Aぇ! group、番組ロケで歴史的快挙再び「まさかグリコの看板前からニホンウナギが確認出来るとは」


【モデルプレス=2023/11/29】関西ジュニアのAぇ! groupが出演するMBSバラエティ番組「Aぇ!!!!!!ゐこ」(毎週土曜深夜25時28分~ 関西ローカル)。12月2日から来年1月の放送回では、歴史的快挙第2弾が放送される。

(左から)亀井哲夫氏、山本義彦氏、小島健、末澤誠也(C)MBS
(左から)亀井哲夫氏、山本義彦氏、小島健、末澤誠也(C)MBS
◆「Aぇ!!!!!!ゐこ」歴史的快挙再び

同番組は、芸人・よゐことAぇ! groupが関西を盛り上げるべく、様々なことを全力調査するバラエティ番組。番組ではこれまで、琵琶湖・大阪淀川水系を中心に関西で様々な生態調査を実施してきた。

特に道頓堀川では、昨年11月に、おおさか環農水研生物多様性センターと共同調査を実施し、絶滅危惧種のニホンウナギを公式に日本で初めて生息確認。論文にまとめ、標本を大阪市立自然史博物館に登録・収蔵した。

その後、「道頓堀川のニホンウナギ保全プロジェクト」を立ち上げ、道頓堀川にニホンウナギが生息していることをアピール。同時に特別許可をとって、道頓堀川にウナギのすみかを設置し、ウナギが入るかを確かめる実証実験を行っていた。

このたび、ウナギたちがこの“すみか”を利用してることが、新たに確認された。この捕獲の様子が番組内にて放送される。

◆小島健&末澤誠也が驚き「まさかグリコの看板前からニホンウナギが確認出来るとは」

ウナギのすみかは、阪神高速道路下に「石倉カゴ」(協力:鹿島建設・フタバコーケン)を、グリコサイン下・戎橋西側に番組オリジナルの「竹筒カゴ」を6月に設置。10月27日に引き上げて、どんな生き物が住み着いているか確認した。

その結果、グリコサイン下の「竹筒カゴ」にニホンウナギ1匹とモクズガニ1匹を確認。さらに、「石倉カゴ」には、チチブやアベハゼ、テナガエビ、スジエビの仲間が大量に住み着いていることを確認。実際に捕獲したAぇ! groupのリーダー・小島健は「道頓堀調査で2回目となる、ニホンウナギの捕獲ができました。それに今回は大阪のシンボルであるグリコの下で獲れたということで、前回とは違う場所で獲れてとても楽しかったです。今後も“Aぇ!!!!!!ゐこ”らしく楽しく調査していきたいです」とコメント。

末澤誠也は「まさかグリコの看板前のあの場所からニホンウナギが確認出来るとは驚きでした。そのようなタイミングに立ち会えたことは光栄でしたし、なにより自分達で仕掛けた魚礁に居たことが嬉しかったです。道頓堀が少しずつ綺麗になってることが確認できたことでもあるので、このニュースを機会にみなさんにも道頓堀の環境に興味を持って頂けると嬉しいです」とコメントしている。

これまで道頓堀川では、生き物のすみかなどの漁礁を設置した実績がなく、竹筒カゴを設置すれば、ニホンウナギがすみかとして入ることを示したのは、すみかづくりの有効性のエビデンスとなり、今後の道頓堀川の生物多様性向上【道頓堀川のニホンウナギ保全】への第一歩となる。

調査に立ち会った大阪動植物海洋専門学校校長の亀井哲夫氏は、「今回の調査で、道頓堀川のニホンウナギにとって、竹筒カゴは『生息環境』として、小さいエビなどがとれた石倉カゴは『餌環境』として有効であることが実証された。これは、生息環境の調査として成果があったと言える。ニホンウナギにとって安心安全な環境があれば、道頓堀川はニホンウナギの楽園になるのでは」としている。

捕獲に全面協力してきたおおさか環農水研生物多様性センターの山本義彦氏は、「都会の真ん中の道頓堀川であっても、生息の場を創出すれば、生物が棲み着くことが明らかとなりました。水生生物が棲み着いていることが分かった時の小島さん末澤さんをはじめとする皆さんの笑顔は、ネイチャーポジティブな取り組みによる水都大阪の新しい魅力創出の可能性を感じさせました!」としている。

PRに協力した道頓堀商店会の副会長・永尾俊一氏は、「道頓堀川にニホンウナギや沢山の魚や川エビが生息していることを知り、あらためて道頓堀川の水質改善が飛躍的に進んでいることを実感いたしました。捕獲時の川底からみんなで拾い上げた石も全く異臭がなく、みんなびっくり!道頓堀の意外なほど豊かな自然を、街の新しい魅力にしていく可能性を感じます(笑)。今回のプロジェクトに関わり、我々道頓堀商店会も協力だけでなく先頭に立って頑張ってまいる所存です」とコメントした。(modelpress編集部)

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