森且行、“仲間たちの応援”糧にレース復帰へ 壮絶な2年に迫る


【モデルプレス=2023/02/17】オートレーサーの森且行選手が、19日放送のMBS/TBS系「情熱大陸」(よる11時~)に出演。落車事故からの壮絶な2年間に迫った。

森且行(C)MBS
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◆森且行、日本一直後の悲劇

森且行(C)MBS
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自ら描いた夢の地図は、必ず実現する。諦めず、ゼロからの挑戦をためらわず。それが森の信条だ。SMAP脱退時に誓った“オートレース日本一”。森はアイドルから転身後24年目にしてその夢を果たした。

しかし、悲劇が起きたのはその直後だった。レース中の落車事故で、多発肋骨骨折・肺挫傷・肺血胸・骨盤骨折・腰椎破裂骨折の重傷を負ってしまったのだ。医師が「折れた骨が5ミリずれて血管を突き破っていたら1時間以内には死んでいたかもしれない」と言うほど、命が危ぶまれる深刻な事態だった。間近で見守ってきた兄も、一時は覚悟を決めた。「神経の損傷で一生歩くことさえできないかもしれない」そして「一生車椅子生活になるかもしれない」と。だが森は、諦めなかった。大量のボルトを埋め込んだ体は、歩けるようになっただけでも“奇跡”だ。

◆森且行、オートレーサー復帰を誓う

そして森の視線はさらに先にあった。「もう一度、オートレーサーに復帰する」。死ぬ一歩手前の大けがをしてなお、最高時速150キロの勝負の世界へ戻ると誓った。

50歳目前、両足に麻痺が残りながらアスリートの第一線へ復帰を目指すことなど、常識では考えられないこと。心が折れそうになりながら取り組んだ壮絶なリハビリ。久しぶりに跨ったバイクを思うように操れない苛立ち。再起を諦めないのは、あの仲間たちの応援があるから。マイナスから立ち上がっていく森の2年間を見つめた。(modelpress編集部)

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