卓球・石川佳純選手、現役引退を表明「自分の中ではやりきった」


【モデルプレス=2023/05/01】卓球の石川佳純選手が5月1日、自身のInstagramを更新。現役引退を表明した。

2018年撮影/石川佳純(C)モデルプレス
2018年撮影/石川佳純(C)モデルプレス
◆石川佳純選手、現役引退を表明

2018年撮影/石川佳純(C)モデルプレス
2018年撮影/石川佳純(C)モデルプレス
石川選手は、「私、石川佳純は、4月のWTTチャンピオンズ・マカオ大会をもちまして現役を引退することを決めました」と発表。「最後の試合まで、これまで通りに集中し全力で戦うために、事前にお伝えすることができませんでした。今年に入ってからは大会毎に『この試合が最後になるかもしれない』と思いながら臨み、今、自分の中ではやりきったという思いが強く、引退を決断した次第です」と引退を決意した理由を説明。

「7歳で卓球を始めた私の、現役生活23年間にはたくさんの素晴らしい経験がありました」と振り返り、「14歳から日本代表として国際大会に参加させていただき、長い間、世界のトップレベルで戦ったこと、たくさんの夢を叶えられたことを幸せに思います」と記した。

2018年撮影/石川佳純(C)モデルプレス
2018年撮影/石川佳純(C)モデルプレス
そして「これからまた新しいスタートとなりますが、卓球を通じて学んだチャレンジ精神を忘れずに、色々なことに挑戦していきたいと思います」と意気込み。「たくさんの応援を、本当にありがとうございました」と感謝を伝えている。

なお、5月18日に記者会見を予定しているとし「私の気持ちを詳しくお伝えしたいと思います」とつづっている。

◆石川佳純選手、五輪3大会連続メダリスト

2018年撮影/石川佳純(C)モデルプレス
2018年撮影/石川佳純(C)モデルプレス
石川選手は両親共に元卓球選手という環境で育ち、小学1年生で競技スタート。小学6年生で初参戦した全日本選手権で3回戦に進出し注目を浴びるようになる。国内大会では全日本選手権ジュニアシングルスで史上初の4連覇や、インターハイ3連覇という記録を残す。2011年の全日本選手権ではシニアを初制覇し、高校生の全日本選手権女子シングルス制覇22大会ぶり4人目という快挙を達成し、2015年の全日本選手権では54大会ぶりの3冠も達成。その後も、2016年に世界選手権団体戦準優勝、リオオリンピック団体で銅メダルなど数々の功績を残した。

また、2017年には世界選手権個人戦のミックスダブルスで48年ぶりの金メダルを獲得。2018年の世界選手権団体戦はキャプテンとしてチームをけん引し銀メダルに導いた。

2018年撮影/石川佳純(C)モデルプレス
2018年撮影/石川佳純(C)モデルプレス
そして、2019年に過酷な東京オリンピック代表争いを勝ち抜き、女子シングルス、団体戦出場内定。2021年全日本選手権女子シングルスで5年ぶりの優勝。東京オリンピックでは日本選手団副主将として、また団体戦キャプテンとして銀メダルを獲得した。最近では、2023年のTリーグにて自身がキャプテンを務めるクラブチーム・木下アビエル神奈川が初優勝を成し遂げた。(modelpress編集部)

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