NCT 127中本悠太、初ドラマで感じた難しさ語る「僕と競い合うぐらい」“ドジ”なメンバーは?<「クールドジ男子」インタビュー>


【モデルプレス=2023/03/24】NCT 127(エヌシーティーイチニナナ)の中本悠太(なかもと・ゆうた/27)がテレビ東京系にて4月14日からスタートするドラマ25「クールドジ男子」(毎週金曜深夜24時52分~)に一倉颯役としてドラマ初出演にして初主演する。アーティストとして世界中のファンを魅了する中、俳優としての活躍も止めない中本に、モデルプレスはインタビューを実施。ドラマに出演することの思いからメンバーからのエール、さらには自身の“ドジ”エピソードまでたっぷり話してもらった。<インタビュー>

モデルプレスのインタビューに応じた中本悠太(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた中本悠太(C)モデルプレス
◆中本悠太ら主演「クールドジ男子」

桜田通、中本悠太、川西拓実、藤岡真威人(C)那多ここね/SQUARE ENIX・ドラマ「クールドジ男子」製作委員会
桜田通、中本悠太、川西拓実、藤岡真威人(C)那多ここね/SQUARE ENIX・ドラマ「クールドジ男子」製作委員会
原作は「ガンガンpixiv」で連載中の那多ここねによる同名漫画で、シリーズ累計80万部を突破。2022年10月からテレビ東京にてアニメ化もされた話題作。職業も年齢もバラバラな4人のクールなイケメンたち、そんな彼らの共通点は「全員ドジ」。そんな“ドジ”さえも”クール”にキメてしまう「クールドジ男子」たちが、ドジをきっかけに運命の出会いを果たし、等身大のイマドキ男子としての悩みを抱えながら、ときにはお互いを支え合い少しずつ友情を育くんでいく、 “愛され男子たち”の日常をハートフルに描く。

中本は、“羞恥心アリ反省タイプ”の颯役。2022年には映画「HiGH&LOW THE WORST X」で俳優デビューを飾り“最強の男”須嵜亮として話題を集めたが、今回は真逆とも言える“ドジな大学生”という役どころでドラマ初出演・初主演を果たす。

中本のほか、“強がりストイックタイプ”の二見瞬役で藤岡真威人、“無自覚無痛タイプ”の三間貴之役で桜田通、"受け入れ前向きタイプ"の四季蒼真役でJO1(ジェイオーワン)の川西拓実が主演を務める。

◆中本悠太、ドラマ初出演「ハイロー」とのギャップへの考え

― ドラマへの初出演にして主演を務めますが、主演として意識していることはありますか?

中本:主演と言っても、今回も「HiGH&LOW THE WORST X」でもそうでしたが、自分よりもキャリアのあるすばらしい役者さんたちがいらっしゃるのでそういった方たちに頑張ってついて行こうという意識が強いです。もちろん自分も率先して意思疎通やコミュニケーションを取ろうとしているので、その中で生まれるシナジーなどいろいろな雰囲気を作れたらと思っています。

― 「HiGH&LOW THE WORST X」とは真逆とも言える役柄ですが、初めてお話を聞いたときはどのような印象を受けましたか?

中本:もちろん嬉しかったんですけど、オーラや持っている雰囲気が僕とは少し違うと思いました。そういった部分で少し不安はあったんですが、髪の毛を切って、染めて、衣裳を着ていくと、自分が寄っていっている感覚があります。普段はピアスもしますし、ゴリゴリのファッションが多いので、また新しい自分を見つけられたというか、こういう自分も悪くないなと(笑)。今回の可愛らしいファッションにキュンとするのがわからなくもないと思いました。今日が初日だったんですけど、もっと寄せていける感覚はあるので、僕自身もすごく楽しみですし、須崎から颯になってみんなの反応が楽しみです。

◆中本悠太、演技での難しさ語る・桜田通と初対面で「すごく勉強になりました」

中本悠太/hair&make:飯干美紀(SCENT OF FIG)、高橋涼子 styling:髙橋美咲(C)モデルプレス
中本悠太/hair&make:飯干美紀(SCENT OF FIG)、高橋涼子 styling:髙橋美咲(C)モデルプレス
― 撮影開始まではどのように準備していましたか?

中本:今回一番難しかったのが、半分ぐらいは心の中で話す場面だったこと。だからこそ1人で台本を読んでいたらつい心の声を口にしてしまうんです。でも、本番では声に出さずに表情だけで作らなくてはいけない場面が多いので、今もそこは難しさを感じています。今日初めて心の声のシーンを撮って、スタッフさんが言ってくれる声に合わせて恥ずかしがる表情などを作っていくんですが、やっぱり難しいです。今は自分の声を録音して、その部分を顔で作っていく練習などもしています。

― 同世代の役者の方々と共演しますが、影響を受けたポイントはありますか?

