【モデルプレス＝2024/01/03】石川県金沢市に地震の被害に遭ったことを報告していたタレントの武井壮が3日、自身のX（旧Twitter）を更新。ファンとのエピソードを投稿し、話題を呼んでいる。

◆武井壮、石川県での出会いに感慨

石川県では1日、震度7の地震が発生。1人旅をしていたという武井は「金沢で大地震に遭遇 高台へ逃げます」「30m近い高台に来ました ただひとりなので不安 携帯充電をキープするため一旦切ります」などと状況を伝えていた。

そして、2日午前1時頃には「金沢市内で怪我やトラブルで動けなくて困ってる人いたりしますか？僕は市内にいて、動けるので、何か力になれるかもなので、もしいたら状況教えてください 緊急なら駆けつけます」などとポスト。この日の投稿では「昨日金沢でSOSをくれた中に、サインだけ欲しいと言う方がいて」とそのとき届いた“SOS”の1つを紹介した。

“SOS”を出した人へ「何枚でも（サインを書く）」と言ったところ「1枚で良い」と返されたという武井。理由を尋ねると「登記簿の入ったファイルを出されて、なんでこれなんだろう？と思ったら僕のラジオを聴いた事が大きなきっかけで起業した会社の登記簿だということ」と、その人は武井の影響で起業したファンだったという。

しかし、写真も「いらない」と言われたそうで「なんでだろう？と思ったらいつか成長させてコマーシャルを作る時に撮りますと言われた」という武井は「知らないところでそんな風に誰かの人生が少し前に進むことがあるなんて感慨深いなあ」と感激した様子。そして「いつかご一緒させてもらえることを楽しみに、これからもそれに足りるよう毎日頑張ります」と心境を明かした。

◆武井壮の投稿に反響

武井の投稿に、ネット上では「感動した」「すごい話」「ファンだからこその『写真はいらない』だったんだ」「誰かの人生を動かしてるってすごい」「またどこかで出会えますように！そのときは2ショット載せて欲しい」など多くの反響が寄せられている。

なお、武井は2日朝に「無事後輩と合流して金沢を出ます 皆さん引き続きお気をつけてお過ごし下さい」と投稿。午後1時には「無事避難できて今は滋賀で休めています SNSで安全な場所や移動経路たくさんの有益な情報ありがとうございました 本当に助かりました 現地の方々の無事を祈りつつ、被災地支援の寄付などできることあればしていきます、どうかご無事で」と伝えている。

◆「令和6年能登半島地震」

1日午後4時6分頃、石川県能登地方を震源とする地震があり、能登地方で震度5強を観測。さらに4時10分頃、石川県能登地方で震度7を観測する地震があり、気象庁は石川県能登地方に大津波警報、石川県、新潟県、富山県に津波警報を発表した。2日午前10時に津波警報および、注意報はすべて解除されたが、その後も数回にわたり余震が続いており、引き続き注意を呼びかけている。（modelpress編集部）

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