向井理、2年ぶりテレ東連ドラ主演 テレ東×WOWOW初タッグ「ダブルチート 偽りの警官」放送決定


【モデルプレス=2024/02/26】俳優の向井理が、4月26日よりスタートするテレビ東京ドラマ8「テレビ東京×WOWOW共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season1」(毎週金曜夜8時~)の主演に決定。向井が同局の連続ドラマで主演を務めるのは約2年ぶりとなる。

向井理(C)テレビ東京 WOWOW
向井理(C)テレビ東京 WOWOW
◆向井理、2年ぶりテレ東連ドラ主演

WOWOWとテレ東の初共同製作となる「ダブルチート 偽りの警官 Season1」。主演・向井のほか、脚本・吉田康弘や監督・河野圭太など数々の話題作を手掛けてきたクリエイター陣を迎えて送る。

今作は、近年ネットの普及と共に拡大し続ける様々な詐欺被害をテーマにした、正義と悪を使い分けながら法では裁けない悪を裁くクライム・エンターテインメント。Season2の制作&WOWOWでの放送・配信が既に決定しており、次々に繰り広げられるハラハラ・ドキドキの展開が見どころとなっている。

交番勤務の警察官・多家良啓介(向井)は、とある商店街の交番に勤める真面目で頼られる存在。しかし、多家良には誰も知らない過去と裏の顔が。それは法では裁けない相手ばかりを狙う“詐欺師K”。かつての多家良はとある大物詐欺師を追う捜査二課の刑事だった。彼は、なぜ警察官でありながら詐欺師の仮面をかぶることになったのか。その裏に隠された過去、そして法を超えて悪人を欺き身内となる警察をも欺く多家良の真の目的とは。

主人公・多家良啓介を演じるのは、「婚活探偵」(BSテレ東)での婚活に励む敏腕探偵役や「パリピ孔明」(フジテレビ)での現代にタイムスリップした天才軍師役など、個性豊かな役柄を演じてきた向井。約2年ぶりのテレ東連続ドラマ主演となる今作では、近年演じてきた役柄と雰囲気が異なる2つの顔を持つ主人公に挑戦する。

◆向井理、2つの顔を持つ主人公に挑戦 意気込み語る

主演を務めるにあたり、向井は「今回、警察官と詐欺師という相容れない役を同時に演じます」と話し、「詐欺師を欺く詐欺師という構図は今までにもありましたが、今回私が挑戦したいのは、そのリアルさです」と今作で表現したい部分についてもコメント。「装うのではなく、生きる。そのことで人を信じさせ、騙していく。犯罪を取り締まる者と犯す者。矛盾した役柄ながらそれを成立させるのは簡単ではありませんが、少しでもこの世から詐欺という犯罪が減ることを祈って演じて参りたいと思います」と意気込んだ。(modelpress編集部)

◆向井理(多家良啓介/たから・けいすけ役)コメント全文

今回、警察官と詐欺師という相容れない役を同時に演じます。昨今、様々な詐欺という犯罪が日々報道され、その距離が近付いている感覚があります。その内容も多岐に渡り、巧妙に計算された犯行には騙されても仕方ないと思うほどです。それに立ち向かい、義賊のような存在である主人公は、警察官でありながら多種多様な職業を演じ分けて詐欺師と対峙します。その背景には複雑な背景が…。詐欺師を欺く詐欺師という構図は今までにもありましたが、今回私が挑戦したいのは、そのリアルさです。装うのではなく、生きる。そのことで人を信じさせ、騙していく。犯罪を取り締まる者と犯す者。矛盾した役柄ながらそれを成立させるのは簡単ではありませんが、少しでもこの世から詐欺という犯罪が減ることを祈って演じて参りたいと思います。

◆テレビ東京制作局ドラマ室 木下真梨子コメント

4月期のドラマ8はテレビ東京が初めてWOWOWと共に挑むオリジナルドラマ。そんな新しい取り組みに身が引き締まる思いです。この企画は人の心を利用する“詐欺”がテーマです。元々、詐欺犯罪に興味があったのですが、ある時「詐欺の手口は旧約聖書にも登場する」という話を目にし、調べてみると確かに人の心理を利用する描写があり驚きました。時代に合わせ、巧妙になっている詐欺の手口は、実は昔から今に至るまで人の心理を利用するシンプルな仕組みがほとんど。だからこそ、詐欺は“人”がいる限り、無くなることがない犯罪なのです。その悪に向き合えるのは法を守る警察なのか?それとも…と考え、この「ダブルチート」という企画と多家良の主人公像を考えました。主人公の多家良は警察としての正義と詐欺師としての顔を持つ人物。徐々に明らかになる多家良の背景にも注目いただけたらと思います。今、吉田康弘さんをはじめとする脚本の皆さんと共に物語を作り上げている真っ最中です。

