【剛力彩芽／モデルプレス＝11月3日】女優の剛力彩芽が3日、明治座で行われた初舞台「祇園の姉妹」のゲネプロ公開前に取材に応じた。初経験へのプレッシャーを語った。

◆剛力彩芽、初挑戦にプレッシャーも

芸妓姉妹の妹役で初舞台を踏む剛力は「ずっとやりたかった仕事なのでありがたい」と新たな挑戦に念願叶った一方で「初舞台だし、着物を着たり、京都弁だったり、昔の時代だったり、一気に初めてが来てしまったので、最初は『もうできない！』と言うくらい落ち込んだ時期もありました」とプレッシャーを告白。

それでも「共演者の皆さんが褒めてくださるので、それに支えられながら楽しくやらせてもらっています。お客さんに生でお芝居を見てもらうのも初めてなので想像がつかないけれど、またそれも楽しみ」と前向きに語った。

姉役の檀れいは「お稽古場の時から剛力さんの一生懸命さが伝わってきた。傍で見守ることしかできないけれど、初舞台という事でいい舞台に出会ってほしいし、舞台を好きになってほしい」とエール。それに剛力は「檀さんは頼りになるので、お稽古中から色々とお話を聞いたり、傍にいてくれるだけで安心」と信頼を寄せ「最初は焦っていましたが、舞台が終わる頃には舞台が好きになっているはず」と期待を込めた。

◆檀れい、夫・及川光博とのエピソード明かす

また檀は、夫で俳優の及川光博の観劇予定がある事を明かし「いつ観に来るかはわかりませんが、この舞台を楽しみにしています。今日も『舞台稽古、行ってらっしゃい』と言われて、勇んで来ました」と夫婦仲の良さをうかがわせた。

同作は、溝口健二監督による1936年の同名映画の舞台化。この日は松平健、葛山信吾、山本陽子も出席した。明日の初日に向けて剛力は「着物さばきが難しいので、歩いている時に裾を踏まないようにしたい。お姉ちゃんと着物の色も違うので、そこも楽しんで」と見どころをアピールした。（modelpress編集部）