【モデルプレス＝2023/07/11】女優の福原遥と深田恭子が初共演でW主演を務めるTBS系火曜ドラマ『１８／４０（エイティーン／フォーティー）～ふたりなら夢も恋も～』（毎週火曜よる10時～）が7月11日より初回15分拡大でスタート。ヒロインを演じたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』後初の連続ドラマ出演となる福原が、モデルプレスら報道陣のリモートインタビューに応じ、朝ドラで得た経験や、同世代キャストらとのエピソードなどについて語った。

◆福原遥＆深田恭子W主演「１８／４０～ふたりなら夢も恋も～」

本作は、福原演じるキュレーターになるという夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖と、深田演じるアラフォーで恋を後回しにしてきたアートスペシャリスト・成瀬瞳子の2人の女性が年の差を超えたシスターフッド（＝女性の絆）を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。

本作のタイトルは、主人公2人の年齢を表しており、成人年齢が18歳となり突然大人として扱われることになった有栖は、若くして予期せぬ妊娠をしたことに戸惑う。また、仕事も結婚も子どももすべてを手に入れられると思っていた瞳子も気づけば独身のままもうすぐ40歳、さらに心が揺れる出来事が。人生の大きな転機の中で出会った2人の女性を通じて、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描くオリジナルストーリーである。

◆福原遥、朝ドラ後初ドラマ「まさか自分がゴールデン帯で主演させていただけるとは」

朝ドラヒロインという大役を終えた福原が次に挑戦するのは、民放ゴールデン帯ドラマ初主演。しかも数々のラブストーリーをヒットさせてきた火曜ドラマ枠だ。福原は「まさか自分がゴールデン帯でドラマの主演をさせていただけるなんてビックリで、いつか出てみたいなとずっと憧れていたので、本当に嬉しかったです」と念願のオファーに喜びを噛み締め、「朝ドラを経験してセリフ覚えが早くなりましたし、今までは撮り終わった後に『あのシーンはもっとああいうふうにしたらよかったかな』とつい考えてしまっていたのですが、今は『次、次！』と切り替えられるようになりました」と朝ドラを経ての成長を言葉に。

今回演じる有栖は「今までやったことのない役柄」だといい、「妊娠する役ということに最初は驚きました。有栖は考え方が大人でクールな反面、18歳らしい部分もあり、いろいろな面を持った、前向きに生きる逞しい女の子です。何かを諦めるのではなく、全部を頑張ろうとする生き様に刺激をもらえます。私もこういう生き方をしたいと思えるような人です」と尊敬の眼差し。日々演じながら、有栖という人物像を模索中のようだ。

◆福原遥、鈴鹿央士・八木勇征ら同世代キャストとのエピソード

有栖が恋に落ちる訳あり男子・黒澤祐馬役で、俳優の鈴鹿央士が出演。祐馬は有栖と同じ大学に通い、将来はプロダンサーとして生きていきたいと思っている役柄だが、初共演となる福原は「鈴鹿さんはダンスが初めてと言っていて、私が言うのもおこがましいのですが、すごくお上手で、短期間でここまで踊れるなんてすごいなと思いながらいつも見ています」と絶賛。「私は全然踊れないのですが、一緒にかっこいい決めポーズをして、みんなで写真を撮ったりしました（笑）」とほっこりする現場エピソードも。

有栖の彼氏・麻生康介役を演じるのはFANTASTICSの八木勇征。妊娠をきっかけに2人の関係に変化が生じていくという複雑な間柄だが、「八木さんはすごく気さくな方です。ペットのお話や好きなご飯などの他愛もないお話をよくしています」と合間は仲良く接しているよう。学校生活では同世代のキャストと共演するシーンも多いが、「今回大学の友人役で荒川ちかちゃんが出演しているのですが、ちかとは雑誌『ピチレモン』の時からの仲で、久しぶりに再会して話が尽きなくて、本当に大学生のような日々を過ごしています。昔からの友達とまた同じ現場で一緒にお仕事ができることは、不思議な気持ちでもあり、とても嬉しいです。再会っていいなと思いました」と嬉しそうに語った。

