有働由美子「news zero」卒業を発表 新メインキャスターも発表


【モデルプレス=2023/12/14】日本テレビ夜のニュース番組「news zero」(毎週月~木曜よる11時、金曜よる11時30分)で、2018年10月からメインキャスターを務めていた有働由美子キャスターが、2024年3月をもって番組から卒業することが発表された。

有働由美子(C)モデルプレス
有働由美子(C)モデルプレス
◆有働由美子「news zero」メインキャスター卒業を発表

藤井貴彦(C)日本テレビ
藤井貴彦(C)日本テレビ
新しいメインキャスターは、先日「好きな男性アナウンサーランキング1位」となった藤井貴彦アナウンサーが務める。藤井アナウンサーは夕方のニュース番組「news every.」のメインを14年務める“日本テレビ史上最長の夕方の男”。初の夜番組担当となる。

鈴江奈々(C)日本テレビ
鈴江奈々(C)日本テレビ
森圭介(C)日本テレビ
森圭介(C)日本テレビ
「news every.」は引き続き、鈴江奈々アナウンサー、そして「モリスケ」こと、森圭介アナウンサーが新しく加わる。このダブルメインキャスターの二人が藤井アナウンサーからバトンを受け、週15時間以上、一日の最新情報を余すところなく伝えていく。(modelpress編集部)

◆有働由美子キャスターコメント

2018年にNHKを辞めてから民放で初めて仕事をさせていただいたのがnews zeroでした。

特に印象的なのは、戦地ウクライナでの取材です。国の正義のために死を覚悟すべきか、一つ限りの命を自分のために生きるべきか、悩み苦しむ市民の様々な本音を聞きました。戦争というのは始まってしまえば、いや戦争に向かい始めたら、止めるのは非常に難しくなる。平時の報道の大切さを心深く刻みました。

私がnews zeroを担当したこの5年あまりの間、取材先や現場で驚くほどたくさんの若い視聴者の方々にzeroを見てもらえている実感があり、その声から私自身が新しい視点や刺激をもらっていました。

そして気づけば現在54歳!次の新たなことにチャレンジする時は今しかないと考え、1年半前から相談させていただいていて、わたくしのわがままを聞いてくださり、このたびnews zeroが快く送り出してくれることになりました。

実績と安定の藤井貴彦アナウンサーにしっかりとバトンを渡せるよう残されたnews zeroの時間をスタッフ、出演者とともに全力で走り切ります!どうぞ引き続き、今夜もnews zeroにお付き合いください。

◆藤井貴彦アナウンサーコメント

このたび、有働キャスターからバトンを受けnews zeroを担当することになりました。この先も every.で皆さんにお会いしたいと思っていましたが、新たな一歩を踏み出すことにしました。

今回、期せずして目の前に道が広がりましたが、有働さんからバトンを受ける来年4月は私にとって、アナウンサー生活30年の節目となりますし、news every.も15年目のスタートを迎えます。これはまさに「転機」なのではないかと考え、大役ではありますが舞台をzeroに移すことに決めました。

一方で、私にとってnews every.での日々はあと3ヶ月。ご覧いただいている皆様への感謝をぎっしり詰め込んでnews every.をお届けします。引き続きよろしくお願いいたします。

◆鈴江奈々アナウンサーコメント

気候変動や急速に進む少子高齢化。この先ますます生きにくい社会になるのではと、子育てをしながら心配になります。世界も、地球も変化している中で、私達も変わることが求められています。知ることが変わることの第一歩。今何が起きているのか丁寧にお伝えし、誰かの暮らしが少しでも良くなるように。誰かのチャレンジを後押しできるように。そんな前向きなきっかけづくりができる番組を目指していきます。

藤井キャスターから学んだ「とことん寄り添う姿勢」を大切に、心を込めてニュースをお届けします。どうぞ、よろしくお願いします。

◆森圭介アナウンサーコメント

これまで「スッキリ」「ZIP!」と15年間、1日の始まりの時間にお邪魔してきました。そんな私にとって、夕方の報道番組は全くの未知の世界。これから受け取る「news every.」というタスキには、先輩の汗と言葉が染み込んでいて、決して軽いものではありません。だからこそ、覚悟と責任を胸にスタートラインに立つつもりです。

みなさんにとって、いい1日でも、そうでなかった1日でも、きょうを振り返り、あしたが少しでもよくなるお手伝いができればと思っています。夕方のお忙しい時間をご一緒できたらうれしいです。

◆「news zero」田口舞プロデューサーコメント

ロシアによる侵攻から半年、空襲警報が鳴り続けるウクライナ。有働キャスターは、東部ハルキウから避難してきた親子へのインタビューで涙ぐみました。「取材者としてあるまじきこと」と話していましたが、理不尽な運命に翻弄され、先の見通せないウクライナの人たちを自分の家族のように想い、寄り添う。有働さんの優しさ、温かさがにじみ出た取材となりました。

現場で生きる人たちの「呼吸」を誰よりも深く感じとり、その「思い」を番組を見てくださる方々と繋ぐことができる唯一無二の存在が「有働由美子」というキャスターだと思っています。その有働さんと一番近くで仕事をし、議論を重ねて番組作りができたことは本当に刺激的な毎日でした。「もうzero何やってるのー!」と有働さんからお叱りを受けないよう「藤井貴彦アナウンサーとの第3章」も気を引き締めて進んでまいります!

◆「news every.」小江翼プロデューサーコメント

番組開始の2010年以来、誰からも愛され信頼されるevery.ブランドを積み上げてきた藤井貴彦アナウンサー。そのイズムをどう受け継ぐのか…答えがこの2人の起用でした。まっすぐな正義感を持つ鈴江アナの芯の強さと、あらゆることに興味を持つ森アナの視野の広さとを使って、さらに報道番組として世の中にしっかりとお役に立てる存在を目指します。東日本大震災や新型コロナなどを乗り越えてきた10年、その先を照らせるメインキャスターとともに次の10年へ踏み出します。

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