菅田将暉が“最下位ホスト”に 実力派俳優とアドリブ合戦「夢が叶いました」


【モデルプレス】俳優の菅田将暉が、指名ゼロの“最下位ホスト”に扮することがわかった。

菅田将暉が“最下位ホスト”で主演をつとめる映画「明烏 あけがらす」公開決定(C)2015「明烏」製作委員会【モデルプレス】
菅田将暉が“最下位ホスト”で主演をつとめる映画「明烏 あけがらす」公開決定(C)2015「明烏」製作委員会【モデルプレス】
菅田が主演をつとめる映画「明烏 あけがらす」が5月16日に全国公開されることが決定。ドラマ「アオイホノオ」「勇者ヨシヒコ」シリーズ、映画「HK/変態仮面」の福田雄一監督の最新作で、品川でひっそり営業しているホストクラブ「明烏」を舞台に、借金返済に追い込まれるホスト・ナオキ(菅田)と頼りにならない仲間たちの12時間を描いたシチュエーションコメディ。福田監督作品初出演の菅田は「怪物だらけの福田組で、ただひたすら毎日爆笑したいという僕の夢が叶いました。大感謝です」と喜びを噛み締めている。

若手実力派が集結、アドリブの応酬

映画「明烏 あけがらす」(5月16日全国公開)(C)2015「明烏」製作委員会
映画「明烏 あけがらす」(5月16日全国公開)(C)2015「明烏」製作委員会
菅田の同僚のホスト役には、チャラくてバカだが人気抜群のアオイ役に城田優、どこまでも真面目なノリオ役に若葉竜也、「明烏」の切り札・レイ役に柿澤勇人、No.1ホストのヒロ役に松下優也。ナオキを追い込む借金取りのチンピラ・山崎役には新井浩文と、福田監督作品を愛する若手実力派が集結した。ヒロインの明子役には、これまで数々のコメディエンヌを発掘してきた福田監督がオーディションで即決した吉岡里帆。さらに福田組常連俳優のムロツヨシが「明烏」の店長・アキラ役、佐藤二朗がナオキの親父・五郎役で脇を固める。

昨年12月に都内で行われた撮影。「明烏」「品川心中」などの古典落語の演目をベースに、ホストクラブという1シチュエーションで描かれる今作は、役者陣の高い演技力が求められるが、福田監督が全幅の信頼を寄せる佐藤、ムロの2人が次々にアドリブを繰り出すと、菅田や城田ら若手も見事にそれに対応する。佐藤を中心とした乗っかりツッコミと、演技合戦が高まるシーンは必見。まるで舞台公演のような空間となり、ハードなスケジュールでの撮影にも関わらず、撮影スタッフの笑いが絶えない現場となった。

主演の菅田は「かつてないほど短期間で一気に撮り上げた作品ですが、永く愛すべき作品になりました」と仕上がりに自信。福田監督は菅田について「僕が脚本を担当した『高校デビュー』の時に出演していて、凄く演技が上手いなという印象がありました。今回も、本当に素晴らしかったです。やっぱりいい役者さんだなと改めて思いました」と絶賛し「僕の作品に出演したいと言ってくれてたキャストが集まってくれたのが嬉しかった。今回は、長回しのシーンが多いので役者さんの力量が出てしまいやすいなかで、みんなが楽しんで、素晴らしい演技を披露してくれました」と手応えをのぞかせている。

また今作は4人組ロックバンド[Alexandros]が、3月18日リリースの10枚目のシングル「ワタリドリ/Dracula La」に収録される「ワタリドリ」で初の映画主題歌をつとめることが決定している。(modelpress編集部)

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