個性至上主義の新生ガールズグループ“FAKY”が話題


【モデルプレス】先日、あるガールズグループがその活動の烽火を上げた。その名もFAKY(フェイキー)。

個性至上主義の新生ガールズグループ“FAKY”が話題【モデルプレス】
個性至上主義の新生ガールズグループ“FAKY”が話題【モデルプレス】
ガールズ・グループという古典的なフォーマットを踏襲するアーティストは、いくつかのタイプに分かれる。まずは、グループとはいえ明らかにひとりスターがいて、主役と脇役が分かれているタイプ。逆に全員がほぼ同列で、お揃いのコスチュームに身を包んだりして統一感を醸す、アジアに多いタイプ。かと思えば、対等な関係にある個性バラバラなメンバーが、絶妙にひとつのアイデンティティを構築しているタイプもいる。例えばスパイス・ガールズを筆頭に最近ではリトル・ミックスまで、英国には特にこの手のグループが多い。

ここに東京から現れたニューフェイス・FAKYも間違いなく最後のタイプに該当する、個性至上主義のガールズ・グループ。そのラインナップは昨年を通じてゆっくりと固まり、海外生活が長いリーダー格のAnna、ヴォーカル面でグループを引っ張るLil’Fang(リルファング)、天然キャラのムードメイカーMikakoの3人に加え、残るミッシング・ピースはカルフォルニアにいた最年少15歳のAkina。今年初めに母の故郷である日本にやって来て、着いたその日に3人と対面。意気投合して自然にケミストリーを見出すまでに時間はかからず、以来グループ活動スタートに向けて着々と準備を進めていた。

◆何もかも見事なまでに違うFAKYとは

4人で初ライブにも出演したFAKY
4人で初ライブにも出演したFAKY
そんな4人は、背伸びをするのでもなく何かを演じるのでもなく、とことん自然体を貫き、生い立ち、パーソナリティ、音楽の好み、ヴィジュアル・イメージ、何もかも見事なまでに違う。同じグループに属しているのが不思議なくらいに。本人たちも、数多くのガールズ・グループと自分たちを差別化する重要なカギは、まさしく“個性”だと認識しており、Mikakoは「個性では誰にも負けません。誰ひとりかぶる子がいないから、これからどんどん人前に出て、全く違う4人がひとつになった瞬間にどんな化学反応が起きるんだろうって思うと、ちょっと楽しみです!」と胸を弾ませ、Lil’Fangは「ひとりひとり異なるってことが、私たちの強みだと思う。お互いへのリスペクトがある中で、それぞれに違うことをやれていて、音楽を作る時はひとつになる」と自身のグループを紹介した。

ありのままの自分たちを表現することで“フェイク”を名乗っていながら実はとことん“リアル”だという、遊び心あふれるグループ名のアイロニーに人々が気付くのは、時間の問題と言えそう。そして今回彼女たちはCDという従来の概念に乗っ取らない “カタチ”でその音楽活動の幕を開けた。新曲「Afterglow」、「You」、「Candy」の3曲を定額制音楽配信サービス限定でスタートさせた。

叙情的なサビが耳に残るミドルナンバー「Afterglow」。アグレッシブなトラックが印象的な「You」。R&Bを基調とした躍動感あふれるキャッチーなダンス曲「Candy」。いずれの曲もホンモノ志向のサウンドに思わず耳を傾けてしまう世界基準のクリエイティブ。言葉では表現できないが、直観で“今後を期待せずにはいられない”と感じる人は多いはず。

◆初ライブに出演

そんなFAKYは先日、shibuya duo MUSIC EXCHANGEで行われた「UTALABO presents HALLOWEEN PARTY」において4人で初となるライブに出演。当日は新曲「Candy」、「Afterglow」の初披露を含む約20分のセットリストと類まれなる歌唱力をはじめとしたその高いパフォーマンススキルで会場に居合わせたリスナーに大きなインパクトを残し話題となった。

海外を含めたアンテナ感度の高いリスナーには早くも注目され始めているFAKY。今後、新しいミュージックビデオの公開やさらなるライブ出演が予定されている。(modelpress編集部)

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