Sexy Zone中島健人、言葉詰まらせ“シンメ”菊池風磨への想い語る「嫌いだった時も好きだった時も全部が青春だった」菊池も目潤ます「出会えて良かった」<Sexy Zone ONLINE LIVE挨拶全文>


【モデルプレス=2024/03/31】Sexy Zoneが3月31日、4人体制ラストライブとなる「Sexy Zone ONLINE LIVE」をグループの公式YouTubeにて生配信。ここではメンバーの挨拶をまとめる。

松島聡、中島健人、佐藤勝利、菊池風磨/Sexy Zone(提供写真)
松島聡、中島健人、佐藤勝利、菊池風磨/Sexy Zone(提供写真)
◆中島健人、“シンメ”菊池風磨への想い溢れる

松島聡、佐藤勝利、中島健人、菊池風磨/Sexy Zone(提供写真)
松島聡、佐藤勝利、中島健人、菊池風磨/Sexy Zone(提供写真)
ライブ終盤では松島聡、佐藤勝利、菊池風磨、中島健人の順で4人それぞれ挨拶。同日付でグループを卒業する中島は一人ずつに愛溢れるメッセージを贈った。最初に、松島には「アイドルとしてすごく最強になってる姿を間近ですごく見させていただいて。自分も負けられないなっていう刺激をいつも実は受けてました。本当に僕もアイドルとして聡ちゃんを尊敬してます」と尊敬の念を表しコメント。佐藤には「勝利が今のこのスピーチをしている、話をしている姿とかは、お兄ちゃんからしたら本当にお前かっこよくなったな。今、舞台とかすごい活躍してるし。勝利はSexy Zoneのセンターだったけど、次は世間のセンター取りに行きなよ。それは自分も負けないようにしたいし、いつまでも応援してる」と力強いメッセージを届けた。

そして、これまでシンメとして活動を共にしてきた菊池に向けたメッセージでは涙を流し言葉を詰まらせながらも「本当に嫌いだった時も好きだった時も全部青春だったと思うわ」と告げると「お前がいてくれたから俺は強くなれた」と菊池の存在の大きさを言葉に。

そして「もう明日からメンバーじゃなくて友達に戻るから。2008年の4月に出会って、本当にここまで一緒に走ってこれて良かったです」とメンバー全員を含めコメントを残した。

これに対し菊池は「俺は中島と出会ってなかったら多分デビューしてないと思うんですよね」と切り出し「それだけ腐りかけた時もあったし、悔しい想いも一緒にしてきたし、もちろん好きな時も嫌いな時もあった」と率直な想いを吐露。「でもどっかでお互い、特にジュニアの頃は「『こいつに負けたくない』と思って、そんな中でやってきてたジュニア時代だったし、グループになってからその想いとはまた違ったライバル関係でずっとここまで来れたっていうのは、多分中島が僕らの世界で言うと“シンメ”て言うんですけど、線対称でね、対になって一緒にずっとやっていくっていうシンメ。中島がシンメじゃなかったら、俺はどっかで腐ってたし、デビューもできてなかったかもしれないし、今のお仕事させてもらえてなかったと思うので、中島に出会えて良かったなっていうのはすごく思うし、思い返すと全部楽しかったよね」と笑顔をこぼした。

続けて「1人でソロでやってくっていうのも応援したいと思ったし。もしかしたらファンの子たちからしても、スタッフ、メンバーからしても、『いや、お前が止めないと』っていうのはあったと思うんですけど、俺は止められなかったっすね。だってもう曲かかったらさ、この人のコンディション分かるんだもん、その日の。そんな相手のさ、決断をさ、止められないよね」といつも“隣”にいたからこそ、中島の決断を止めることはできなかったと話し「でもやるからには誰にも負けずに、中島健人らしく、僕も、僕らも負けずに頑張りますので。まあ、僕ら全員の卒業おめでとうございます」と目を潤ませながら想いを伝えた。

