浅田真央、名女優の言葉が心の支えに「たくさん悩んでいいんだなと思いました」


【モデルプレス=2023/01/04】プロフィギュアスケーターの浅田真央が3日放送のNHK総合「浅田真央 私を超える」(よる10時30分〜)に出演。現在の心の支えとなっている言葉を明かした。

浅田真央(C)モデルプレス
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◆浅田真央、背中を押してくれた吉永小百合の言葉

浅田真央(C)モデルプレス
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同番組は浅田のアイスショー「BEYOND」の舞台裏に1年に渡って密着したドキュメンタリー。浅田がキャストの選出から総合演出まですべて手掛け、本番を迎える様子が放映された。

実は現役引退後、浅田は自身が進むべき道に悩みもあったという。しかし昨年5月に女優の吉永小百合と対談した際「今も自分の演技に満足すること無く映画俳優の道を歩んでいます」という日本映画界屈指の名女優の言葉に、心を打たれたという浅田。「私もたくさん悩んでいいんだなと思いました。あの吉永さんでさえ、まだ学びがあるとおっしゃっていたので、私もまだまだ学んでいけるといいなと思いました」と当時の心境を明かした。

◆アイスショー「無理かもという思いもあった」

浅田真央(C)モデルプレス
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その後、表現力を身につけるために子供の頃苦手だったバレエのレッスンを受けるなど積極的に学び、初座長としてアイスショー「BEYOND」に挑戦することとなった浅田。本番に向け学びと挑戦の日々を過ごしている中、新型コロナウイルスに感染したという。「39度(の熱)が4日続いて」という状況から、回復後も「体力が確実に落ちている」という状況に陥ったと明かした。

さらにキャスト間での意見の食い違いなどもあり「自分が対応できなくて1人で抱え込んでずっとその状態が続きまして…私の気持ちの部分でも中では一度無理かもという思いがあったり」「悩んだり落ち込んだりした」と、延期だけでなく、アイスショーの開催自体が危ぶまれる時期もあったと打ち明けた。

◆浅田真央「やり残したことはない」

浅田真央(C)モデルプレス
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しかし、最終的には「このショーに出たいと言ってくれたメンバーのみんながいましたし、私はスケート人生まだまだこれで終わるわけにはいかないと思いましたし、終わりたくないと思ったので、もう一度やるという決断になりました」と、無事開催することに。かけがえのない支えであるメンバーとともに、そして吉永とのやりとりで新たにもらった「今日をしっかり生きること。それが明日につながる」という言葉に背中を押される形で練習を重ねた。

そして迎えた本番では、見事に美しいアイスショーで観客を魅了した浅田。バックステージで「最高です、みんな最高!できることはすべてやりました。やり残したことはないです」と晴れやかな笑顔を見せていた。(modelpress編集部)

情報:NHK


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