◆福原遥、18歳の頃の夢は「全部叶えられている」ターニングポイント語る

実年齢よりも年下の18歳を演じる福原だが、自身の18歳の頃の思い出については「毎日楽しくて、有栖と同じように『将来こうなりたい、ああなりたい』と夢がたくさん出てきて、自分で言うのも変ですが、すごくキラキラしていました（笑）」と振り返り、「『できないことなんてない！』と思いながらお仕事をしていたのですが、今思うとその頃に思い描いていた夢は今全部叶えられています」と目を輝かせた。

人生のターニングポイントが描かれる本作。福原にとっての転機は、料理番組『クッキンアイドル アイ！マイ！まいん！』の出演だという。「この業界の楽しさを知り、より興味が増して、これからもこのお仕事を続けていきたいと思うきっかけになりました。まいんのチームは本当に温かくて、こんなに楽しい世界なんだと感じることができた現場だったので、その番組があったから今もこうして頑張れている気がします」としみじみ。

また「朝ドラの現場でも学びが多かったです。年々お芝居が大好きになっているのですが、それと同時に悔しさも生まれるので、これからもお芝居をもっと深く突き詰めていきたいです」と女優としてさらなる意欲を見せ、「この作品は、壁にぶち当たっても支え合い、諦めないで進んで行けば前に進めるんだと、背中を押してくれる作品です。有栖は妊娠して、でも自分の夢も諦めたくなくて、という状況の中で、どう向き合っていくのか。そんな有栖の力強さに注目しながら見ていただけたら嬉しいです」と力強い眼差しで見どころを語った。

（modelpress編集部）

◆第1話あらすじ

2023年3月。18歳になった仲川有栖（福原遥）は、最愛の亡き母の影響で、美術館の学芸員となり、いつかは海外で活躍できるキュレーターになることを夢見て、大学に進学し父親の市郎（安田顕）の元を離れて一人暮らしをすることが決まっていた。だが、迎えた高校卒業の日、有栖は自分が予期せぬ妊娠をしていることを知る。卒業パーティーを抜け出し、大学生の彼氏である麻生康介（八木勇征）に妊娠を告げると…。

一方、成瀬瞳子（深田恭子）は現代アートを扱う会社でアートとビジネスを繋ぐ仕事をする優秀なアートスペシャリストだ。40歳を目前に控える中、娘の将来を心配する母の貴美子（片平なぎさ）から来る「孫を抱きたい」「結婚はまだか」という連絡に辟易していた。

不安な日々を送る有栖の元に康介から「明日会える？」とメッセージが届く。だが、約束した店で待っていたのは、康介ではなく康介の母・由美子（シルビア・グラブ）だった。戸惑う有栖だが、由美子から衝撃的な話をされ、怒りに任せて店を後にしてしまう。

そんな中、親友の柴崎薫（松本若菜）が経営する柴崎レディースクリニックへと向かっていた瞳子は、お腹をおさえて今にも倒れそうな有栖に出くわす。咄嗟に有栖の体を支えた瞳子は有栖のお腹に赤ちゃんがいることを知り、有栖をそのままクリニックへと連れて行くのだった。

偶然出会った18歳新成人の有栖ともうすぐ40歳の瞳子。有栖は一人暮らしを始めた先でダンサーを目指す黒澤祐馬（鈴鹿央士）と出会い、瞳子は仕事で訪れた故郷・金沢で美術品輸送専門ドライバーの加瀬息吹（上杉柊平）と運命的な出会いを果たす。

ぶつかりながらも芽生えていく、歳の離れた有栖と瞳子の友情と、一筋縄ではいかない訳あり男子とのそれぞれの恋の行方とは…！？

◆福原遥（ふくはら・はるか）プロフィール

1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。2009年から2013年にかけてNHK Eテレで放送された子供向け料理番組『クッキンアイドル アイ！マイ！まいん！』で、主人公・柊まいんを演じて以来、「まいんちゃん」の愛称で親しまれる。2018年4月期の朝日放送ドラマ『声ガール！』で地上波連続テレビドラマに初主演を務め、2022年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』ではヒロインを演じた。

ほか近年の主な出演作は、フジテレビ系ドラマ『教場II』、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『アンラッキーガール！』、NHK総合『正直不動産』、『映画 賭ケグルイ』、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』など。2023年12月8日公開予定の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で水上恒司とW主演を務める。歌手・声優・YouTubeなどマルチに活躍中。

【Not Sponsored 記事】