「パリピ孔明」撮影現場に潜入 向井理&上白石萌歌らが根性見せた大規模シーン<クランクインコメント&現場レポート>


【モデルプレス=2023/08/14】向井理が主演を務める9月27日スタートのフジテレビ系水10ドラマ「パリピ孔明」(毎週水曜よる10時~ ※初回15分拡大)の撮影現場に潜入。その様子をレポートする。

上白石萌歌、向井理(C)フジテレビ
上白石萌歌、向井理(C)フジテレビ
◆向井理主演「パリピ孔明」

クランクインを迎えた上白石萌歌、向井理(C)フジテレビ
クランクインを迎えた上白石萌歌、向井理(C)フジテレビ
本作は、中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す1人の少女・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。

モデルプレスが潜入したのは、向井&上白石らのクランクイン初日。都内のクラブ「WAPR SHINJUKU」での大規模な撮影となった。

◆菅原小春の迫力パフォーマンス

菅原小春(C)フジテレビ
菅原小春(C)フジテレビ
多くのエキストラも集う中、ハイレベルなダンスパフォーマンスと歌唱で注目を集める人気シンガー・ミア西表を演じる菅原小春が登場。

菅原小春ら(C)フジテレビ
菅原小春ら(C)フジテレビ
SEXYなブラック衣装に身を包んだ菅原がミアとしてパフォーマンスする場面は、まるで本物のライブさながらの盛り上がり。高いヒールを履きながら、様々なカメラアングルに合わせて何度も激しいダンスを披露する姿からは、菅原のミアに懸ける強い想いが溢れ出ていた。

さらに、ミアの楽曲も菅原自身が歌唱したもの。ダンサーとして活躍する菅原の新たな挑戦を見ることができる。

◆向井理、斬新設定を見事に演じきる

向井理(C)フジテレビ
向井理(C)フジテレビ
ミアのステージ上での撮影が終わると、孔明と英子が客席からライブを観ているシーンの撮影へ。

クランクイン初日ながら、“現代人に混ざる孔明”という斬新なシーンを見事に体現する向井。英子にサイリウムを渡され、とりあえず見様見真似で振ってみる…というシーンには、思わず見守っていたスタッフ陣も笑顔になっていた。

向井理(C)フジテレビ
向井理(C)フジテレビ
また孔明のきらびやかな衣装はかなりの重さで歩くだけでも大変だが、向井は決して苦労を見せず、作品と向き合う真剣な表情が印象的。さらに、高身長の向井が孔明の帽子を被ると身長は2m以上に。計略を考えている時などに帽子から煙が出てしまう…という設定で煙が出ると、会場では笑いが起こっていた。

◆上白石萌歌が見せた根性

上白石萌歌(C)フジテレビ
上白石萌歌(C)フジテレビ
一方役作りで人生初のブリーチをし、金髪の英子として現れた上白石。ミアのパフォーマンスを観ても落ち着いている孔明と、ハイテンションになる英子のギャップは、撮影している時からすでに面白く、完成した映像を観る日が楽しみだった。

ライブということで、英子は興奮して叫ぶ場面が。何度も繰り返し大声を出す大変な撮影となったが、上白石は毎カット本気で挑む根性を見せていた。

上白石萌歌、向井理(C)フジテレビ
上白石萌歌、向井理(C)フジテレビ
出演者それぞれが入念に準備し、並々ならぬ想いで撮影を行っている同作。向井らが魅せてくれるドラマ「パリピ孔明」に期待が高まるばかりだった。

そして、初日撮影を終えた向井&上白石へ、現場の雰囲気や見どころについて聞いた。

◆向井理コメント

向井理(C)フジテレビ
向井理(C)フジテレビ
― 初日撮影を終えての感想

向井:準備期間が長かったのもあり、いよいよ始まったなという感じです。この作品ならではの音楽シーンがクランクインだったので、楽しみにしていたのもありすごく見応えがありました。初回からカッコ良いシーンが多いので2話3話以降も楽しみです。

― 最初のシーンは、孔明が急にミアの控室へ訪問するシーンでした。見ていた私たちはすごくシュールでしたが…?

