浅田真央、現役時代の苦悩告白 ソチ五輪は「一番心が痛かった」


【モデルプレス=2023/01/04】プロフィギュアスケーターの浅田真央が3日放送のNHK総合「浅田真央 私を超える」(よる10時30分〜)に出演。現役時代の苦悩を語った。

浅田真央(C)モデルプレス
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◆浅田真央、現役時代は「ルールに縛られたスケート」

浅田真央(C)モデルプレス
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同番組は浅田のアイスショー「BEYOND」の舞台裏に1年に渡って密着したドキュメンタリー。浅田がキャストの選出から総合演出まですべて手掛け、本番を迎える様子が放映された。

現役時代と現在のスケートの違いを尋ねられると、現役時代は「ルールがあって、やらなければいけないことがあって、ルールに縛られたスケートだった」と告白。一方でアイスショーをプロデュースしている現在のスケートは「滑りたいものだったり表現したいものだったり、衣装も照明もいろんなものが自由になったので、自分自身への挑戦だけでなくお客様にどう楽しんでもらえるか」と変化を語った。

◆浅田真央、今は「心からフィギュアスケートを愛して楽しんで滑っている」

浅田真央(C)モデルプレス
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現役時代と変わらずスケートリンクで毎日を過ごしているという浅田。「やっぱり自分にはフィギュアスケートが合っていると思う」と率直な思いを打ち明けた。

その後、引退後にできなくなったことを問われると「トリプルアクセル」と即答。トリプルアクセルは浅田の代表的なジャンプとして知られるが「あのジャンプは難しいです。今やってくださいって言われても無理」と笑顔ながらきっぱりと語った。

一方できるようになったこととしては「心からフィギュアスケートを愛して楽しんで滑るようになったこと」と嬉しそうにつぶやいた。

◆ソチ五輪の孤独と苦悩

浅田真央(C)モデルプレス
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また、2014年のソチ冬季五輪でのショートプログラムで、トリプルアクセルを含む全てのジャンプに失敗し16位という結果になってしまった際のことを振り返り「私のあの精神状態は、現役時代の中で一番心が痛かったです」と当時の苦悩を振り返る場面も。

しかしアイスショー「BEYOND」を、見事に成功させた現在「選手のときは目標に向かって自分1人で、自分でプッシュしてた。今は近くに一緒に頑張ってる仲間がいるので、自然にパワーが出てくる」と仲間の存在が支えになっていることを口に。

その上で「挑戦し続ける人でいたい。挑戦していてすごく楽しいですし、前へ進むパワーになるし、どんなことも挑戦という気持ちを忘れずにこれからも進んでいきたい」と力強く語っていた。(modelpress編集部)

情報:NHK


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