【モデルプレス＝2023/05/08】WBC（ワールドベースボールクラシック）で日本代表を率いた栗山英樹監督が、7日放送のテレビ朝日系『緊急特報！侍ジャパンWBC世界一の熱狂！』（よる7時～）に出演。活躍した大谷翔平選手（ロサンゼルス・エンゼルス）とのやりとりを明かした。

◆栗山英樹監督、大谷翔平選手へのオファー方法を告白

WBCのシーンを夢で見ることがあるという栗山監督。大谷選手を日本代表として招集した時のことをについて「こっちからちゃんとお願いしたのかなぁ？」と記憶をたどりながら、「絶対『だめ』は無しの空気みたいな、『絶対断るなんてありえないですよね？』みたいな空気で」と断れない雰囲気を作ったと明かした。

大谷選手が2度目の先発マウンドを託された準々決勝・イタリア戦。気迫を前面に出し好投をするもピンチを迎えてしまい、交代を直接告げに行った栗山監督に大谷選手は「すみません」とつぶやいたという。

大谷選手はこれまで試合中に謝ることはなかったのだが、その真意を栗山監督は「あれは多分僕に言ったんじゃないと思います。初めて聞きましたけど多分『仲間に、嫌な流れになって申し訳ない』っていうのが思わず言葉になったんだろうなと思います」とVTRを見ながら分析した。

◆大谷翔平選手の円陣での発言の裏側にあった出来事とは？

アメリカとの決勝戦ではリリーフで大谷選手をマウンドに送った栗山監督。打者として試合に出ながら、投手の準備をする必要があり心配したといい「練習が終わって翔平（大谷選手）に、初めてどこで投げるか確認した時に、『大丈夫です、気にしないでください、全部作ります』って全然（心配していない）です本人」と振り返った。

また、優勝したことで話題となった、「今日だけはメジャーリーガーに憧れるのはやめましょう」と決勝戦の前のロッカールームで大谷選手が語った円陣。実はこの発言の裏で、試合前にアメリカ代表のマイク・トラウト選手（ロサンゼルス・エンゼルス）にサインボールを3ダース分書いてもらっていたという。

その出来事が大谷選手の円陣でのコメントに影響したのかは定かでは無いが、栗山監督は「そういうのも含めての、1回平らに翔平（大谷選手）が戻したのかなっていう捉え方を僕はしてたんですけど、ちょっと分かんないです。本人には聞いてないんで」と日本代表の選手たちが憧れを抱きつつも、同じ土俵に立って戦うことができ、勝利に繋げた大谷選手の力強い言葉だったと明かした。（modelpress編集部）

情報：テレビ朝日

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