奥平大兼&鈴鹿央士、W主演で日本初“eスポーツ”劇映画化<PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~>


【モデルプレス=2023/08/18】俳優の奥平大兼と鈴鹿央士が、日本で初めてeスポーツを劇映画化した『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(2024年春公開)でW主演を務めることが決定した。

奥平大兼&鈴鹿央士(C)2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
奥平大兼&鈴鹿央士(C)2023映画『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』製作委員会
◆日本初“eスポーツ”劇映画化

eスポーツとは、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。ファン人口は年々増え続け、日本でも近い将来1千万人を超えると見込まれる。IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれるほど、今や正式なスポーツとして世界が認めている。

「“全国高校eスポーツ大会”メンバー大募集」。学校の壁に貼られた勧誘ポスターを見た翔太(奥平)は興味を持ち、立候補。eスポーツ上位ランカーでこのポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎(鈴鹿)に連絡する。1チーム3人編成の<ロケットリーグ>にエントリーしたい達郎は、クラスメートでたまたま席が近かったVチューバ―好きの亘を残り1枠にロックオン。なかば強引にYESを取り付ける。

金髪にピアス、見た目はヤンチャのeスポーツビギナー翔太。ケガによってバスケットボールを諦めた失意の天才ゲーマー達郎。四六時中、ポテチ片手に動画やアニメに没頭する亘。そんな年齢もバックグラウンドも異なる、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム<アンダードッグス(かませ犬)>を結成して、全国大会に挑む。はじめは全く息の合わなかった彼らだったが、次第に競技に魅せられ、練習を重ねて、東京での決勝戦を目指していく。

eスポーツを題材にした日本初の劇映画である本作は、徳島県の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。本音を語らない微妙な会話、衝突を避ける距離感などリアリティをもって、いまどきの10代を軽やかに映し出す。そのぎこちない関係性と独特の間が思わず観る者をクスリと笑いに誘う。それぞれが青春時代特有の悩みを胸に抱えながらもこの一瞬一瞬を全力で“PLAY”し、本当の仲間になっていく姿はすがすがしく、誰もが彼らを応援したくなることだろう。

◆奥平大兼&鈴鹿央士がW主演

派手な外見とは裏腹に、弟想いの一面もある心優しい翔太を演じるのは、映画『MOTHER マザー』で長澤まさみ扮する母親・秋子の息子役で鮮烈なデビューを飾った奥平。その年の日本アカデミー賞やブルーリボン賞など数々の映画賞で新人賞を総なめにしたことも記憶に新しい。

クールな優等生、でもケガを理由にバスケットボールを断念せざるを得なかった達郎役には、映画初出演にして『蜜蜂と遠雷』のメインキャストに抜擢され、日本アカデミー賞、毎日映画コンクールなどの映画新人賞を多数獲得した鈴鹿。

現在オンエア中のテレビドラマでも共に重要な役柄に配され、奥平が「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ)、鈴鹿が「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(TBS)に出演。デビューから瞬く間に人気と実力を獲得し、話題作に続々と出演する若手俳優のフロントランナーである2人が本作のW主演を務めている。

監督は、ロボットコンテストに挑戦する高専生を描いた『ロボコン』や、ボルダリングに夢中な女子高生を描いた『のぼる小寺さん』など、若者を主人公に据え、数々の青春映画の傑作を世に送り出してきた名手・古厩智之。また本作の企画・プロデュースは、「サクラ大戦シリーズ」などを手掛け、ゲーム界のレジェンドと称される、広井王子。

思いっきりやったら「勝つとか負けるとかは、どーでもよくて」。同じ学校に通いながらもオンラインでしか繋がっていなかった彼らがモニターを飛び出し、気付いたものとは。果たして彼らは“リアルな青春を実装”できるのか?古厩監督が奥平、鈴鹿という若手有望株の二大俳優を得て、軽快で爽やかな、新時代を予感させる青春映画をここに誕生させた。(modelpress編集部)

◆奥平大兼/郡司翔太役 コメント

今回eスポーツをテーマとした映画ということで、個人的にゲームはとても好きですし、ゲームの世界大会などは見る機会が多いので、このように映画でeスポーツの魅力を伝えられるのはとても光栄に思いました。

そして、ゲームをみんなでやっているシーンなど、いつもと違ったお芝居や撮り方なども、撮影していてとても楽しかったですし、青春映画としても、若者が一つのものに熱中して、何かを目指す尊さを経験できました。是非この映画で、ゲームが好きな方にはもちろん、あまりゲームのことを知らない方にも、今のeスポーツの世界の魅力や熱量を知っていただけたら嬉しいです。

◆鈴鹿央士/田中達郎役 コメント

田中達郎役を演じさせていただきました、鈴鹿央士です。今作では、本編の殆どを徳島県にて撮影しました。自然に囲まれ穏やかな時間が流れる中で、のびのびと撮影できたことがとても楽しかったです。みんなで撮影終わりなどに徳島ラーメンを食べに行ったり、たくさん思い出があります。

そのような中で、eスポーツの試合シーンは、みんなでアツく撮影していたので、どのようになっているのか観るのが楽しみです。eスポーツは、全国大会が開催されたり、これからオリンピック競技にもなるかもしれない、注目の分野です。僕も普段からゲームを嗜む1人として、公開までたくさんの方と一緒にこの映画を盛り上げられたらなと思っています。公開をお楽しみに。

◆監督:古厩智之コメント

四国の小さな町。ほんとうにあった青春時代をもとにした映画です。親たちは疲れ切っていて、少年たちはずっと足踏みしている。彼らのリアル、感触や欲しいものを考えました。仲間を得て、最高のガッツポーズをする瞬間を経ても、現実は変わらないかもしれない。だからこそ「遊べ!」です。それでも「遊べ!」。PLAY!です。それを私よりも理解した奥平くん、鈴鹿くんら俳優陣とスタッフのおかげで、すみっこの町でHIPHOP映画を撮るように、eスポーツの映画を撮れたと思います。震えますよ!

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