桐谷美玲、舞台挨拶“はしご”で樹木希林から鋭いツッコミ


俳優の松坂桃李、女優の樹木希林、モデルの桐谷美玲ら主要キャストが6日、都内で映画『ツナグ』の初日舞台挨拶を行った。

映画『ツナグ』初日舞台挨拶を行った(左から)大野いと、橋本愛、樹木希林、松坂桃季、桐谷美玲、遠藤憲一、平川雄一朗監督
この日、同日公開の映画『新しい靴を買わなくちゃ』の初日舞台挨拶後に駆けつけた桐谷が「心からこの作品が思い出に」と挨拶すると、すかさず樹木から「他の映画館でハイヒールがどうのとかやってなかった?」との鋭いツッコミが。ベテランからの追求に桐谷は「今は『ツナグ』なので、ハイヒールはおいていただいて……」と火消しに必死だった。

同作は、直木賞作家・辻村深月による第32回吉川英治文学新人賞受賞小説を実写映画化したファンタジードラマ。死者との再会を望む人々と、その仲介を司る“使者(ツナグ)”として他人の人生に深く関わっていく一人の少年・歩美(松坂)の葛藤と成長を描く。

桐谷美玲
映画撮影のほか宣伝でも樹木とセットで活動した松坂は「撮影で一緒に過ごした時間とプロモーションでご一緒した時間が撮影を上回った」と感慨深げ。樹木からは「(松坂)の保護者のつもりで宣伝活動に関わって、最初は『あぁ~』と思ったけれど、今日に至ってはこの成長ぶり。これで安心しました」と評価されるも、「樹木さんは底が知れません。長い時間一緒に過ごしたけれど、結局何もつかめぬまま。底知れずのままです」と完敗宣言。そんな主演俳優の困惑を横目に樹木は「底なし沼の樹木希林です」とマイペースに応えていた。

映画の内容にちなみ、使者が実際にいたら卑弥呼に会ってみたいという松坂は「卑弥呼の時代に地球儀があったと言われていて、その時点で卑弥呼は地球が丸いと思っていたわけですよ!」と熱弁するも、会場との温度差に「伝わらないかな?」と頭をポリポリ。舞台「新・幕末純情伝」で新撰組の沖田総司を演じた桐谷は「沖田総司に会って、演じましたという報告と、本物の剣術を教えてもらいたい。ビシバシ指導していただきたいですね」と妄想を膨らませていた。

映画『ツナグ』は全国公開中。(モデルプレス)

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