仲野太賀、父・中野英雄と親子共演 松岡茉優&窪田正孝W主演「愛にイナズマ」追加キャスト9人発表


【モデルプレス=2023/06/28】俳優の仲野太賀・中野英雄らが、女優の松岡茉優と俳優の窪田正孝がW主演を務める映画「愛にイナズマ」(10月27日公開)に出演することが決定した。

(上段左から)仲野太賀、趣里、高良健吾、MEGUMI、三浦貴大(下段左から)北村有起哉、中野英雄、益岡徹(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
(上段左から)仲野太賀、趣里、高良健吾、MEGUMI、三浦貴大(下段左から)北村有起哉、中野英雄、益岡徹(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
◆松岡茉優&窪田正孝W主演「愛にイナズマ」

騙されて大切な夢を奪われた花子(松岡)と空気の読めない不器用な正夫(窪田)が運命的な出会いを果たし、10年以上音信不通だった花子のどうしようもない父(佐藤浩市)と、二人の兄・長男の誠一(池松壮亮)、次男の雄二(若葉竜也)の力を借りて、夢を奪った社会に反撃を仕掛ける痛快な本作は、アフターコロナの世界を舞台に、不器用でも精一杯生きる人々を、ロマンスと希望とユーモアをちりばめながら圧倒的熱量で描き出す。

◆仲野太賀・趣里・高良健吾ら「愛にイナズマ」追加キャスト9人発表

今回、松岡演じる花子と窪田演じる正夫を取り巻く豪華俳優陣9人が明らかになった。社会から理不尽で衝撃的な仕打ちを受ける新人俳優役には、これまでに第45回日本アカデミー賞優秀助演男優賞、第76回毎日映画コンクール男優助演賞、第64回ブルーリボン賞助演男優賞など数々の映画賞受賞をするなど、類まれな演技力で多くの映画・ドラマ・演劇ファンを魅了し続ける仲野。

徹底的にマニュアルを遵守する機械のような携帯ショップの店員役には、主演映画『生きてるだけで、愛。』(18)で第33回高崎映画祭最優秀主演女優賞、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなどその演技力が高く評価され、次期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロイン役が決定するなど、舞台や映像と幅広く活躍中の趣里、前時代的なパワハラ社長役を、『M』(07)で第19回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門特別賞を受賞して以降、数々の作品で演技力に高い評価を受けている高良健吾。

責任逃れをする卑怯な映画プロデューサー役を、『台風家族』(19)や『ひとよ』(19)で第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞、俳優として活躍の幅を広げるMEGUMI、自己中なセクハラ助監督役を、『Winny』(23)、2023年夏公開の『キングダム 運命の炎』など話題作への出演が続く三浦貴大、従業員の人生を大切にする運送会社の社長役に、癖の強い役から硬派なキャラクターまで変幻自在に演じ分ける北村有起哉、社会の不条理を知りながらも懸命に生きる料理屋の店主役を、独特の演技スタイルで名バイプレーヤーとしていぶし銀の存在感を放ち、2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」への出演も決定している益岡徹が演じる。

そのほか、中野、鶴見辰吾(声の出演)ら日本を代表する名優たちが集結した。まさに雷にうたれたような衝撃と、ラストに待ち受けるとめどない感涙をもたらす本作。一癖も二癖もあるキャラクターたちが、花子と正夫の“愛と反逆の物語”にどんな影響を及ぼすのか。(modelpress編集部)

◆仲野太賀(落合役)コメント

俳優という職業の危うさ、俳優のみならず時代の流れに抗いようのない人間の弱さを表現出来ればと思い臨みました。僅かなシーンでも、責任と挑戦を与えてくれた石井監督に感謝します。完成作を拝見したのですが、俳優陣の最高の演技合戦に惚れ惚れしました(実際は大爆笑)。あのシーンもう一回観たいな…是非楽しみにしていてください!!