中島健人、松島聡、佐藤勝利、菊池風磨/Sexy Zone(提供写真)
中島健人、松島聡、佐藤勝利、菊池風磨/Sexy Zone(提供写真)
なおこの日は、グループや個人のInstagramアカウントでも生配信を実施し、YouTubeのみで約30万人以上が視聴。FAMILY CLUB onlineでの配信には、Sexy Zoneファンクラブ会員限定パートの配信も行われた。

◆Sexy Zone、グループ名変更 中島健人は卒業へ

Sexy Zoneは2023年10月5日、グループ名変更へ向けて話し合っていることを報告。2024年1月8日には、グループ名を変更するタイミング (2024年3月31日付け)で中島が卒業することを発表した。

なお、今後は菊池、佐藤、松島の3人で活動。中島は引き続き事務所に所属した上で個人で活動を続けていくとしている。(modelpress編集部)

◆挨拶全文
◆松島聡

配信ライブをご覧の皆さん、ありがとうございます。2011年からですね、Sexy Zoneという名前でずっと活動してきましたけども本当にこれをご覧になってくれてる皆様、Sexy Zoneを知ってくれている全ての皆様にまず感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございます。皆さんの存在があって僕らはこうやってステージに立てているという言葉はライブだったり色々な場所でお伝えさせてもらってるんですけども、改めてそれを先程ステージに立って強く実感しました。Sexy Zoneという名前は今日で卒業はするんですけど、今後もそれぞれの活動を応援していただけたらなと思いますし、皆さんに応援してもらえるようなアーティストにもっとなっていきたいなと思いますので、皆さん一人ひとりの存在にこれからも感謝して引き続き頑張ってまいりたいと思います。

◆佐藤勝利

2011年9月29日にSexy Zoneは結成しました。それから約12年経って今日を迎えております。たくさんの愛情と応援をいただきました。ちょっと泣きそうになるので冷静に話しますけど、本当に色々なことがSexy Zoneはあったと思います。5人で揃えられてた時間がね、どれぐらいあったのかなって思い返すと、5人の時間って誰のせいってわけでもないしこれはほんとタイミングなんだけど、少し寂しい思いをさせてしまった期間もあると思います。でも、僕たちは僕たちが一番5人が好きだったし、それを5人が好きなファンの皆に届けてこれたと思うし、その12年に嘘はないと思うので、本当に一緒にSexy Zoneというグループを皆で作れたような気がして、 ファンの皆に本当に感謝しています。そして、こういう場所を作ってくれて、そしてここまで連れてきてくれたスタッフの皆様にも感謝申し上げます。本当にこれだけ僕たちがたくさんの個性があって、時にはまとまらないような5人だったと思いますが、ここまで一緒に楽しいものを作ってくれてここまで走ってくれて感謝です。今日でSexy Zoneとしてはひとまず最後ですけど、明日からはソロとグループそれぞれの道に進んでいきますので、僕たちがまず応援し合って皆でまた楽しい時間を共有できたらなと思います。ひとまずSexy Zoneをありがとうございました。

