稲垣吾郎、主演舞台「多重露光」10月より上演決定「まだ見たことない自分に出会えるような予感」


【モデルプレス=2023/08/07】俳優の稲垣吾郎が主演を務める舞台舞台『多重露光(読み:たじゅうろこう)』が、2023年10月6日~22日まで日本青年館ホールにて上演することが決定した。

(左から時計回りに)稲垣吾郎、真飛聖、相島一之、石橋けい(提供写真)
(左から時計回りに)稲垣吾郎、真飛聖、相島一之、石橋けい(提供写真)
◆稲垣吾郎、主演舞台決定

モボ・モガプロデュースでは、『家族のはなしPART1』(作・演出:淀川フーヨーハイ あべの金欠 主演:草なぎ剛)2019年@京都劇場&2021年@KAAT神奈川芸術劇場、『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~』(作・演出:鈴木聡 主演:稲垣)2019年@日本青年館ホール、『恋のすべて』(作・演出:鈴木聡 主演:稲垣)2022年@東京建物Brillia HALL&京都劇場と、稲垣、草なぎを主演に製作。

稲垣吾郎(提供写真)
稲垣吾郎(提供写真)
4作目となるモボ・モガプロデュース最新作は、稲垣が主演『多重露光』。いまもっとも期待されている劇作家、横山拓也による書き下ろし、演出には、読売演劇大賞演出家賞を受賞の俊英、眞鍋卓嗣を迎える。

稲垣は「僕は最近、写真に興味を持っています。オフでも身近にカメラのある生活をしているので、この企画を伺い、『多重露光』という作品に縁を感じました」と自身とリンクしたことを明かし、「稽古は始まっていませんが、まだ見たことない自分に出会えるような予感がします。皆さん、楽しみにしていてください」と呼びかけている。

真飛聖(提供写真)
真飛聖(提供写真)
石橋けい(提供写真)
石橋けい(提供写真)
相島一之(提供写真)
相島一之(提供写真)
◆「多重露光」ストーリー

「生涯かけて撮りたいものを見つけなさい」

親からの漠然とした言いつけに、僕は呪われている。

町の写真館を細々と営むカメラマンに、本当に撮りたい写真なんかあるわけない。
鬱々とした日々の中、突如現れたのは、あの家族写真に写る“お嬢様”だった。

山田純九郎(稲垣吾郎)は、写真館の2代目店主。戦場カメラマンだった父(相島一之)には会ったことがなく、町の写真館の店主として人気のあった母(石橋けい)からは理不尽な期待を背負わされた子供時代。

写真館で育ち、写真に囲まれた人生は、常に写真に苦しめられてきた人生でもあった。

毎年、愛に溢れた家族写真を撮る裕福な同級生の一家があった。45歳になった純九郎の元に、その憧れの一家の“お嬢様”であった麗華(真飛聖)が訪ねてきた。純九郎は、かつて強く求めた家族の愛情に触れられそうな予感をもつ。親の威光、無関心、理不尽な期待、そして、隠し持った家族写真…それらが多重露光の写真のように純九郎の頭の中に常にあって、幸せという未来の焦点がなかなか合わない。幼馴染(竹井亮介)や、取引先の中学校教員(橋爪未萠里)が何かと気にかけてくれるが、純九郎に欠落した愛情が埋まることはなかった。純九郎は、自分の求める愛を、人生の中に収めることができるのだろうか。

◆稲垣吾郎主演舞台「多重露光」

モボ・モガプロデュース

脚本:横山拓也 演出:眞鍋卓嗣
出演:稲垣吾郎
真飛聖 竹井亮介 橋爪未萠里/石橋けい 相島一之 他

2023年10月6日(金)~10月22日(日)/日本青年館ホール

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