【モデルプレス＝2023/06/29】Netflixが、脚本家の坂元裕二氏と5年契約を締結。坂元氏の新作シリーズ・映画を複数製作し、独占配信していくことが決定した。

◆坂元裕二氏×Netflix、第一弾は吉沢亮×宮崎あおい「クレイジークルーズ」

坂元氏が脚本を手がけ、是枝裕和監督がメガホンを撮った映画『怪物』は、第76回カンヌ国際映画祭にて日本映画では史上2度目となる脚本賞を受賞。そのほか興行収入38億超えのヒットを記録した映画『花束みたいな恋をした』（21）を始め、社会現象を起こした「東京ラブストーリー」（91）、世界各国でリメイクされ世界的ヒットとなった「Mother」（10）、「最高の離婚」（13）、「カルテット」（17）、「大豆田とわ子と三人の元夫」（21）など数々の話題作を手がけ、今新作が1番待ち望まれる日本を代表する脚本家と言える。

年内には、坂元脚本×Netflixの第1弾作品となる、吉沢亮と宮崎あおい（※「崎」は正式には「たつさき」）がW主演を務める、船上で起きた殺人事件の謎に迫っていくミステリー＆ロマンティックコメディ映画『クレイジークルーズ』の配信も控えている。本作は坂元氏自身が手がけた作品史上最大のスケールと語る、豪華エンターテインメント作品となっている。そして今回、場面写真が初解禁となった。

◆坂元裕二氏、Netflixと5年契約

今回の契約締結に際して、Netflixコンテンツ部門バイス・プレジデント坂本和隆氏は、“「Mother」「それでも、生きていく」「最高の離婚」「カルテット」「大豆田とわ子と三人の元夫」『花束みたいな恋をした』など、社会派作品から、軽快なコメディ、そしてラブストーリーと多種多様な傑作を、時代をこえて生み出し続けている坂元裕二さん。私を含め多くの方が、坂元さんの描く物語に心を動かされ、登場人物とともにその世界に深く没入していったことと思います。何よりも坂元さんの作品を待つ人は、日本のみならずグローバルにも多く存在します。そして、未だ語られていないストーリーを見つけ、全世界に届けていくことはNetflixのミッションです。 坂元さんが生み出すオリジナリティ溢れるストーリーテリングを、最高の制作環境で具現化し、世界中の視聴者にお届けできることを楽しみにしております。 Netflixは国内実写制作での更なる魅力的で充実したラインナップを目指してまいります”とコメント。

『クレイジークルーズ』を皮切りとして、坂元氏とNetflixはシリーズと映画を通して、素晴らしいオリジナルストーリーを世界中へ届けていく。（modelpress編集部）

◆Netflix映画「クレイジークルーズ」

エーゲ海に向かう巨大な豪華クルーズ船・MSCベリッシマを舞台に、お客様からの注文に無心で仕えるバトラー・冲方優（うぶかたすぐる／吉沢亮）と、ある目的のために客船に乗り込んできた謎の女性・盤若千弦（ばんじゃくちづる／宮崎あおい）が、船上で起きた殺人事件の謎に迫っていくミステリー＆ロマンティックコメディ。

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