【モデルプレス＝2023/04/14】人気カードゲーム「ポケモンカードゲーム スカーレット＆バイオレット」シリーズの新商品となる拡張パック「スノーハザード」と「クレイバースト」が14日に発売された。新商品を求め大手家電量販店や小売店に行列ができるなど大きな話題を呼び、転売行為も横行。芸能界から警告の声が上がっている。

◆ポケモンカードに客殺到

世代問わず人気のポケモンカードだが、レアカードの人気がここ数年で上昇。さらに今回の新商品には、同最新作に登場する人気キャラクター「ナンジャモ」のレアカードが封入されていることもあり、全国各地で数百人規模の行列ができる事態となった。

ポケモンカードゲーム公式サイトでは、ポケモンカードゲームの商品全般が現在品薄であると発表し「お買い求めいただけなかったお客様にはご不便をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「お客様のお手元へご希望の商品をお届けすることを最優先に考え、生産体制の継続強化、並びに不足商品の再生産と出荷を進めてまいります」と伝えている。

なお、同日に発売されたポケモンセンターオリジナル商品に関して、早期に完売となった場合は受注生産を検討していることも発表されている。

◆“ポケモン好き”松丸亮吾、転売に警鐘

販売開始後は各地から品切れ・入手困難の報告が挙がったこともあり、ネット上では数十万円で転売されるカードが続出。Twitterでは「ポケモンカードゲーム」の関連用語と並び、「転売ヤー」がトレンド入りすることとなった。

ポケモン好きで知られるタレントの松丸亮吾は、同日自身の公式Twitterを更新し「【ポケカ転売撲滅】ポケカ転売ヤーを撲滅させるために、絶対に転売品を買わない方がいい理由まとめました」と投稿。図とともに「ポケカの箱は非正規出品者から買うと絶対に損」の理由を説明し、「正規の値段以上なのにレアが抜かれてる可能性が高い」と訴えた。

続けて「自分の持つ影響力を使ってできることは何だろうと考えた結果、この腹立たしいカラクリを多くの人に知らせて転売ヤーが売れなくなることが大事かなと思いました」と発信に至った心境を述べ、「ポケカの転売ヤーは滅べ」と改めて警告している。（modelpress編集部）

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