BTS・SUGA、感動の“雨のスタジアム公演”から4年ぶり来日ライブ「日本の皆さんがどう変わったのか期待しています」<ANN GOLD収録レポ>


【モデルプレス=2023/06/02】BTSのSUGA(シュガ)が東京・ニッポン放送にて「BTS SUGAのオールナイトニッポンGOLD」(6月9日22時~24時放送)の収録に参加。約4年ぶりとなる日本でのコンサートに向けた思いを語った。

「BTS SUGAのオールナイトニッポンGOLD」の収録を行ったSUGA(C)モデルプレス
「BTS SUGAのオールナイトニッポンGOLD」の収録を行ったSUGA(C)モデルプレス
◆SUGA、初の日本ラジオDJ挑戦 公開収録に登場

6月2日~4日に開催されるワールドツアーの日本公演『SUGA | Agust D TOUR 'D-DAY’ in JAPAN』のため来日したSUGA。来日に合わせ、初めて日本のラジオ番組の単独パーソナリティを務めることとなった。

番組は、アシスタントを務めた古家正享氏とのトーク部分と、音楽プロデューサーの小室哲哉をゲストに迎えての対談部分で構成。古家氏と2人でのトーク部分は、報道陣に向けた公開収録の形で行われた。

報道陣の前に現れるSUGA(C)モデルプレス
報道陣の前に現れるSUGA(C)モデルプレス
一斉にフラッシュを浴び、爽やかな笑顔で応じるSUGA(C)モデルプレス
一斉にフラッシュを浴び、爽やかな笑顔で応じるSUGA(C)モデルプレス
収録はSUGAの来日当日に行われ、非常に多忙な中、日本の報道陣に囲まれながらのラジオ収録という慣れない場所にも爽やかな笑顔で登場したSUGA。古家氏から「ついに日本に来ていただきました!」と声をかけられると「ものすごく楽しみでした。2019年以降公演ができなかったので、たくさん期待して来ました」と来日公演への期待感を言葉に。

初めて日本のラジオ番組を担当するということで「正直日本語もできないのに韓国語で話すのはいいのかなと思うのですが(笑)」と謙遜しつつも「個人的にもともとラジオが好きで、自分のラジオコンテンツをやったりもするので、久しぶりに放送局でラジオをするのは楽しいですね」と笑顔。「それではタイトルコールに行ってみましょう!『BTS SUGAのオールナイトニッポンGOLD』!」など、一部日本語でのセリフも真摯にこなしていた。

◆気になる日本カルチャーについてトークも

ラジオブースから手を振るSUGA(C)モデルプレス
ラジオブースから手を振るSUGA(C)モデルプレス
SUGA(C)モデルプレス
SUGA(C)モデルプレス
現在韓国ではJ-POPが流行中で、ANNのパーソナリティもつとめているあいみょんの曲もブームに。SUGAのプレイリストに入っていると言い「『愛を伝えたいだとか』がYouTubeのアルゴリズムで出てきて聴いたのですが、すごくよかったです。音楽もとてもいいですし、ライブ映像も見ましたがとてもかっこよかったです」とリスペクトを口にする場面も。

そして「日本の食事がすごく好き」というSUGAは「今回も寿司をたくさん食べようと。おまかせの寿司屋さんを3か所も予約してます。同じお店に2日連続で行く状況になっているんですよね。意図せず毎日お寿司を食べることになりそうです」と笑わせ、日本の漫画「スラムダンク」が好きだという話題では、魅力的なロートーンボイスで日本語の名ゼリフ「安西先生、バスケがしたいです」に挑戦しスタジオを和ませた。

◆SUGA、日本ファンへの期待を語る「雰囲気がどう変わったのか気になる」

SUGA(C)モデルプレス
SUGA(C)モデルプレス
SUGA(C)モデルプレス
SUGA(C)モデルプレス
続いてトークは、今回の来日の目的であるライブについての話題に。日本でのコンサートは、2019年のスタジアムツアーぶりとなり「4年前スタジアムツアーをしてから、コロナ禍に『Dynamite』も『Butter』もリリースされて、日本でもたくさん愛していただいたと聞いています。なので観客の皆さんの雰囲気がどう変わったのかまだ想像がつきません」とSUGA。