向井:孔明本人は至って真面目なんですよね。見た目から他の登場人物とは違うので、そこからさらに盛って何かしてしまうと破綻する気がしたので、狙いすぎないよう気を付けました。真面目に任務を遂行する人という意味では、あまり奇をてらうことはしたくないと思いましたが、違和感は作らなきゃいけないので、そこは日々考えながら撮影しています。現代劇の中に1人だけ時代劇が紛れているイメージなのかな、と思っています。

― 帽子の高さもあり天井にぶつかりそうになっていて大変そうだった印象を受けましたが…?

向井:日本舞踊を学んだ時の所作や体幹を生かして、かがむときも姿勢を斜めにするのではなくて、スクワットするときのイメージで、腰から落としてやれば大丈夫だなと思っていました。体幹をぶらさない、衣装を着崩さない歩き方をする、など気を付けています。

― 衣装について

向井:最初に衣装合わせをした時よりも軽くなっている気がします。風通しの良い仕様にアップグレードして頂いたので、すごく着やすいです。

菅原小春ら(C)フジテレビ
菅原小春ら(C)フジテレビ
― ミア役の菅原小春さんのシーンを実際に見ていかがでしたか?

向井:菅原さんとは初めてお会いしたのですが、世界観もすごかったですし、場慣れされている方なので主戦場というか、すごく新鮮でした。踊りも歌もパフォーマンスがとにかくすごくて、本当に素晴らしかったです。また、観客役のエキストラの方たちに対して、菅原さんはじめダンサーの皆さんがステージ上から、自ら盛り上げていたのがステキでした。僕も待ちの間、(フロアの)2階から見ていましたが、素で「ヒャーヒャー」言っちゃいましたね(笑)。

― そんなミア西表のライブシーンを孔明がサイリウムを振りながら見る、というシーンもありましたが…?

向井:孔明は“サイリウム”というモノ自体知らないので…「サイリウムを知らなくて、振ったことない人はどうやって振るのかな?」とか考えながら演じました。周囲を見て、とりあえず似たようなことはやってみるけど、そういうタイプじゃないから、戦場で銅鑼をたたくイメージでやってみました。監督がよく話しているのですが、「“違和感”や“ギャップ”という空間に異物がぽこんと置いてあるのが孔明だから、話し方含め、人と違うことをする、周りに流されすぎないようにする」というのは意識しています。

向井理、上白石萌歌(C)フジテレビ
向井理、上白石萌歌(C)フジテレビ
― 途中、帽子から煙が出ていましたが…?

向井:僕は見えていないのでどうなっていたかよく分からなかったのですが、周りの方がクスクス言っているのは聞こえてきて…笑ってもらえたので良かったです(笑)。

― 今後、さまざまな音楽・ライブシーンがありますが、楽しみにしているシーンなどあれば教えてください。

向井:ラップとお経のバトルシーンがあるのですが…41歳にしてラップやお経に挑戦すると思っていなかったので、それは新たな経験として楽しみです。また、これから撮影する菅原小春さん演じるミア西表のライブシーンやさまざまな方たちのライブシーンなど、毎話出てくる音楽シーンが魅力的なので、僕自身、1人の視聴者として、生で見られるのがすごく楽しみです。

◆上白石萌歌コメント

上白石萌歌(C)フジテレビ
上白石萌歌(C)フジテレビ
― 初日撮影を終えての感想

上白石:クランクインの前日は、ついに英子を演じる時が!と胸がバクバクし、寝つきが悪かったのを覚えています(笑)。当日も緊張しましたが、渋江監督や向井さんをはじめ、現場のみなさんが自然と私を「パリピ孔明」の世界にいざなってくださいました。楽しんで英子を最後まで生き抜こうと思えた日でした。

― 最初のシーンはいかがでしたか?(孔明と英子がミアの控室へ突撃する場面)

上白石:英子として1番最初のシーンで、段取りからとても緊張しました。向井さん演じる孔明も、菅原さん演じるミアも、みなさんとても魅力的で、わたしも英子としてこの作品にちゃんと存在したいと強く思いました。

