新垣結衣、相棒役はオーディションで抜擢された大型新人に決定「違国日記」キャスト発表


【モデルプレス=2023/11/15】女優の新垣結衣が主演を務める映画『違国日記』(2024年公開)のキャストが発表された。

新垣結衣、早瀬憩(C)2024『違国日記』製作委員会
新垣結衣、早瀬憩(C)2024『違国日記』製作委員会
◆新垣結衣主演「違国日記」

人見知りな小説家の高代槙生(こうだいまきお)(35)と、その姪・田汲朝(たくみあさ)(15)の対照的な2人の同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。今、世界が必要としている、優しさの形を提示するヒューマンドラマが描かれる。

原作は、『さんかく窓の外側は夜』など多くの人気作を生み出したヤマシタトモコの累計販売数170万部を突破した同名漫画。人見知りな30代女性と人懐っこい姪。まったく性格も異なる2人の交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点で炙り出し、「マンガ大賞2019」第4位、宝島社「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位を獲得。今年6月に最終回を迎え、惜しまれながら6年という連載期間を経て終止符を打った。

主役の高代槙生を演じるのは、今月10日公開の『正欲』が話題を呼んでいる新垣。メガホンをとるのは、『PARKS パークス』(17)、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(20)の瀬田なつき。普遍的なキャラクターたちの交流をみずみずしく切り取る演出力に定評のある瀬田が、槙生と朝のかけがえのない関係と、そして彼らを取り巻く個性的な人々を魅力的に描き出す。

◆新垣結衣の相棒役はオーディションで抜擢された大型新人

(左から)瀬戸康史、早瀬憩、夏帆、小宮山莉渚(C)2024『違国日記』製作委員会
(左から)瀬戸康史、早瀬憩、夏帆、小宮山莉渚(C)2024『違国日記』製作委員会
そしてこの度、第2弾キャスト情報が解禁。槙生の姪・田汲朝役にはオーディションで選ばれた大型新人の早瀬憩、槙生の友人・醍醐奈々役には『さかなのこ』(22)の夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役には『愛なのに』(22)の瀬戸康史、朝の親友・楢えみり役には『ヤクザと家族 The Family』(21)、『少女は卒業しない』(23)の小宮山莉渚がそれぞれ抜擢された。

本作でメインキャストとしては映画初出演、さらにW主演を果たす早瀬に対して瀬田監督は、「まだ何にも染まっていない、15歳の早瀬憩さんと出会えました。朝が持つ10代の複雑さを、ふわりと自分に引き寄せる聡明さをもっていました」と起用した理由についてコメントした。早瀬は「分からない事は監督や新垣さんに相談し、助けて頂きながら無事撮影を終えることができました」と撮影を振り返る。

夏帆は「ずっと好きで読んでいた違国日記の実写化にまさか参加できるとは、、とても嬉しいです」と参加への喜びを語り、瀬戸は「誰かの為に変わろうとか、誰かをリスペクトするって、自分の生活を色々な意味で豊かにしてくれるのだと、改めて感じました」と作品の醍醐味をしみじみと感じた様子。小宮山は「撮影中はずっと朝役の早瀬憩ちゃんの隣に居て、自然と朝とえみりと同じような関係性を築くことができたと思います」と早瀬との相性の良さに自信を覗かせている。

◆新垣結衣&早瀬憩、ファーストカット解禁

さらに、新垣と早瀬扮する槙生と朝の姿を捉えた映画のファーストカットも解禁。遠くを見つめ海辺を歩いている2人の姿・距離感は、原作イメージそのもので、まるで漫画から飛び出してきたかのよう。2人の関係性の行方が気になるカットとなっている。(modelpress編集部)

◆田汲朝(たくみ・あさ)役/早瀬憩コメント

オーディション合格の知らせを聞いた時は、嬉しさよりも朝を演じられる事への安堵の方が大きかったです。事務所の方々が喜んでくれているのを見て、その事が嬉しくて。それからは朝をどのように演じたら良いだろうと、朝になる為の準備をしつつ、不安もありましたが、分からない事は監督や新垣さんに相談し、助けて頂きながら無事撮影を終えることができました。お二人の存在がとても心強かったです。共演者の皆さんにも支えて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと作りあげたあたたかな世界を、1人でも多くの方々に届けることができたら嬉しいです。

◆醍醐奈々(だいご・なな)役/夏帆コメント

ずっと好きで読んでいた違国日記の実写化にまさか参加できるとは、、とても嬉しいです。撮影は数日だけでしたが、新垣さんと早瀬さんのあいだに流れる空気感がとても素敵で、いい休日を過ごしているような、穏やかで居心地のいい現場でした。完成した作品を観るのが楽しみです。

◆笠町信吾(かさまち・しんご)役/瀬戸康史コメント

誰かの為に変わろうとか、誰かをリスペクトするって、自分の生活を色々な意味で豊かにしてくれるのだと、改めて感じました。決して簡単なことではないけれど、そういう気持ちが大切なのだと。僕が演じる笠町もそういう気持ちで動いている人物の1人で、彼が人と対話する時の心持ちも、そんな気持ちからきているのだと想像しながら演じました。心に余裕ができ、優しくなれるような物語、是非ご覧ください。

◆楢えみり(なら・えみり)役/小宮山莉渚コメント

漫画が原作の映画に出演させていただくことは初めてで、お話を頂いた時はどうえみりを演じるか不安でいっぱいでしたが、撮影中はずっと朝役の早瀬憩ちゃんの隣に居て、自然と朝とえみりと同じような関係性を築くことができたと思います。朝とえみりの関係性は、私にとって憧れに近いものでした。2人で過ごした時間は私の宝物です。

◆瀬田なつき監督コメント

早瀬さん、夏帆さん、瀬戸さん、小宮山さん、素敵なキャストが集まりました。撮影現場では、原作の言葉にし難い特別な空気感が、槙生を演じる新垣さんを介して、どんどん生まれていきました。朝役は何百人かオーディションをして、まだ何にも染まっていない、15歳の早瀬憩さんと出会えました。朝が持つ10代の複雑さを、ふわりと自分に引き寄せる聡明さをもっていました。現場でも、臆することなく、いつも前向きで勇敢に、のびのびと楽しんで演じてくれ、一緒にワクワクしながら映画を作ることができました。早瀬さんにしか演じられない、あの瞬間の等身大の朝の魅力を、スタッフ・キャストみんなで映すことができたと思います。

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