吉田さんの脚本により、今のリアルな詐欺とそれを“はめ返す”エンターテインメント性を併せ持った作品になっています。“警察官が詐欺師だったら…”という題材に様々なアイデアと展開が加わった、まさに、先の読めない物語。そんな中、主演を引き受けてくださった向井理さん。警察官としての表の顔と詐欺師として様々な人物として生きる顔を持つ難しい役どころを向井さんに演じていただけたら…と企画段階から思い描いていました。そんな中、この役を引き受けてくださったこと非常に心強く思っております。そして、演出は、数多くの名作を送り出してきた河野圭太監督。私自身、河野監督の作品のファンであり、完成が今から待ち遠しいです。視聴者の皆さんには、4月期のテレビ東京、そして、WOWOWで放送されるSeason2も通して「ダブルチート 偽りの警官」を楽しんでいただけたらと思います。

◆WOWOWドラマ制作部 堤口敬太コメント

社会派ドラマやサスペンス作品を多く手掛けてきたWOWOWが今回、テレビ東京と初のタッグを組み、詐欺事件を取り上げたクライム・エンターテインメントをお届けします!「あなたのお力になれたら」「これで人生良くなるはず」詐欺師たちは、人の“欲”や“救い”につけ込み、財産を奪い取っていきます。本作を制作するにあたり詐欺事件を調べていくと、時代の移り変わりとともに新たな詐欺が生まれ、「こんな詐欺まで?」と想像以上に多種多様なやり口が存在することに驚かされました。「自分は騙されるはずない…」と思っていても、私たちが気づかぬうちに笑顔の裏に隠された悪の手が迫っているのかもしれません。法の抜け穴を搔い潜りながら、証拠を残さず用意周到に計画された逃げ道。ここに詐欺師たちの狡猾さがあります。この犯罪を止めるにはどうしたら…。このテーマをもとに、映画「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」や「バースデーカード」の吉田康弘さんをはじめとした脚本家の皆さんが、詐欺事件のリアルな実情を交えながらも、手に汗握るエンタメ作品に仕上げてくださっています。

主人公は警察官でありながら天才詐欺師という、いくつもの顔を持つ難しい役どころですが、これまで様々な役を演じ、孔明役の好演も記憶に新しい向井理さんに演じていただけることになり、制作側でありながら作品の仕上がりがとても楽しみです。物語が進むにつれ、登場人物たちの思惑が交錯し、ラストはまさかの展開に。最後にどんな結末が待っているのか!テレビ東京でスタートするSeason1から、WOWOWで放送するSeason2まで合わせてお楽しみください。

◆「ダブルチート 偽りの警官 Season1」あらすじ

多家良啓介(向井理)は近隣住民が気軽に立ち寄る町の交番に勤務する親切な警察官。だが、実は多家良は“過去のミス”により交番勤務をしていた。そんなある日、一本の通報が入り現場へ駆けつける。経営コンサルタント鹿野博之が参加する資金繰りに苦しむ経営者のための相談会に現れた須永良二が「騙された」と暴れていた。その頃、警視庁捜査二課では特別捜査官採用で配属された宮部ひかりが、課長・岩合拓真に着任の挨拶をしていた。簿記1級の資格を持つ元銀行員という異色の経歴で「詐欺被害を少しでも減らしたい」と熱く語るが、現実を知ることになる。ひかりは早速、トラブルを起こした須永の元へ主任の山本寛太と共に事情を聞きに行く。コロナの煽りで経営難に陥り、融資の相談を鹿野にすると、ある条件を満たせば5000万円の融資を受けられると言われていたが、鹿野に1500万円を騙し取られた上に、「全国中小企業金融公庫」から融資返還の督促状が届く事態に。その現実に憤るひかりだが、警察から捜査されることになったのは須永だった。そんな状況に多家良は近所でクリーニング店を営む矢柴等の元を訪れる。

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