フジ杉原千尋アナ「ノンストップ!」「ワイドナショー」…数々の挑戦で常に持っている意識とは “程良く関係値を積んだ”6年目ならではのコミュニケーション語る<モデルプレスインタビュー>


【モデルプレス=2023/11/01】「フジテレビ」と「モデルプレス」がコラボレーションするアナウンサー連載「“素”っぴんランキング」。同じ場所で働く・協力し合う仲間だからこそ知る“素”の一面を、多彩なランキングテーマによって引き出していく同連載。Vol.7のテーマは「ムードメーカーなアナウンサー」。

フジテレビアナウンサー45人以上への取材から1位に輝いたのは、杉原千尋(すぎはら・ちひろ/27)アナ。インタビューでは、先輩とも後輩とも同じだけ関係性を築いてきた6年目だからこその“素”を見せるコミュニケーションや、1年前から変わった仕事への向き合い方から、“ムードメーカー”と称されるその理由が見えてきた。

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
杉原千尋アナ(C)モデルプレス
◆フジテレビアナの素顔に迫る「“素”っぴんランキング」

フジテレビ×モデルプレスPresents“素”っぴんランキング/(左上から時計回りに)宮司愛海アナ、生田竜聖アナ、井上清華アナ、軽部真一アナ、佐久間みなみアナ、伊藤利尋アナ、永島優美アナ、倉田大誠アナ(C)モデルプレス
フジテレビ×モデルプレスPresents“素”っぴんランキング/(左上から時計回りに)宮司愛海アナ、生田竜聖アナ、井上清華アナ、軽部真一アナ、佐久間みなみアナ、伊藤利尋アナ、永島優美アナ、倉田大誠アナ(C)モデルプレス
テレビには映らないフジアナの知られざる素顔に迫った連載第1弾「女子アナの“素”っぴん」、第2弾「“素”っぴんトーク」に続く第3弾「“素”っぴんランキング」では、フジアナ45人以上に取材し、その結果をもとにしたランキングを発表する。

第7回のテーマ「ムードメーカーなアナウンサー」1位の杉原アナは、2018年に入社。同年より『ノンストップ!』のプレゼンターを務めているほか、今年7月からは『ワイドナショー』にも出演している。

◆「ムードメーカーなアナウンサー」1位・杉原千尋アナが選んだのは?

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
杉原千尋アナ(C)モデルプレス
― 「ムードメーカーなアナウンサー」1位に選ばれた感想を教えてください。

杉原アナ:最初聞いた時は嬉しかったのですが「ただうるさいだけかな…?」と少し思いました(笑)。ですが、“ムードメーカー”というポジティブなワードで選ばれるのはとても嬉しいです。

― 杉原アナが選んだのは岸本理沙アナで、お2人が選び合う形となりました。普段岸本さんとはどんなお話をされているのですか?

杉原アナ:岸本が絡んできます!と私は思っているのですが、多分お互いに絡み合っているのかなと思います。今回『お台場冒険王2023 SUMMER SPLASH!』(フジテレビ夏の大型リアルイベント)のアナウンサーダンスユニット・SPLASH!でダンスを披露したのですが、私の横が岸本で一緒に練習することも多くて、その時に岸本が私をいじってくるのでかなり仲良くなりましたし、イベントが終わってからもよく話すようになったと思います。

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
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― 岸本アナはどのようにいじってくるんですか?(笑)

杉原アナ:ダンス経験のあるアナウンサーが選ばれたAチーム、初心者が集まるBチームとあって、私と岸本はBチームでした。私が、踊りはそこそこでもかなり表情を作って踊っていたら、岸本が「顔だけAチームですね」といじってきて…。「あれ、後輩だよね?」みたいな感じでした(笑)。

◆杉原千尋アナ、6年目だからこそ築ける関係性

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
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― その「SPLASH!」で練習をともにした岸本アナ・小山内鈴奈アナ・原田葵アナは、杉原アナが「常に皆を盛り上げてくれた」とコメントしていました。アナウンサー業と並行しながらの練習は大変だったと思いますが、明るく盛り上げ続けられた理由はなんですか?

杉原アナ:私は6年目ということもあって、後輩と先輩の間ぐらいでどちらとも程良く関係値を積んでいる年次なのだと思います。せっかくダンスをやるなら楽しい空気で踊りたかったですし、「お台場冒険王」自体が久しぶりだったので皆で盛り上げたいという気持ちもあって。これだけのアナウンサーが集まる機会もなかなかないので、嬉しくてただただテンションが上がっていました。なので「盛り上げよう」とは思っておらず、何も無理せず素で楽しい日々を過ごしていた結果、皆さんが「盛り上げてくれていた」と言ってくれたのだと思います。

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
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― 6年目で先輩とも後輩とも程良い関係性を築いていらっしゃるとのことですが、アナウンス部を盛り上げようと、普段からご自身で取り組んでいること、心がけていることはありますか?

杉原アナ:とにかく挨拶は明るく、年次は関係なく笑顔で目を見て元気よくするように意識しています。後輩にも気取ることなく、絡みやすい先輩でいたいので、少し時間があったら「最近どう?」と話しかけるなどきっかけを作って、プライベートの話などもするようにしています。先輩で言えば、同じ番組を担当しているということもありますが、やはり三上さん(三上真奈アナ)は1番話します。プライベートの話から仕事の話まで、良い話も悪い話も三上さんには全部話しています!もちろん同期の今湊(今湊敬樹)、大川(大川立樹)や井上(井上清華)も話しますし、後輩の中では佐久間(佐久間みなみ)とよく話しています。

◆杉原千尋アナ、1年で変わった仕事への姿勢

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
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― 以前のインタビューで、杉原アナは『ノンストップ!』の生放送で壁にぶつかっているとおっしゃっていました。約1年を経てその壁を乗り越えられましたか?