◆趣里(携帯ショップの女役)コメント

初の石井組、とても嬉しかったです。少しの参加でしたが、素晴らしいキャストスタッフのみなさんと、心地よい緊張感の中お芝居できたこと、現場を楽しむということを、石井さんが導いてくれて、自分の財産となりました。石井ワールド!ぜひお楽しみください。

◆高良健吾(ホテルの社長役)コメント

20歳の頃に石井裕也さんの監督作品『ガール・スパークス』を観て衝撃を受け、それから石井裕也さんの作品は注目して追いかけていました。そして、やっと念願の石井組。台本が届いた時は嬉しかったですね。出番は少しですが現場を満喫する事ができました。現場の印象的な記憶といえば 芝居を見つめる石井さんの目、姿勢。怖くて、信頼できる、大きな存在でした。 緊張したなあ(笑)。オリジナル脚本の『愛にイナズマ』が、どんな仕上がりになっているのか僕自身も楽しみです。

◆MEGUMI(原役)コメント

石井組に初参加させていただきましたが、こういう役は意外とやったことがなくて難しかったです。 悩みながらも皆さんからたくさんの刺激をいただいて、ものすごく楽しくお芝居をさせていただくことができました。

◆三浦貴大(荒川役)コメント

こんなやついてほしくない。でもどこかにはいそう。そんな人物を目指して、荒川を演じました。改めて、演技は自由で、困難で、楽しいものだと、石井監督に教えてもらいました。『愛にイナズマ』楽しんでください。

◆鶴見辰吾(佐々木智夫役 ※声の出演)コメント

試写を観終わってすぐ、石井さんの最高傑作なんじゃないかと感じた。自分が関わってる作品なのに、構わず大きな拍手を送った。唸らせるのは、友人の中野英雄が太賀と親子共演してたこと。これが親子の初共演?何はともあれ、タイトル通り、愛に溢れた映画だ。観劇後に自分の家族や友人を思い出しながら余韻に浸って欲しい。

◆北村有起哉(配送会社の社長役)コメント

まずこの映画を見て、もうコロナ禍を忘れかけてた自分にギクリとした。ついこないだのことなのにヒリヒリと思い出しながら。この家族を眺めてて、まさに突発的にうたれました、いくつもの落雷に。マスクをしたことがある人にぜひ見ていただきたいです。

◆益岡徹(則夫役)コメント

一回だけの人生、なにか苦しいことがあっても、一人で抱え込む事ことはない。家族や友人だけではない、助けてくれる誰かは、味方になってくれる誰かは、きっといる、大丈夫だと、人が人と関わる事を、ぼんやりと忘れてしまってたことを、思い出させてくれました。

◆ストーリー

大切な夢を奪われた花子と正夫ー

どうしようもない家族の力を借りて、二人の反撃が始まる!

26歳の折村花子(松岡茉優)は気合に満ちていた。幼い頃からの夢だった映画監督デビューが、目前に控えていたからだ。だが物事はそううまくはいかない。滞納した家賃は限界で、強制退去寸前。花子の若い感性をあからさまにバカにし、業界の常識を押し付けてくる助監督からは露骨なセクハラを受け怒り心頭だ。そんな時ふと立ち寄ったバーで、空気は読めないがやたら魅力的な舘正夫(窪田正孝)と運命的な出会いを果たし、ようやく人生が輝きだした矢先……。卑劣で無責任なプロデューサーに騙され、花子は全てを失ってしまう。ギャラももらえず、大切な企画も奪われた。失意のどん底に突き落とされた花子を励ますように、正夫は問う。

「花子さんは、どうするんですか?映画諦めるんですか?」

「舐められたままで終われるか!負けませんよ、私は」

イナズマが轟く中、反撃を決意した花子が頼ったのは、10年以上音信不通の家族だった。妻に愛想を尽かされた父・治(佐藤浩市)、口だけがうまい長男・誠一(池松壮亮)、真面目ゆえにストレスを溜め込む次男・雄二(若葉竜也)。そんなダメダメな家族が抱える“ある秘密”を暴き、自分にしか撮れない映画で世の中を見返してやる!と息巻く花子。突然現れた2人に戸惑いながらも、 花子に協力し、カメラの前で少しずつ隠していた本音を見せ始める父と兄たち。修復不可能に思えたイビツな家族の物語は、思いもよらない方向に進んでいく。そして、“ある秘密”がもたらす真実にとめどなく涙が流れる…。

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