市川猿之助被告が総合演出・スーパー歌舞伎「鬼滅の刃」上演見合わせを発表


【モデルプレス=2023/08/02】松竹が8月2日、2024年2~3月に新橋演舞場にて上演予定だった「スーパー歌舞伎II(セカンド)『鬼滅の刃』」の上演を見合わせることを、公式サイトを通じて発表。同歌舞伎は、自殺ほう助罪で起訴された歌舞伎役者・俳優の市川猿之助被告が企画、総合演出、出演を担う予定だった。

市川猿之助(C)モデルプレス
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◆市川猿之助被告が総合演出のスーパー歌舞伎「鬼滅の刃」上演見合わせ

市川猿之助(C)モデルプレス
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松竹公式サイトでは「2024年2・3月に新橋演舞場にて上演を予定しておりましたスーパー歌舞伎II(セカンド)『鬼滅の刃』は、諸般の事情により上演を見合わせることとなりました」と発表。

「公演をお待ちいただいた皆様にはご迷惑をおかけいたしますこと深くお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と謝罪している。

「スーパー歌舞伎」は、古典芸能化した歌舞伎とは異なる演出による現代風歌舞伎。今回の「スーパー歌舞伎II『鬼滅の刃』」は、人気漫画『鬼滅の刃』初の歌舞伎化で、猿之助被告のほか、市川染五郎、市川團子、松本幸四郎が出演予定だった。

◆市川猿之助容疑者、自殺ほう助の疑いで逮捕されていた

猿之助容疑者は5月18日、父親の段四郎さんと母親とともに自宅で3人で倒れている姿が発見され、緊急搬送。両親は死亡していることが確認されており、死因は向精神薬中毒とみられていた。

報道によると、その後の捜査関係者への取材で猿之助容疑者が母親へ睡眠薬を渡した疑いが強まり、警視庁が猿之助容疑者を逮捕。7月31日に、猿之助容疑者は拘留されていた東京・原宿署から保釈された。

◆市川猿之助容疑者、歌舞伎役者・俳優として活躍

猿之助容疑者は歌舞伎役者としてはもちろん、俳優業での活躍も目覚ましく、近年では「最初はパー」(テレビ朝日/2022年)「鎌倉殿の13人」(NHK/2022年)に出演。その多彩な表現で視聴者を引きつけていた。(modelpress編集部)

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