【モデルプレス＝2023/08/25】モデルで女優の玉城ティナが25日、都内で行われた映画『＃ミトヤマネ』初日舞台挨拶に、俳優の稲葉友とメガホンをとった宮崎大祐監督とともに登壇。SNSへの向き合い方について語った。

◆玉城ティナ、真っ赤なドレス姿で登場

SNS社会の光と影を独自のタッチで描いた本作。ネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業とする女性を主人公に、ネット社会の恐ろしさを描いたスリラー「VIDEOPHOBIA」で国内外の話題となった宮崎監督が描く、現代性とクールさをともなった、今までにない新しいジャパニーズ・ノワール作品となっている。

真っ赤なドレス姿で観客の前に登壇した玉城は「初日を迎えられてとても嬉しく思っています。映画としては撮影から1年経たずに公開ということで、割と短い期間なほうだと思うので、撮影のときの記憶も鮮明にありながら、もう公開なんだなってときの速さを感じております」と口にし、「上映前なのでドキドキですけど、終わったあとにみなさんが何を感じるのかなってすごく楽しみな映画なので、ぜひ教えてほしいなと思っています」とお願いした。

◆玉城ティナ、インフルエンサー役に自信「最善を尽くせた」

また、世界中で人気を得るインフルエンサー・山根ミト役を演じた感想を聞かれた玉城は「インタビューでは何回かお伝えしているんですけど、宮崎監督が私を選んでくれたことがすごく“しっくり”くる作品だなと思っています（笑）」と笑い、「最初に脚本を読ませてもらったときから、“私だったらこういう風に演じられるな”って確信があった作品でした。ミトの職業はカリスマインフルエンサーの役ですけど、1人の女性のお話なのでインフルエンサーじゃなくても成立するような普遍的な内容だなと思っていますね」とコメント。

ミトを演じる上で難しさはあったか追求されると「難しくなかったです（笑）」と胸を張り、「見たあとに『えーっ！』って言われたら怖いんですけど（笑）、わたし的にしっくりくる役ではあったんですけど、今までに演じたことのないような役柄ではあるので、“簡単にできるぞ”という意味の“難しくなかった”ではなく、自分なりに考えて最善を尽くせたんじゃないかなと思っています」と自信を覗かせた。

◆玉城ティナ、SNSの向き合い方に変化

さらに、普段SNSとどのように向き合っているか尋ねられると、玉城は「昔はなんでも投稿したり、パッてつぶやいたりしていたんですけど、今は考えすぎちゃって上げられない写真とかがいっぱいありますね。無邪気にいろいろつぶやいていたのが懐かしいなあと思います」としみじみ。

「でもやっぱり、出ている作品の感想であったりは、良い悪いの意見を同じように受け止めているって感じですかね。『ひどいこと言わないでよ』って言うときもありますけど（笑）、それも特に気にしていないって感じです。傷つけようと試みている人は、傷ついた顔を見るのが1番うれしいので、それを見せないというか、考えないようにしています」と胸の内を明かした。（modelpress編集部）

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