Hey! Say! JUMP中島裕翔「HOPE」“泣けるリアリティ”が共感を呼ぶ 「本当に強い人」は誰だ?<第2話レビュー>


【中島裕翔/モデルプレス=7月24日】Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』の第2話が、24日よる9時30分より放送される。同作は、囲碁のプロ棋士の夢に挫折した主人公・一ノ瀬歩(中島)が、満足な社会経験も学歴も無い中、組織の一員として認めてもらえるようひたむきに仕事に向き合う姿を描いたヒューマンドラマ。母のつてで、総合商社・与一物産のインターンとして研修を受けることになった一ノ瀬の姿が描かれた第1話。第2話では、インターンの運命を決めるプレゼン試験がついに実施される。

「HOPE~期待ゼロの新入社員~」第2話より(C)フジテレビ
「HOPE~期待ゼロの新入社員~」第2話より(C)フジテレビ
◆“サラリーマンのバイブル”をリメイク

同作は、“サラリーマンのバイブル”と称される同名WEBコミックをドラマ化した韓国ドラマ『ミセン-未生-』のリメイク。日本の会社構造、社会背景に合わせ、“日本の感覚”に合わせてアレンジされている。

共演は、一ノ瀬が配属された営業3課課長・織田勇仁役の遠藤憲一、同じく3課の主任・安芸公介役の山内圭哉、そしてインターンの同期である香月あかね役の山本美月、プライドが高く上昇志向が強いエリート・桐明真司役の瀬戸康史、お調子もの・人見将吾役の桐山照史(ジャニーズWEST)ら。

第1話、突然商社で働くことになった一ノ瀬。書類のコピーも電話対応も出来ず、上司からは邪魔者扱いされ、同期からは嫌がらせを受ける。そんな中でも、「努力が足りなかった」と誰のせいにもしない一ノ瀬は、自分に出来ることをひとつずつこなしていった。

◆第2話あらすじ 運命のプレゼン

第2話、一ノ瀬は織田の同級生、大手スーパーチェーンの社長・宮脇和久(温水洋一)との商談に同席することになる。商談は順風満帆に進むだろうと明言する織田だったが、同級生同士の仕事というのは、それはそれで難しいもの。それを知らない一ノ瀬は、織田に軽い気持ちである言葉をかけてしまう。同級生同士で商談を進めることの難しさを知ったとき、その言葉に後悔することになり…。

一方で、1ヶ月に及ぶインターンシップ最終日、運命のプレゼンの日は刻一刻と近づいていた。「一ノ瀬と組めば自分だけ目立つことができる」――そんな理由でプレゼンのパートナーとして、数名から誘いを受けていた一ノ瀬は、最終的に人見を選ぶ。

プレゼンのテーマを決めると、人見は資料作りを一ノ瀬に一任。持ち前の実直な性格で、仕事の合間にひたむきに資料作りに励むが、プレゼン試験の前日に、人見の一言から2人は衝突してしまう。

最悪の状態で迎えた本番当日、プレゼンでトラブルが発生。このままでは、2人とも落ちてしまう…そのとき一ノ瀬は?そして、プレゼンの結果は?

◆中島裕翔が体現“応援したくなる主人公” 泣けるリアリティが共感を呼ぶ

第2話の見どころは、大きく2つ。まずは、物語の山場のひとつでもあるプレゼン。自然な演技に定評のある中島は、“応援したくなる主人公”を好演しており、一ノ瀬の成長を自分と重ねて明日への勇気をもらう人、「頑張れ」と見守る人が続出するはず。

初めての社会人生活で壁にぶつかりながらもがむしゃらにもがく一ノ瀬だが、本当の始まりは受かってから。優秀なほかのインターンたちにどう立ち向かっていくのか。ひたむきな姿こそ、このドラマの魅力になる。

そして、もう1つは、課長・織田の“リアリティ”。「仕事とプライベートは別」と言わんばかりの展開は、演じる遠藤の哀愁たっぷりな演技と相まって涙を誘う。その姿から「本当に強い人」が誰かということを学ぶ一ノ瀬。そこには、頑張る全ての人に向けたメッセージが込められている。

働くとは?仲間とは?思い描く理想と全てが上手くわけではない現実。第1話終了後から、すでに「泣けた」「共感した」という反響が寄せられた同作。日々の生活に悩んでいる人の共感を呼ぶ成長物語は、第2話以降、より多くの人の心を掴んでいきそうだ。(modelpress編集部)

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