【モデルプレス】女優の前田敦子が、ふっくらお腹の妊婦姿を披露した。

俳優の松田龍平と柄本明が出演し、沖田修一監督のオリジナル脚本の映画「モヒカン故郷に帰る」。今回、追加キャストとして前田が出演することが発表された。

同作は瀬戸内海に浮かぶ故郷へ結婚報告に恋人と共に6年ぶりに戻ったモヒカン頭の息子・永吉（松田）が昔気質の父・治（柄本）や母、弟とともに繰り広げる悲喜こもごもあふれるヒューマン・エンタテインメント。前田が演じるのは妊娠をきっかけに永吉の故郷へ一緒に帰る由佳。どこか頼りない永吉をそばにいて支えるが、少し世間知らずというキャラクターで、料理も上手にできず、奔放な性格に、永吉の家族は少し戸惑う。

◆妊婦に挑戦

前田は妊婦に挑戦。沖田監督が自分の妻から由佳のインスピレーションを受け、その話を聞いた前田は監督夫人のエピソードを役作りに活かしたという。今回のオファーを受けて前田は「本当に嬉しかったです！沖田監督は優しくて、現場は居心地が良く、役者さんから出てくる演技を心から楽しんでくれていると思いました」とコメント。

初共演の松田については「松田さんが演じる“永吉”というキャラクターは、松田さんに似ていて、とっても“ありのまま”の方だなと思いました。現場でも自然体な方なので、お芝居でも無理はせず、みんなで一緒に楽しんでくださっている感じがしました」と印象を明かした。

◆千葉雄大らの出演も決定

前田のほか永吉の母・春子役をもたいまさこ、永吉の弟・浩二役を千葉雄大が演じることが決定。もたいは「前田さんは本当に可愛くて仕方がない。彼女のようなお嫁さんはとっても楽しいと思う」と絶賛。千葉は「出てくる登場人物たちがすごく面白くて、脚本を読みながらクスっとなることが多く、いろいろな事を感じましたが、脚本を読み終わった時は家族っていいなって心から思えました」と語った。

同作はオール広島ロケを敢行。瀬戸内海に浮かぶ四島（下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島）で撮影を実施した。公開は2016年春を予定している。（modelpress編集部）