【モデルプレス＝2023/04/25】俳優の高橋一生が主演を務める映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」（5月26日公開）の完成報告イベントが25日、国立新美術館で行われ、高橋をはじめ、共演の飯豊まりえ、長尾謙杜（なにわ男子）、安藤政信、メガホンをとった渡辺一貴監督が出席。長尾が高橋にスタッフと間違われたというエピソードを明かした。

◆長尾謙杜、高橋一生に挨拶するもスタッフに間違われる？

高橋演じる岸辺露伴の青年期役を演じた長尾は、今回登壇したキャスト陣と本編での共演はなかったというが、地方の撮影を見学したようで「一生さんが撮影している日がありまして、現場にお邪魔させていただいて、一生さんがお芝居されているのを間近で見させていただいてすごく勉強になりました」と明かしたが、「その時私服で現場に行っていたので、最初に『おはようございます』と言った時に一生さんが気づいてくれなくて（笑）、3回くらい挨拶したら『あ、長尾さんですか？』と気づいてくださって、スタッフさんだと勘違いされていた」とまさかのスタッフに間違われたというエピソードを告白。

「でも気づいてくださった時に、『長尾さんですか？よろしくお願いします！』と言ってくださったのがすごい嬉しくて、気づいてくださってその日に出会えたのが、一生（いっしょう）の思い出です」と高橋の名前にちなんだようなコメントを。

笑顔で聞いていた高橋は「その日露伴ではない扮装をしていて、僕は一点病になってしまっていた」と当時の自身を振り返り、「長尾さんのことはもちろん存じ上げていたんですけど、普段着だから気づかなかったとかではなくて、周りが全く見えてない中年だった。本当に申し訳ない」と釈明しながら謝罪。「まさか長尾さんが見学しに来てくれるとは思っていなくて。『あれ？もしかして今の長尾さん？』と思って廊下に出たら長尾さんが待っていらして。そんなことがありました」と共演シーンはなかったものの撮影現場で交流したことを明かした。

◆高橋一生主演「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」

相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。

2020年末より実写ドラマ化され、「実写化の理想系」「完成度が高すぎる」などそのクオリティを多くの原作ファンが絶賛。さらに、一話完結型の構造が功を奏し、人気は原作ファンに留まらずドラマファンにも大きな反響を呼んだ、その制作チームが今度はフランスと日本を股にかけ、劇場長編映画に挑む。それは美の殿堂、フランスのルーヴル美術館を舞台に展開される、荒木初となるフルカラーの読切で描かれた人気エピソードにして岸辺露伴最大の事件。最高潮の芸術とエンターテインメントが融合した極上サスペンスである。

またこの日は、イベントには欠席となった木村文乃からビデオメッセージが届く場面もあった。（modelpress編集部）

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