つんく♂、歌えない歯がゆさ語る “一番辛い”こととは


【モデルプレス=2023/10/07】音楽家/総合エンターテインメントプロデューサーのつんく♂が、6日放送のカンテレ・フジテレビ系『さんまのまんま秋SP』(よる9時~)に出演。声を失い、歌えなくなったことで感じる歯がゆさを打ち明けた。

つんく♂(C)モデルプレス
つんく♂(C)モデルプレス
◆つんく♂、歌えない歯がゆさを明かす

この日は、2014年に喉頭がんを公表し、声帯を摘出して声を失ったつんく♂が、パソコンで入力した文字をお笑いタレント・明石家さんまの前に設置したモニターに送信してトークを展開。歌えなくなってしまったことに「歯がゆさを感じるか?」と問われ、何度も大きく頷いたつんく♂は「一番は(歌って)教えられないのが辛い」と打ち明けた。

声を失うまでは、プロデュースを手掛けるアイドルたちに自身の歌声で「ささっと歌の“コツ”を教えてきた」が、現在は感じた違和感をパソコンに入力した文字で伝えていると説明。自身の声で見本を聞かせることができないため、思うように意図が伝わらずストレスが溜まることもあると打ち明けた。また、作曲の際にも「音符が飛びすぎるなとか、(歌って)試せないのが辛い」と音域の調整にも影響があることを明かした。

◆つんく♂「意外と喋らなくても、人生何とかなる」

続けて、声を失った生活に少しは慣れたかという質問には「実は、今までだいぶ無駄なことを喋ってたんだな~って思います」と回答。現在は、必要な情報だけをピックアップして簡潔に伝えるため「意外と喋らなくても、人生何とかなる」という気持ちでいるのだと語った。

今なお、プロデュースを手掛けるアイドルたちにアドバイスを送り続けているつんく♂。彼女たちにとって、つんく♂の言葉は『神の声』に等しいといい、さんまからモーニング娘。らの喜びの声も聞いていると伝えられると、はにかみながらも嬉しそうに微笑んだ。(modelpress編集部)

情報:カンテレ・フジテレビ

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