中本:昨日初めてお会いしたんですが、やっぱり桜田さんは落ち着いていて、場馴れしている感じがありました。直接何かを教えてもらったわけではないのですが、インタビューでの対応や喋り方で「この人はこうこういう風に役作りをしているんだ」というところが見えたのですごく勉強になりました。

◆中本悠太、颯への印象

― 颯についてはどういったイメージを持っていますか?

中本:初めはすごくクールで近寄りがたいと思ったんですけど、内側ではすごくお喋りで、恥ずかしがり屋さんで、すごく不器用なんだけど真っ直ぐで嘘偽りない性格なんだと思っています。

― 颯らしさを出すために意識していることを教えてください。

中本:撮影が始まったばかりでまだそういった部分を見せるシーンはないんですけど、「クールドジ男子」の一番の魅力ポイントでもある、クールだけどドジをしちゃったときの可愛さは視聴者の方がキュンとするポイントの一つでもあると思うので、そこは監督から振り切ってやってほしいと言われました。

― 可愛らしさを出すためのモデルはいますか?

中本:颯が動物好きで、僕もすごく動物が好きなんです。自分の中でも少しはそういった面で似ているとろがあると思うので、例えば犬を見たときに癒される気持ちなどをピックアップしてそこから広げていこうと思っています。

◆中本悠太の“ドジ”な一面「時間足りますか?」

― ご自身にドジな部分はありますか?

中本:すごく抜けていて、一つのことをするともう一つのことができなくなるような性格なんです。マネージャーさんからも、「性格は違うけど悠太と似ているんじゃない?」と言われました(笑)。颯の方がどちらかというと謙虚なので、そこは僕と違います。

― ドジをしてしまったときのエピソードを教えてください。

中本:ドジエピソード(笑)!大丈夫ですか?時間足りますか(笑)?う~ん、携帯を忘れたり、AirPodsが5代目だったり…。最近だと、ワールドツアーを回っていたときに2回ほど飛行機にパスポートを置いてきてしまいました。昨日も飛行機に乗っていたときに座席を倒して寝ていたのですが、着陸前の戻さなくちゃいけないときにボタンを間違えてしまって、ずっと押しているのに戻らなかったんです。キャビンアテンダントさんには「定位置に戻してください」と言われていたんですが、5秒間ぐらい見つめ合っていました(笑)。

― クールさを感じる部分はありますか?

中本:正直、ステージに立っているときは常に“かっこいい自分”を意識しています。それは僕にしか出せないステージの色のようなものがあると思っているので、そういう自分の一面はすごく好きです。

◆中本悠太、役柄に共感する部分

― 颯は“羞恥心アリ反省タイプ”“無個性で将来に悩む大学生”ですが、共感するところはありますか?

中本:小さい頃からちょっと派手めな服装や音楽が好きだったので、無個性なことに悩んだことはないです。ただ、個性がなくても十分魅力的で、颯はそれに気づいてないだけなので「そのままでいいよ」と言ってあげたいです。

羞恥心もほとんどないんですが、ちょっとした自己嫌悪や「やっちゃった」みたいな気持ちはあるので、そこはすごく共通している部分でもあります。例えば、かっこつけたかったときにかっこつかなかったこととか…。さっきの5秒間の撮影(決め顔チャレンジ)も少し恥ずかしかったですし、今日も携帯を3~4回ぐらいどこに置いたかわからなくなってしまっていたので、そういうときは「はあ…」となりますよね。でも、基本的に羞恥心はないのでどちらかというと“強がりストイックタイプ”の瞬くんに似ているのかもしれないです。

◆中本悠太を〇〇男子に例えると?

― 中本さんご自身を〇〇男子に例えてみてください。

中本:“スーパードジ男子”です(笑)。クールも無くなって、ただのドジ男子。食事をしたときに、よくメンバーから「ここ付いているよ」とか言われるんです。自分では気付かないです(笑)。それぐらい付けちゃったり、よく服にこぼしちゃったりしますね。

◆中本悠太、NCT 127の中での“ドジ”なメンバー「僕と競い合うぐらい」

― NCT 127のメンバーでドジな方を挙げるとしたらどなたですか?

中本:なんだろう…でも、テヨンも僕と競い合うぐらいすごく物を失くします。それこそAirPodsで言うと彼は10代目とかじゃないですかね(笑)。でも、うちのチームはドジな人というよりは普通に面白い人が多いと思います。

― 面白い人と言うと?

中本:テイルさんですね。“クールぼーっと男子”(笑)。クールなのかはわからないですけど、動かないです。24時間一緒の顔をしています。

◆中本悠太がグループに還元できていると感じること

― 演技のお仕事が増えていますが、手応えは感じていますか?

