神木隆之介「ゴジラ-1.0」北米プレミアに登場 現地ファン熱狂でスタンディングオベーションも


【モデルプレス=2023/11/12】映画「ゴジラ-1.0」(公開中)の北米プレミアが11月10日(現地時間)に開催され、主演の神木隆之介と山崎貴監督が現地に駆け付けた。

山崎貴監督、神木隆之介(提供写真)
山崎貴監督、神木隆之介(提供写真)
◆日本制作「ゴジラ」19年ぶりハリウッドでプレミアイベント

神木隆之介、山崎貴監督(提供写真)
神木隆之介、山崎貴監督(提供写真)
日本製作の「ゴジラ」がハリウッドでプレミアイベントを実施するのは「ゴジラ FINAL WARS」(2004年)以来19年ぶり、2度目。11月3日の初日舞台挨拶中に北米プレミアが実施されることが発表され、「From Japanの力を見せつけてきます!」と意気込んだ山崎監督。神木も「初めて行く場所で緊張もしますが、海外で日本のゴジラがどういう風に見えているのか、肌で感じるのが楽しみです」と語っていた。

(提供写真)
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神木隆之介、山崎貴監督(提供写真)
神木隆之介、山崎貴監督(提供写真)
そんな2人が現地であるロサンゼルス市内・ハリウッドに到着。イベントに先んじて、ハリウッドサインやウォーク・オブ・フェイムなどの観光名所を訪問。映画の本場、ハリウッドの地に降り立った山崎監督も「ゴジラで来れたのは凄く嬉しい。スター中のスターであり、日本が世界に誇るゴジラと一緒に来れたのが非常に心強いです」と嬉しそうに語り、そして神木は「ロサンゼルス…、ハリウッド…、テレビの中でしか見たことが無かったので、ドキドキしています。監督と一緒に来られて嬉しいです!」とコメントした。

山崎貴監督、神木隆之介(提供写真)
山崎貴監督、神木隆之介(提供写真)
そして日が暮れ、いよいよ北米プレミアイベント、開幕。イベント会場となるのは、長い歴史を持ち、ハリウッドで最も有名な劇場の一つであるDGAシアター。映画ファンのみならず、ハリウッドセレブたちをゲストに招いての特別な上映会となる。会場の前にはレッドカーペットが敷かれ、その周りには200人以上の熱狂的なファンが大挙して集結。ゴジラのTシャツやグッズを身に纏うファンが大勢集まり、イベント前から異様な熱気に包まれていた。

神木隆之介(提供写真)
神木隆之介(提供写真)
山崎貴監督、神木隆之介(提供写真)
山崎貴監督、神木隆之介(提供写真)
レッドカーペット上には「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の監督を務めたマイケル・ドハティや、俳優のセス・グリーンら、次々とハリウッドのセレブが登場。そして神木と山崎監督が登場すると、ファンから大きな歓声が。ファンたちの声掛けに応え、一緒に写真を撮ったり、「ゴジラ-1.0」のステッカーを渡したり、神木と山崎監督の“神対応”にファンは興奮。アメリカの代表的なニュースチャンネル「CNN」など、アメリカのマスメディアも多く駆けつけ、たくさんのインタビュー取材を受けた。

◆神木隆之介、英語でアメリカファンに感謝

神木隆之介、山崎貴監督(提供写真)
神木隆之介、山崎貴監督(提供写真)
そしていよいよ上映会。アメリカのファンやハリウッドセレブ達が見守る中、上映前の舞台挨拶で神木と山崎監督は英語で挨拶。神木は「You’re the very first audience to see the film outside of Japan!Please enjoy GODZILLA MINUS ONE(日本以外で、皆さんがこの映画を見る最初の観客です!『ゴジラ-1.0』を楽しんでください!)」と挨拶。山崎監督も「I’m very happy to finally bring the TOHO GODZILLA to the US!(ようやく「東宝ゴジラ」をアメリカの皆さんに届けられてとてもうれしいです!)」と挨拶し、会場を大いに沸かせた。

