「舞いあがれ!」スピンオフドラマ決定で出演者発表 福原遥&赤楚衛二からコメントも<歌をなくした夏>


【モデルプレス=2023/07/07】女優の福原遥がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』のスピンオフラジオドラマ『歌をなくした夏』(FM・全国放送)が8月26日よる10時より放送されることが決定。さらに、女優の八木莉可子と俳優の川島潤哉が出演することも発表された。

(前列左から)川島潤哉、八木莉可子、毎田暖乃(後列左から)中道裕子、森本竜一、小松健悦(提供写真)
(前列左から)川島潤哉、八木莉可子、毎田暖乃(後列左から)中道裕子、森本竜一、小松健悦(提供写真)
◆「舞いあがれ!」スピンオフラジオドラマ「歌をなくした夏」決定

登場するのは短歌賞の佳作を受賞した歌人の卵・秋月史子(八木)とくせ者編集者・リュー北條(川島)。ある少女との出会いが、孤独からしか短歌は生まれないと思っていた史子に変化をもたらす。そこにリュー北條も関わってくる。テンポのよい掛け合いと史子の新しい短歌も誕生する。

◆八木莉可子&川島潤哉「歌をなくした夏」

八木演じる史子は、歌人・梅津貴司の古本屋・デラシネに来た歌人の卵。貴司に思いを寄せていたが、貴司が幼なじみの岩倉舞に送った絵はがきを見て、貴司の思いを知った。貴司たちの前から去った後、長山短歌賞の佳作を受賞。今は第一歌集の自費出版に向けてアルバイトに励んでいる。

八木は「『舞いあがれ!』の秋月史子を再び演じることになってとてもうれしいです。川島さんとは大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも同じシーンで共演させていただいて勝手にご縁を感じていました。注目してほしいところはたくさんあるのですが、(脚本の)桑原さんがすごくすてきな短歌を作ってくださいましたので、ぜひ最後まで聞いていただけたらなと思います」とコメントを寄せた。

川島演じるリュー北條は、うさんくさい短歌の編集者。長山短歌賞を受賞した歌人・梅津貴司の才能を出版の売り上げに生かそうと、貴司に難題を注文して不安にさせた。デラシネに出入りするなかで秋月史子と出会い、史子が短歌賞の佳作を受賞したことから史子の第一歌集を出版したいと話を持ちかける。

川島は「スピンオフと聞いて、『やった、できるんだ』という喜びがありました。『舞いあがれ!』のプラスアルファとなる話を脚本の桑原さんに書いていただけて本当に贅沢だなと思います。『舞いあがれ!』は舞ちゃんを中心にした話ですが、今回は秋月さんを中心に魅力的なキャラクターがそろっていて、いい意味で別の話です。楽しみにしていてください」と喜びを語った。

◆福原遥&赤楚衛二、スピンオフラジオドラマに喜び

福原は「私自身もそうですが、『舞いあがれ!』を観てくださっていた皆さんも、秋月さんのその後がとても気になっていたと思います。八木さんが演じられる、とても心温かな、真っ直ぐな強さを持っている秋月さんにまた会えること、そして、優しさであふれている桑原さんの世界観にまた戻れることが、今からとても楽しみで仕方ありません」とコメント。

赤楚衛二は「僕の中でも特別な想いのある作品『舞いあがれ!』のスピンオフラジオドラマが制作されてすごくうれしいです。孤独と向き合って歌を詠んで生きてきた秋月さん。本編でも彼女はこれからどんな人生を歩んだのか気になっていました。秋月さんのいろいろな想いを紡いだ短歌をまた聞けると思うと楽しみです」と喜びをあらわにした。

脚本・桑原亮子は「『舞いあがれ!』本編で舞の背中を押し、『私は、私の歌を詠んで生きていきます』と去っていった秋月史子。『大切な人の心に向かって、ど真ん中ストレート投げるつもりで書けよ!』と貴司を鼓舞したリュー北條。舞と貴司が結ばれたのは、この個性あふれる二人のおかげでした」と振り返る。

さらに「ラジオドラマ『歌をなくした夏』は、それから二年後のお話です。この夏、史子は経験したことのない危機に直面していました。そこに現れたのが、貴司の担当編集者・リュー北條です。かつて互いを『俗物』『エゴイスト』と呼び、遠慮ないやりとりを繰り広げていた二人が再会したことで、史子のバイト漬けの毎日に変化が訪れます」と『歌をなくした夏』について紹介。

続けて「今回、六名のすてきな俳優さんが『舞いあがれ!』の新たなエピソードを作り上げてくださいました。史子の知られざる一面を繊細に演じてくださった八木莉可子さん、リュー北條を常に台本以上の面白さにしてくださる川島潤哉さん、ラジオドラマが初めてとは思えないほど堂々としてチャーミングな毎田暖乃さんらの、息の合ったお芝居をぜひお聞きください。富貴晴美さんの優しい音楽とともに、もう一度、『舞いあがれ!』の世界を楽しんでいただけると幸いです」とコメントした。(modelpress編集部)

◆あらすじ

歌人の卵・秋月史子(八木莉可子)はコンビニと喫茶店のバイトをしながら、第一歌集の出版を目指している。最近、歌が作れなくて悩む史子の前に、妙な少女・毎田暖乃)が現れて、何かとからんでくる。

近くで働く父親を待っているという少女が気になってしかたがない史子。くせ者編集者のリュー北條(川島潤哉)は、史子が新しい歌を作れるように、楽しい記憶を聞き出そうとするが、史子が思い出すのは父との悲しい記憶。しかし、そこには史子が気づいていなかった父の思いがあったことが明らかになっていき…。

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