杉原アナ:壁を乗り越えられたかは分からないのですが、また気持ちは1年前とは変わっていて 、いい意味で自分に期待しなくなりました。期待してできなくて「こんなことしかできなかったんだ」と落ち込むのではなくて、できることをやっていこうと考えるようになってからとても心が軽くなり、前向きに楽しく仕事ができていると感じています。担当させてもらえる仕事も増えて、自信がついたということもありますし、気持ちが明るくなると「ムードメーカー1位」にも選んでもらったように、周りの人にもいい雰囲気を見せられているのだと思います。

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
杉原千尋アナ(C)モデルプレス
― 期待して落ち込むのではなく、できたことを成功体験として積み上げていくような感覚だと思うのですが、最近達成感を覚えた番組でのエピソードなどはありますか?

杉原アナ:7月の終わりから担当している『ワイドナショー』です。エンタメを扱うことはありましたが、『ワイドナショー』で扱うニュースなどに関しては今まで触れる機会がなかったジャンルなので、新たな世界を見させてもらえて、非常に学びがあります。

また、この番組では進行するアナウンサーというだけではなく、「杉原さんはどう思いますか?」とコメントを求められることもあります。自分の意見を発信することができることに達成感というか、新たな境地で頑張りたいことが見つかった気がします。私は、自分のノートにネタごとに自分の意見を書いていて、フジテレビのアナウンサーという立ち位置も含め、1人の20代後半女性という目線や“杉原千尋”の経験からコメントさせてもらっています。今はまだ、自分のコメント力不足も感じますし、できているとは思っていませんが、まず「自分の意見をどうやって発言したらいいか」というところから佐々木恭子アナウンサーに相談して、今は挑戦する気持ちで望んでいます。

◆杉原千尋アナ「ワイドナショー」での課題・乗り越える方法

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
杉原千尋アナ(C)モデルプレス
― ご自身の意見を持つことがやりがいに繋がっているのだと思いますが、そこで見つけた課題はありますか?

杉原アナ:良いバランス、良い文字数で自分の意見をコンパクトにまとめて言うのは難しいと感じています。アナウンサーが1番最初に振られることはなく、ゲストの方々が話された最後に来ることが多いので「似たようなことを言ってしまった」「うまく伝わりきらなかった」などの悩みを抱えています。なので、もう少し語彙力や、短いコメントの中でいかに自分の言葉を伝えるかというところが今後の課題になってくると思います。

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
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― うまく行かなかったという時にはどのように次に繋げていますか?

杉原アナ:東野さん(『ワイドナショー』のMC・東野幸治)に「反省しない方がいいよ。反省するんじゃなくて次に活かせるようにポジティブに考えていったほうが楽じゃない?」と言われたことがあって。私は1人で後悔することが多かったので、後悔するのではなくもっとポジティブに、もっと楽観的に考えていいんだと思えるようになりました。それでも、そんなに人間は簡単ではないので、もちろん今でも反省してしまいますし落ち込む時もありますが、東野さんに言われたその気持ちも大切にしようと思っています。

◆杉原千尋アナの夢を叶える秘訣

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
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― それでは、様々な経験を経て杉原アナが思う「夢を叶える秘訣」とは何でしょうか?

杉原アナ:行動するということは常に意識しています。アナウンサー試験を受ける時も、自信があったわけではなかったのですが、試験を受ける権利は皆に平等にある中でやってみるだけでも一歩進んでいるし、その1歩を踏み出せるかどうかが1番大きいことだなと思っていて、受かる・受からないではなく、やってみた自分の経験にはなるという思いでした。今も『ノンストップ!』の生放送や『ワイドナショー』のコメント、ナレーションで自分の声を色々操ってみることなど、全て挑戦し続けていると思っているので、まずは1歩踏み出してやってみるということが大切だと思います。

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
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― それでは、杉原アナがいま挑戦してみたい、1歩踏み出してみたいと思うことを教えてください。

杉原アナ:今も挑戦している日々なのですが、バラエティなどどんなジャンルでもやりたいです。最近では『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』や『ドッキリGP』にも出演していますが、1年目の時から気持ちは変わらず何事も全力でやっていきたいです。

プライベートでは、海外に行くのがとても怖く、同期と4人で韓国に行った以外には仕事でしか海外に行ったことがなかったのですが、もう少し広い世界を見てみたいと思うようになりました。王道ですが、ハワイに行きたいです。皆が行っているから行ってみたいと思ってはいるものの、なかなか1歩踏み出せていないので、今後挑戦したいです。

― 素敵な夢を語ってくださりありがとうございました!

(modelrpress編集部)

◆杉原千尋アナプロフィール

杉原千尋アナ(C)モデルプレス
杉原千尋アナ(C)モデルプレス
生年月日:1995年11月9日
出身地:富山県
出身校:国立音楽大学音楽学部
入社年:2018年
担当番組:ノンストップ!、Tune、超ド級!世界のありえない映像大賞、Live News イット!(ナレーション)、ワイドナショー、CS有吉くんの正直さんぽ(ナレーション)、KinKi Kidsのブンブブーン!(ナレーション)

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