セス・グリーン、神木隆之介(提供写真)
セス・グリーン、神木隆之介(提供写真)
上映中、ゴジラの出現時に拍手をしたり、思わず声を上げたり、ゴジラと立ち向かう登場人物に声援を送ったりと、観客は頻繁に大きな反応を見せた。そして本編終了直後、ゴジラの咆哮にも負けないほどの歓声と、神木と山崎監督への惜しみない拍手が贈られ、会場の全員が立ち上がり、熱いスタンディングオベーションが巻き起こった。その光景に安堵した表情を浮かべる山崎監督。そして神木も晴れやかな笑顔で観客たちに応えていた。

マイケル・ドハティ監督、山崎貴監督(提供写真)
マイケル・ドハティ監督、山崎貴監督(提供写真)
上映後にはMCと現地の観客からのQ&Aが実施され、観客からは「非常に素晴らしかった!ありがとう!」の賛辞とともに様々な質問が飛び交い、神木と山崎監督は熱い思いを伝えたり、時には冗談を交えて観客を笑わせ、会場は大きく盛り上がる。熱気に包まれたまま、イベントは終了した。

山崎貴監督、神木隆之介(提供写真)
山崎貴監督、神木隆之介(提供写真)
イベント終了後は神木と山崎監督のところに多くのファンやセレブが声をかけ、マイケル監督は「アメージング!すばらしかった!」と語り、セスも「感情がいろいろ籠っている映画で、自分はとても感動しました」と絶賛の言葉を伝えていた。最後にイベントの感想を尋ねると、神木は「ゴジラが出てくるたびに拍手と声援が上がり、『ゴジラ』は世界で愛されていると分かっていたけど、そのレベルがはるかに上でした!一緒に観ていて実感しました」と語り、山崎監督は「ずっとアメリカのお客さんに自分の作品を観てもらいたいという夢を持っていました。その夢がゴジラで叶って凄く嬉しい。ゴジラを作りたいという夢と合わせて、二つの夢が同時に叶いました」と話した。映画の都・ハリウッドでの北米プレミアは、2人にとっても忘れられないイベントとなったようだ。(modelpress編集部)

◆「ゴジラ-1.0」神木隆之介&山崎貴監督へのQ&A

― この劇場でアメリカの観客の皆さんと初めて見た感想はいかがでしたか。

山崎:最高でした。感無量です。ここまでオープンに素晴らしい反応をしてくださるので、嬉しいなぁと思いました。

神木:拍手を戴いた時、泣きそうなくらい感動しました。そして、みなさんがゴジラを愛してくれてるということが崇拝をしているんだなということが分かりました。舐めてました(笑)。

― 「ゴジラ-1.0」はアメリカでも前売りチケットがとても売れていますが、観た人にどのようなことを伝えたいですか?

山崎:日本が苦しい時にゴジラが現れる、ひどいことを考えるやつだと言われるんですけど(笑)、苦しい時に民間が立ち上がる姿を見て、勇気をもらってくれるといいなぁと思いました。

神木:「ゴジラ」そのものを楽しんでいただきたい気持ちはもちろんありますが、人間として、「生きたい」、「生きていて欲しい」という気持ちは、人間全員が同じように思っていること、そしてそれが一番大事だということを感じて欲しいです。

― (観客から)凄く素敵な映画をありがとうございました。「ゴジラ」は70年もの間でいろいろなバリエーションで登場してきましたけど、今の2023年の人たちはこの恐いゴジラに慣れていないかもと思いました。今回のゴジラのデザインについて話してください。

山崎:可愛らしかったり、怖かったり、味方になったり、敵になったり、ゴジラはいろんな姿をしてきましたが、いまの時代に作るにあたって、僕は恐ろしいゴジラを作りたかったんです。僕は初代「ゴジラ」が凄く恐ろしかったので、僕も自分が初めて作る「ゴジラ」は恐ろしくしたいなと思いました。でも可愛らしいゴジラも好きです(笑)。

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