【梅雨太り・ダイエット／モデルプレス】最近顔や足がむくんで辛い、体がだるい、体が冷えるなど問題を抱えていませんか？このような症状は「梅雨だる」と呼ばれています。その中でも、太り方が顕著にあらわれている場合、「梅雨太り」を引き起こしているのかもしれません。そこで今回は梅雨太りの正体と対策方法をご紹介します。

♥「梅雨だる」とは

そもそも「梅雨だる」とは梅雨の時期に特に女性に起こりやすい症状のこと。むくみが酷い、なんとなく体がだるい、といった症状が起こり、女性の半分以上がこの症状に悩まされているのだそう。

気圧が低い梅雨の時期になると、酸素濃度が低くなるため体は活動を最小限に抑えようとします。そのため副交感神経が優位に働き、だるさを引き起こしてしまうのです。

梅雨だるが酷い人だと、やる気がでない、偏頭痛で悩むことも。雨が降ると体調が悪くなりやすくなるのはそのような理由があるからなんですね。

♥湿気で「梅雨太り」になりやすくなる

だるさを引き起こすだけでなく、太りやすくなるのも梅雨のせいです。

雨で湿度が高くなると、汗が皮膚表面から蒸発しにくくなり、体表に水分を溜め込みます。つまり梅雨太りの正体は「むくみ」。

むくみは女性に起こりやすい症状ではありますが、梅雨による低気圧でさらに辛く感じるようになります。

♥運動量の低下で太りやすくなる

梅雨太りの原因は他にもあります。まず挙げられるのが運動量の低下。

雨が降ると歩けたり自転車で行けたりする距離でも、車やバスを使ったり、あるいは先延ばしにすることがありますよね。

雨が降ると何気ない運動が出来なくなり、全体として運動量が減ってしまうのです。体を動かすことで筋肉が収縮し、老廃物を流すことができますが、運動が減ってしまうとその機会がなくなってしまいます。

♥雨のせいで汗の蒸発が上手くいかない

また、人は汗により体温調整を行います。汗をかいているつもりがなくても、1日に1リットルは排出しているのだとか。

しかし、雨による湿気のせいで発汗が抑制され、本来排出されるはずだった水分が排出できず、むくみに繋がってしまうのです。

♥ライフスタイルの変化

また、春から夏の季節の境目に梅雨があることから、季節の変化に対応が追いついていないことも挙げられます。

暑いからと、ジメジメしているからと冷たい食べ物や薄着をして体を冷やしていませんか？体を冷やすと代謝が下がり、太りやすくなるので注意が必要ですよ。

♥梅雨太りの対策方法

梅雨太りの対策方法として1、食生活の見直し 2、体を動かす 3、血行促進が挙げられます。しっかり対策をして梅雨太りを解消していきましょう。

1、食生活の見直し

梅雨太りを解消するために、まずは食生活を見直していきましょう。むくみは塩分や糖質が多い食事になると体はどんどん水分を取り込むようになるため、濃い味付けのものを食べるのは控えるようにしましょう。

また、利尿作用を促す効果があるものを摂取するのも◎。アーモンド、アボカド、バナナといったカリウムが多く含まれているものや、緑茶・コーヒーなどカフェインが含まれているものを積極的に摂取してむくみを解消してくださいね。

2、体を動かす

「雨だから運動をやらない」のではなく、雨だからこそ出来る運動を行うことで筋肉を上手く動かすことができ、梅雨太りを解消することができますよ。

オススメはストレッチ。深く呼吸を行いながらゆっくりと筋肉を伸ばしてくださいね。ヨガやピラティスを取り入れるのも◎。筋肉を意識して動かすことで体幹を鍛えることができますよ。

面倒な場合は部屋をキレイに整理するのもオススメ。部屋がスッキリするだけでなく、自分の心もスッキリさせることが出来ますね。

3、血行促進

むくみを解消させためには体を温め、血液の流れをスムーズにさせることが重要です。

体を内側から温めるために効果的なのが「入浴」。湯船にゆったり浸かり体をほぐすようにしていきましょう。

また、マッサージでむくみを解消するのも効果的。足先から足の付根に、手首から脇の下にと外側から内側に向かってマッサージをしていきましょう。

オイルやボディクリームを使っていくことで肌を滑らかに整えることができますよ。

いかがでしたか？

今回は湿気が原因で起こる「梅雨太り」をご紹介しました。

むくみをそのままにしてしまうと、脂肪に変化しやすくなるので早めに対策することが重要です。

ぜひ参考にして梅雨太り知らずの体を作ってくださいね。（modelpress編集部）