斜視手術後初ライブ、仮面女子・神谷えりな「見えるの、見え過ぎるの!」おかえり“えりな”コール響く


【モデルプレス】左黒目が内側を向く内斜視のため、5月28日に手術を行った仮面女子・神谷えりなが13日、約2週間ぶりにライブ復帰を果たした。

斜視手術初ライブ、仮面女子・神谷えりな「見えるの、見え過ぎるの!」おかえり“えりな”コール響く【モデルプレス】
斜視手術初ライブ、仮面女子・神谷えりな「見えるの、見え過ぎるの!」おかえり“えりな”コール響く【モデルプレス】
東京・秋葉原の常設劇場P.A.R.M.Sにて行われたライブに登場した神谷。派生ユニット“チェリーブロッサム”のメンバーとしてステージに現れた神谷は、ファンからのジェット風船で迎えられ「新しい神谷えりなとして帰ってきました」と明るく宣言。元気よく2曲を披露した。

チェリーブロッサム(左から)桜雪、神谷えりな、立花あんな
チェリーブロッサム(左から)桜雪、神谷えりな、立花あんな
約2年前より症状がひどくなり、強い光を浴びたり、目を酷使すると、視界は二重にぼやけてしまっていた。ステージでは立ち位置がわからなくなったり、メンバーとぶつかってしまうことも度々あったそう。そんな神谷だったが、手術は無事成功し、今回が術後初ライブ。「みんなのことが見えるんだよ!ファンのみんなとちゃんと目を合わせられる。見えるの!見え過ぎるの!めっちゃ感動しています」と、ファンやメンバーの顔をしっかり見てライブが行えることに、歓喜の声をあげた。

気持ち良いパフォーマンスを見せる神谷えりな
気持ち良いパフォーマンスを見せる神谷えりな
後半には“スチームガールズ”としてもパフォーマンスを行った神谷。「おかえり!」というファンの声とともに、会場はたちまち“えりな”コールが沸き起こった。温かく迎え入れられた神谷は「改めてステージに立って、やっぱり楽しくて、ファンの方も会いに来てくれる。本当に幸せものです」と感慨深げに感謝をあらわし、「明るくなったの、私」と飛び切りの笑顔であいさつをした。

◆生まれ変わった気持ち

まっすぐカメラを見つめる神谷えりな
まっすぐカメラを見つめる神谷えりな
ライブ後に行われた神谷への取材では「ファンの方の顔が怖いくらい見え過ぎていました。目が合うと笑ってくれているのがわかるんです。もうひたすら楽しかった」とニッコリ。さらに性格も変化したそうで「前まではなるべく人の顔を見ないようにしてきました。でも今は、ちゃんと目を合わせられます。気持ちも下向きだったけど、上を向けることで明るい気持ちになれるんです。心も体も元気になれて、生まれ変わった気持ちです」と清々しい表情で語った。

神谷えりな
神谷えりな
手術を通して神谷は「今苦しんでいる、悲しんでいる方に一歩踏み出して欲しいです。悩んでた数年間に比べて今、新しいこと、楽しいことにめぐり逢えるようになりました」とメッセージを送った。また「楽しみが増えました」という神谷は、好きだった映画を映画館で見られることに「『ビリギャル』が観たいです」と希望で溢れた笑顔で語った。

神谷は高校2年生の頃に、後天的な内斜視を発症。多くの病院を回るも「原因不明」と診断されていたが、地元・静岡県内の眼科で初めて「開散まひ」と診断され、5月28日に手術を受けた。(modelpress編集部)

ファンと目を合わせる神谷えりな
ファンと目を合わせる神谷えりな
会場は“えりな”コールが響き渡った
会場は“えりな”コールが響き渡った

■神谷えりな(かみや・えりな)プロフィール

生年月日:1991年10月15日
出身地:静岡県
身長:152cm
趣味・特技:リンパ流し、早口言葉、岩盤浴、サムウォーク

■仮面女子(かめんじょし)

地下アイドルの「アリス十番」「スチームガールズ」「アーマーガールズ」の3つのグループが合体した大型仮面アイドルユニット。ダイブ・モッシュありと、今までのアイドルの概念を覆すパフォーマンスで、ファンと一体感を持つライブが特徴的。劇場動員数は年間30万人を突破。2014年4月に6人のメンバーが昇格・加入し、新生・仮面女子としてスタート。2015年11月23日には、さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブを予定。

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加