中本:実はまだ感じていないです。今回は初挑戦のドラマで前回と正反対の役なので、視聴者の方々の反応や、クランクアップしたときにどう感じるのかが楽しみです。今は手応えよりもただ楽しんでやっています。

― グループ活動に還元できていると感じるときを教えてください。

中本:「HiGH&LOW THE WORST X」はありがたいことに、インドネシアでも上映されていましたし、サイン会ではいろいろな国の方々が「映画で知りました」と言ってくれたので、そういう話を直接聞いたときは「チームに還元できているな」と感じます。映画をきっかけに好きになってくれたのはすごく嬉しかったです。

◆中本悠太、メンバーからのエール明かす

― メンバーの方からは演技のお仕事へどういった反応をもらいますか?

中本:すごく喜んでくれているのでとても嬉しいです。1人でのお仕事が増えることはすごくありがたいんですけど、やっぱりチームでずっとやってきたので、メンバーが背中を押してくれるというか「頑張ってきてね」「めっちゃ良いじゃん」と応援してくれるのがすごく嬉しくて、「頑張ってくるわ!」みたいな感じです。

― ファンの方からの反響はいかがですか?

中本:良いと言ってくれる声が多いです。今回の役は「そのまんまじゃん」と言う人もいるだろうし「いつもの中本悠太とは違う」と言ってくれる人もいると思います。僕たちNCT 127では結構ヒップホップで強めのサウンドの曲が多いので、こういうほのぼのしたテーマや音楽で表現することを楽しんでくれたら嬉しいです。

◆中本悠太「ファンのみなさんのために」2023年の目標

― では最後に、アーティスト、俳優としての今後の目標を教えてください。

中本:音楽は新しいことをやってみたいです。ジャンルもそうですし、スタイルもそうですし、2023年は自分でアクションを起こしたいです。もちろん役者さんのお仕事もこれから続けていこうと思っていて、今は韓国からリモートで日本語の演技の授業を受けているので、そこの2つは頑張っていきたいと思います。

あとは、趣味もお仕事になる時代だと思うので、趣味を作ってそういった部分でもSNSを頑張っていきたいです。やっぱりカムバック期間が空いちゃうと、なかなか自分が今何をしているかが見せられない期間ができてしまうんですよね。チームの活動がないから空けるのが嫌だな、と思い始めたので、自分の作った曲をInstagramに上げてみるとか、カバー曲を出してみるとか、ファンのみなさんのために何をしているか伝わるようにしていきたいです。2023年はとにかく、突っ走りたいと思っています!

― ありがとうございました。

◆インタビューこぼれ話

<取材日はバレンタインデー当日。メンバーのジェヒョン(2月14日生まれ)さんの誕生日はお祝いしましたか?>

そうか。ジェヒョンが誕生日か…。ジェヒョンには(メッセージ)送ってないですね(笑)。14日に嫉妬して送ってないです。14日に生まれて、みんなからバレンタインチョコももらうし、「誕生日おめでとう」も言われるじゃないですか?…というのは嘘なんですが(笑)。でも「誕生日おめでとう」と日本に来る前に言いましたよ。

<NCT 127には2月が誕生日のメンバーが多数。すでにお祝いした方はいますか?>

ジャニー(2月9日生まれ)はすごくジェントルマンで、多分唯一毎年欠かさずにメンバーの誕生日プレゼントを渡してくれるんです。ジャニーは毎年祝ってくれているのでちょっと良いワインをプレゼントしました。

◆インタビュー後記

インタビュー中にはスタッフから言い間違いを直される場面もあり、まさに“クールドジ男子”な一面を発揮。また、撮影で「バレンタインだから」とロゴボードを前に差し出すサービス精神旺盛な一面も。日韓活動で多忙な中も疲れている様子は全く見せず、ハキハキと記者からの質問に答える姿が印象的だった。(modelpress編集部)

◆「クールドジ男子」第1話あらすじ

一倉颯(中本悠太)は、無個性で将来に悩む大学生。自身がドジであることを自覚し、ドジをやらかしてはクールを装っているが恥ずかしさで悶絶している「羞恥心あり反省タイプ」。そんな颯はある日コンビニで…。

二見瞬(藤岡真威人)は、スポーツ万能なイケメン高校生。努力家で負けず嫌いな性格で少し抜けたところがあるが、絶対に自分をドジと認めない「強がりストイックタイプ」である。高校生活最後の球技大会でも大活躍の反面、ドジをしてはごまかしていた…。

◆中本悠太プロフィール

「バレンタインだから」とロゴボードを前に差し出すポーズを決める中本悠太(C)モデルプレス
「バレンタインだから」とロゴボードを前に差し出すポーズを決める中本悠太(C)モデルプレス
1995年10月26日生まれ、大阪府出身。名だたるアーティストが名を連ねる韓国の芸能事務所 SM Entertainmentから2016年7月にNCT 127のメンバーとしてデビュー。同事務所では“日本人として初めて”のデビューメンバーへの抜擢となった。NCT 127として2023年1月に、17都市を巡ったワールドツアー「NCT 127 2ND TOUR 'NEO CITY:JAPAN - THE LINK」を完走。現在、冠ラジオ番組「NCT 127 ユウタのYUTA at Home」(InterFM897毎週木曜よる21時~/他JFN各局)が放送中。

【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加