◆菊池風磨

今回Sexy Zoneというグループ名が変わる、そのタイミングで中島さんが抜けてしまうっていうことで、僕らは話し合いを重ねてたりだとか、準備期間があったりもしたので、僕らの中で整理をつけていくってことはできたんですけども、ファンの皆さんからすると本当に怒涛の3ヶ月になってしまったなと。この配信ライブっていうのもその時は決まってなかったりもして。発表をしてからもう2ヶ月しかなくて寂しい思い、悲しい思い、これからどうなるんだろうっていう不安な思いもさせてしまったなと思っております。それに関しましては本当に申し訳ございませんでした。ただ、これは本当にもう僕らなりの前向きな決断ということで。あと、中島が抜けるってことだけじゃなくて、Sexy Zoneって名前が変わるっていうことにおいて、 僕たち4人、それからさっきもマリウスも今見てくれてると思いますが、5人がSexy Zoneっていうグループからの卒業なんじゃないかなと僕ら5人で口を揃えて言っておりまして。なので、みんなそれぞれがそれぞれの形で次のステージに、次のステップに進んでいくっていう僕たちの決断でありますので、こっから先、それを僕らの、僕らなりの誠意として、この決断が正しかったと皆さんに思ってもらえるような活動をしていけたらと思います。でも本当にいろんな夢を叶えさせてもらいました。いろんなとこに行ったりだとか、いろんなとこでライブやったりとか、ドーム公演を5人でできたりだとか。「ドーム!やっぱドームだよね!」 と15、6歳の僕たちが言ってたあの時から、こんなにも早くSexy Zoneからの卒業っていうものが来てしまうとはあの時の僕らからすると想像もしていなかったことかもしれませんが、これからもっと想像以上の僕たち5人でいられるように精進いたしますので、これからもどうか応援のほどよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

◆中島健人

すいません。ちょっとものすごくテンション上がって汗がすごいんですけど(笑)。このグループの形として、こうして僕が汗をかけるのも今日で最後です。今回、去年の中期からいろんな話し合いだったりとか、お互いに発展的になれるような、そういう時間を過ごすためにはどうしたらいいのかっていうものをたくさん積み重ねて、このような答えがグループとして、それぞれが答えを出しました。なので、このオンラインライブを皆さんに早急に準備していただけたこと、本当に感謝しております。このオンラインライブを観に来てくださっている全てのファンの皆さん、そしてこのSexy Zoneに興味があると思ってくださる全ての方々に心から感謝を申し上げます。僕たちのラストローズが届くといいなと思っております。僕はもう今日で最後なので、ちょっと…(一人ずつメッセージ)。

じゃあ、まず聡ちゃん。なんかありがとうね。本当に小さい頃から色々2人で電車乗ったりとか、そういう時間を過ごしたり。あと、お寿司屋とかも焼肉とかも行ったよね。まさか聡ちゃんが個展をやる、芸術家の道に本当に進むとは…なんか意外だったというか。12年の中で人の成長をこんなにもこう間近で見れるってのは貴重な経験だったと思うし、アイドルとしてすごく最強になってる姿を間近ですごく見させていただいて。自分も負けられないなっていう刺激をいつも実は受けてました。本当に僕もアイドルとして聡ちゃんを尊敬してます。個展また見に行かせてね。

そして勝利ちゃん。本当な「With you」の時から色々やってたよな。帝劇もそうだし、2人でまずSexy Zoneの元みたいな振り付けの時間とかあったり。Sexy Zoneのサビの振り付けがちょっと変わる前の振り付けとかも色々やったりして。その時間ってやっぱりこの会社に入って成長しないと過ごせないんだよな。だから、勝利が今のこのスピーチをしている、話をしている姿とかは、お兄ちゃんからしたら本当にお前かっこよくなったな。今、舞台とかすごい活躍してるし。勝利はSexy Zoneのセンターだったけど、次は世間のセンター取りに行きなよ。それは自分も負けないようにしたいし、いつまでも応援してる。

そして隣にいる菊池くん。最後だな。一番付き合い長いもんね。いや、本当に…。(涙堪えきれず)いや、ごめんね。本当にこの16年の中で、本当に嫌いだった時も好きだった時も全部が青春だったと思うわ。全部が青春だったし…。自分を強くしてくれた皆、メンバーの中でも年も近いし、ほぼ同い年だし。お前がいてくれたから俺は強くなれたよ、正直。だから本当に皆にも感謝してる。ちゃんと2人で飯食った時のバラエティのゴールデンのMCとかちゃんと頑張ってな。取りに行ってな。もう明日からメンバーじゃなくて友達に戻るから。2008年の4月に出会って、本当にここまで一緒に走ってこれて良かったです。ありがとう。

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