後に「西島さんにとって『MOZU』とは?」と質問されると、「みなさんに育てていただいた作品だと思います。みなさんのおかげで、キャストにとってもスタッフにとっても充実した作品になったと思います」と晴れやかな表情で、観客へ感謝の想いを伝えた。(modelpress編集部)

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