特に「若いころ公演をしたときは、どちらかというと日本の皆さんは耳を傾けて聴き入ってくれる雰囲気だった」と日本ファンの印象について触れ「正直僕の公演は耳を傾ける感じではないんです。飛び跳ねて、遊んで、一緒に歌って、躍るような公演なので、番組が放送されるときは公演が終わっていると思いますが、とても期待しています」と期待感を示した。

さらに「僕がとても記憶に残っている公演が日本公演だったのですが…」と、印象的だった日本でのスタジアム公演を回想。「雨が降った日に、おとなしいイメージだった日本の皆さんが雨に打たれながら飛び跳ねて楽しんでいるのがとても感動的だったんです。今回のコンサートもそんな雰囲気になればと思います」と願いを込めた。

また「どんな風にファンの皆さんの傾向が変わったのか気になりますね。HYBE JAPANの人たちの話を聞いたところでは『Dynamite』の前と後では完全に変わっていると。年齢層や多様さがどうなっているのか気になります。早くライブがしたいです」と、コロナ後初となる日本ファンとの対面を心待ちにしている様子だった。

◆SUGA、坂本龍一さんとのコラボは「僕自身も慰めになった」

SUGA(C)モデルプレス
SUGA(C)モデルプレス
SUGAはソロツアーの開始直前に『D-DAY』をリリース。ソロ名義“Agust D”としての3部作の最終章となったこの作品について、リリースのタイミングの理由や、フィーチャリングにメンバーのJ-HOPE(ジェイホープ)を迎えた理由を明かす場面も。

そして収録曲「Snooze」でコラボレーションした故・坂本龍一さんについても触れ「もともと幼いときから坂本龍一教授の音楽が好きで、インスピレーションをたくさんもらっていました」と回顧。

坂本さんとの初対面を振り返り「僕が当時アルバム作業をしていて、すごく混乱していた時期でした。このアルバムを完成させられるか分からずストレスもたくさん受けて、体調を崩していた状態だったのですが、坂本教授にお会いすることになり、とても素敵な大人であり、素敵な先輩で、初めて会ったのに昔から知っている方のように親しみやすくて、話もすごく通じましたし、考え方がとても似ていました。音楽に対するアプローチなどを聞きながら、僕自身も慰めになった作業でした」と語った。

◆「直球しか投げられない」全力投球のツアーに自信感

SUGA(C)モデルプレス
SUGA(C)モデルプレス
最後に自身のソロ活動について「アルバムを作ってリリースした時もそうですし、ライブする時もそうですが、野球選手で言えば直球しか投げられない全力投球のピッチャーのような感じだと思います」と語ったSUGA。改めて、ライブについて「MCもほとんどないんです。曲がどんどん繋がっていくので入り込めるのではないかなと思います。準備しながら自信がありました」とアピールする。

ワールドツアーを回りながら「ボーカルに目覚めました(笑)」とも告白し、「これまでラップばかりしていましたが、今回はどうしても自分で歌わないといけない曲がありますから、ジャン・イジョン(EL CAPITXN)という一緒に作業している友人も共にツアーを回っているのですが、その友人も『ボーカルが本当に伸びた』と。僕ができる音楽ジャンルがさらに多様になったということですよね」とさらに新たな才能を開拓している様子。

そして「公演を見れば分かりますが、僕自身もすごく不思議だと思うくらい、今まで見たことのない演出が見られますし、準備しながら制作陣も皆自信がありました。多くの方々に公演を見ていただきたいです」と語るSUGAに、古家氏が「本当だったら東京ドームくらいの大きい会場でできたと思う…観られた方は超ラッキー!」と本音を漏らしながら2人でのトークは終了した。

ワールドスターは公開収録を終えると報道陣へ「お疲れ様でした」と日本語であいさつ。はにかみスマイルでスマートに会釈をしながら会場を後にした。(modelpress編集部)

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