― その後撮影した「ミアのライブを見る孔明と英子のシーン」について…

上白石:ライブシーンはこの作品の大きな見どころのひとつだと思うのですが、大勢のエキストラさんのおかげで躍動感のあるシーンになりました。ミアとしての菅原さんのパフォーマンスが本当に素晴らしくて、演じることを忘れてしまいそうになるほど感動しました。渋江監督の手がけるライブシーンはとても見応えがありそうなので、いまから完成が楽しみです。

上白石萌歌(C)フジテレビ
上白石萌歌(C)フジテレビ
― 孔明役の向井理さんやミア役の菅原小春さんとは初共演でしたが、実際に撮影してみて、お二人の印象はいかがでしたか?

上白石:孔明を演じる向井さんは本当に神々しく、ついつい拝みたくなってしまいます。ひとつひとつの所作や声のトーン、すべてが孔明そのもので、一緒にお芝居をさせていただく度に感動します。菅原さんは、太陽のようなエネルギーを持ってらっしゃる方です。早朝の支度部屋でひとり、熱唱している姿をよく見かけます(笑)。お会いするたびに元気をくださいます。お芝居も踊りもやはり本当に素敵で、菅原さんにしか演じられないミアだなと思っています。

― さまざまな方たちのライブ&歌唱などの音楽シーンをはじめ、孔明と英子のやりとり(トーク)なども、本作の楽しみの一つになってくると思います。改めて番組を楽しみにしている視聴者の皆さんに向けて、見どころ含め、メッセージをお願い致します。

上白石:コミカルで鮮やかな世界観でありながらも、人が夢を追いかけることの美しさを丁寧に描いている作品です。夢を持つすべての方に届いてほしいです。ぜひ放送を楽しみにしていてください!

◆「パリピ孔明」第1話あらすじ

時は、魏・呉・蜀の3つの国が天下の覇権を争う三国時代。病に倒れた天才軍師・諸葛孔明(向井理)は、薄れゆく意識の中で「次の人生は、命のやり取りなどない平和な世界に生まれ変わりたいものだ」と願う。

孔明が次に目を開けた時、そこは…2023年ハロウィーンの渋谷だった。見渡す限りのゾンビ、悪魔、モンスター。「なるほど…ここが地獄なのですね」と勝手に納得する孔明。見知らぬ酔っ払いに連れて行かれたライブハウス・BBラウンジで、孔明は月見英子(上白石萌歌)のステージを見て、その歌声に魅了される。

翌朝、目を覚ました孔明は、BBラウンジでアルバイトをしている英子に介抱され、ここが地獄ではないこと、自分の姿が若返っていることに気づく。そしてスマホやペットボトルなどの現代文明に激しい衝撃を受け、混乱のあまり泣き崩れる。しかし、そこは天才軍師。気を取り直した孔明は、脅威の理解力でスマホをあっという間にマスターしてしまう。

そこへやってきたBBラウンジのオーナー・小林(森山未來)に対して孔明は、「はじめまして。私、姓は諸葛、名は亮、字を孔明と申します」と挨拶する。それを聞いた小林は、三国志の武将カードを取り出し、孔明に「街亭(がいてい)の戦い」での馬謖(ばしょく)についての問いを投げかける。小林は熱烈な三国志マニアだったのだ。孔明と三国志談義で盛り上がり、上機嫌になった小林は、勢いで孔明をアルバイト採用することに。

一方、仕事からの帰り道、「もうやめようかな、歌」とつぶやく英子。励ます孔明に、英子はこれまでの身の上を話し出す。高校時代、家出して歩道橋から身を投げようとした英子を止めたのが小林だった。小林は英子を店に連れていき、世界的シンガー、マリア・ディーゼルの歌を聴かせる。感動で震える英子。それ以来、店でアルバイトをしながらいつか自分も誰かを感動させたいと、歌手を目指してきた。英子の夢を叶えたい、そう思った孔明は「私が、あなたの軍師になります」と宣言する。こうして、歌手を目指す英子の夢を叶えるため、孔明と英子の二人三脚の戦いが始まったのである―。

(modelpress編集部)

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